20180823一等輸送艦製作01

 

 艦船模型作りが面白くて止められなくなってしまった。模型は塗装は時間がかかるし組み立てるのも最近のものは時間がかかる。しかし手間暇かけた模型が製作終盤でどんどん形になっていくのは何とも言えない楽しみがある。特に艦船模型は同スケールで並べるとこれはこれで観ているだけで楽しくなる。

 

第一号輸送艦

 

01_第十六号輸送艦
(以下画像はwikipediaより転載)

 

 一等輸送艦とは制式名称第一号型輸送艦である。分類上「一等輸送艦」に分類されているが他に一等輸送艦が存在しないため単に一等輸送艦と呼ばれることがある。1番艦が竣工したのが1944年で排水量1,500トン、全長96m、全幅10m、最高速度22ノットの駆逐艦クラスの小型艦艇である。

 短期間で大量に建造するためにブロック工法、電気溶接が採用され終戦までに21隻が建造されたが損害も多く、終戦までの約1年間に16隻が撃沈されており生き残ったのはわずか5隻である。

 

第一号輸送艦

 

20180823一等輸送艦製作02

 

 今回買ったのはタミヤの「日本海軍 1等・2等輸送艦」だ。どうしてもこれが作りたかったという訳ではないが、先日新宿のヨドバシカメラに行って次に作るものを物色していた時に何となく欲しくなったので買ってしまった。

 帰宅後、とりあえず箱を開けてみる。プラモデルの箱を開ける時の気持ちは小学生の頃と変わらない。何でだろう。。。今回はさすがに簡単に作れそうだ。早く作りたいけど、塗装用の海軍色はAmazonで別注文したのでまだ作れないんだなー。今後も艦船模型作りは止まりそうもないので呉、佐世保、舞鶴の海軍工廠グレイをまとめて買ってしまった。ちょっと幸せな気分。

 

20180823一等輸送艦製作03

 

 事前に塗装してはいけないところにマスキングを貼って届くのを待つ。何か全てが楽しい。待ちきれないという気持ちも模型を作り始めたおかげで感じることができる。

 

20180823一等輸送艦製作04

 

 スプレーが届いたので塗装開始。画像だと全く分からないけど上が一等輸送艦で塗装は呉海軍色にした。一等輸送艦は呉で製造されたものが多いのだ。因みに今回の記事では触れないが(まだ作っていない)下が二等輸送艦。これは佐世保で起工されたものがあるので佐世保海軍色にした。画像だと違いが全然分からないね。

 

20180823一等輸送艦製作05

 

 スプレー塗装が完了したものにさらに細かく塗装していく。甲標的は説明書の指示ではグレーとなっているが実物は黒だったはずなので黒に変更。分かりにくいけどカッター(ボート)類はライトグレーで塗装して違いを出している。これは説明書の指示通りだ。こういう微妙な違いが完成すると良い感じになるんだよなぁ。。。

 

20180823一等輸送艦製作06

 

 パーツ数が少ないので汚し塗装を丹念にやらないと薄っぺらい感じになりそうなので汚す。画像を見てもらえば分かるようにちょっとやり過ぎた。落とすの大変だったのだ。 こういった失敗も経験値となるのだ。今後の模型作りに活かそう。次からはもっと早く模型が作っれるようになるのだ。ふふふ。

 

20180823一等輸送艦製作08

 

 汚し終わり。何で新品を汚さなければならないのかという妙な疑問も出てきたが完成すると全然リアリティが違うのだ。

 

20180823一等輸送艦製作09

 

 パーツの組み立てを始める。さすがにパーツ数が少ない。これは作り易くていい。艦橋もいい感じになった。

 

20180823一等輸送艦製作10

 

 主要パーツを取り付けた状態。艦船模型は艦橋を艦体に付ける時が一番テンションがあがる。輸送艦でもやはりマストやクレーン等の取付は結構面倒だった。これは艦船模型の宿命だろうか。

 

20180823一等輸送艦製作12

 

 ということで残りのパーツも取付完成。後部には何を乗せようか迷ったけど甲標的2隻を乗せることにした。今回は一等輸送艦を作ってみた。塗装から完成まで素人の私でも一日で出来た。結構古い模型だったけど作っていて困るところはなかった。一等輸送艦は敵の制空権下で作戦を遂行する高速輸送艦だ。小型、軽武装の艦でありながら後甲板に載っているどす黒い甲標的の不気味さが良く出ている。

 

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