01_M1897
(画像はwikipediaより転載)

 

要約

 M1897はジョン・ブローニングが設計、ウィンチェスター社が発売したポンプアクション方式のショットガンである。M1893をベースにしており、装弾数は5発で口径は12ゲージで無煙火薬用にフレームが強化されている。ハンマー露出式でスラムファイアが可能であり第一次世界大戦の塹壕戦で活躍した。民間その他で現在でも使用されている。この銃で最も重要なことはこのショットガンは管理人が一番好きなショットガンであることである。

 

ウインチェスターM1897ショットガン

 

 

性能

全長 1,000mm
重量 3,600g
口径 12ゲージ
使用弾薬 12ゲージ弾
装弾数 5発
完成 1897年(M1893は1893年)
設計・開発 ジョン・ブローニング / ウィンチェスター社

 

概要

 米国ウインチェスター社製ショットガンで有名な銃器設計者であるジョン・ブローニングによって設計された。全長1,000mm(20インチモデル)、重量3.6kg、装弾数5発(または6発)+1発で主に口径は12ゲージと16ゲージの2種類であり、さらに多くのバリエーションが存在する。このM1897は、同じくジョン・ブローニングが設計したM1893を改良したもので、主な改良点は、無煙火薬用にフレームを強化したこと、薬莢を側面から排莢することが出来るようになったこと、安全装置としてスライドロック機能が追加されたこと等が挙げられる。

 レバーアクションライフルM1873で一世を風靡したウィンチェスター社、当初はショットガンでもレバーアクションに拘わりM1887のような風変り(?)なショットガンも開発したが、M1897は現在では一般的なポンプアクションのショットガンである。さらに外観の特徴としてはハンマー露出式であることが挙げられる。

 1897年に発売、当初は銃身とレシーバーは固定されていたが、1898年10月から銃身分離式モデルに変更。1899年から生産開始、1900年2月に発表された16ゲージモデルは当初から銃身分離式であった。バリエーションは主に8種類で特に軍用散弾銃として銃身に放熱板、着剣装置が装備されたトレンチガンが有名である。1897年7月(11月とも)から生産が開始、1957年9月まで製造された。M1893の改良型であるためシリアルナンバーはM1893の続きである34,150から始まり1,024,701で終わっている。生産数1,024,701丁。1912年には後継モデルのM1912が発売されており、どちらもスラムファイアが可能である。発売から120年以上経過している銃であるが、現在でも使用されている。

 

 

トイガン

 

 モデルガンではMGCが1975年に金属製モデルを発売している。実物同様のメカニズムであるが安全面からチャンバーレス構造となっている。エアガンではタナカワークスが1993年に蓄圧式のガスガンを発売、その後モデルガンでも発売している。

 

 

あくまで個人の感想です

 実は私(管理人)が一番好きなショットガンはこのM1897である。どこらへんが好きなのかというとまずはショットガンでありながらハンマー露出式であること、そして他のショットガンに比べてシルエットが細いのだ。細くてスマートであるがハンマーが露出しておりさらには軍用モデルでは銃身に放熱板、着剣装置が付いており意外とゴツいのだ。

 細くてスマートでありながらゴツいというアンバランスさ、逆に言えばどちらの特徴も兼ね備えているのがたまらない。スマートな美しさの中に軍用品としてのメカニカルな部分も併せ持つ非常に美しい外観であると思う。という管理人個人の感想でした。

 

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