(画像はwikipediaより転載) 要約 四式重爆飛龍は小沢久之丞技師を設計主務者として三菱重工が開発した高速重爆である。初飛行は1942年12月27日で全幅22.5m、最高速度537km/h、航続距離3,800km、20mm機関砲1門、12.7mm機関砲4門に800kg爆弾1発を搭載することができる ...
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【爆撃機】『九七式重爆撃機』義烈空挺隊の乗機にもなった日本陸軍初の近代爆撃機
(画像はwikipediaより転載) 要約 九七式重爆は三菱重工業によって開発された陸軍初の近代的重爆撃機である。初飛行は1937年で全幅22.5m、最高速度478km/hで航続距離は2,700km、12.7mm機関砲1門、7.7mm機銃5挺、1,000kgの爆弾を搭載できる。中島、三菱の競作であり、 ...
【爆撃機】『百式重爆撃機 呑龍』名機の板挟みとなった戦闘機不要爆撃機
(画像はwikipediaより転載) 要約 百式重爆呑龍は小山悌技師を設計主務者として中島飛行機が開発した重爆撃機である。初飛行は1939年8月で全幅20m、最高速度492km/h、航続距離は2,000km、20mm機関砲1門、7.92mm機銃5挺、750kgの爆弾を搭載できる。戦闘機の援護を不要 ...
【戦闘機】『局地戦闘機 キ88』計画のみに終わった37mm砲装備の重武装戦闘機
(画像は飛燕甲 wikipediaより転載) 要約 キ88は土井武夫技師を設計主務者として川崎飛行機が開発した局地戦闘機である。計画のみの機体で機首に37mm機関砲を装備、ハ140エンジンを2基串型に配置したキ64のエンジンの前方エンジンを取り除き、そのスペースに37mm機 ...
【偵察機】『百式司令部偵察機』最高速度630km/hを記録した傑作戦略偵察機
(画像はwikipediaより転載) 要約 百式司令部偵察機は久保富夫技師を設計主務者として三菱重工業が開発した航空機である。世界初の戦略偵察機九七式司令部偵察機の後継機で初飛行は1939年11月、全幅14.7m、航続距離4,000km、最高速度は三型で630km/h、四型では10,000 ...
【戦闘機】『九五式戦闘機』日本陸軍最後にして最強の複葉戦闘機
(画像はwikipediaより転載) 要約 九五式戦闘機は川崎航空機が開発した戦闘機で初期の日中戦争で活躍した複葉機である。初飛行は1935年3月で全幅10m、最大速度400km/h、航続距離1,100km、7.7mm機銃を装備する。複葉機としては究極の高性能であり、最高速度は400km/h ...
【戦闘機】『試作高高度戦闘機 キ87』成層圏での戦闘を想定した中島飛行機最後の戦闘機
(画像はwikipediaより転載) 要約 キ87は小山悌技師が設計、中島飛行機が開発した高高度迎撃用の重戦闘機である。全幅13m、最大速度689km/h(計画値)、航続距離1,600kmプラス空戦30分(計画値)であった。成層圏での運用を想定した究極の戦闘機であった。1945年2月 ...
【爆撃機】『戦略偵察爆撃機 キ74』与圧キャビンと排気タービンを備えた高高度爆撃機
(画像はwikipediaより転載) 要約 キ74は立川飛行機が開発した長距離偵察爆撃機である。全幅27m、12.7mm機関砲、500kg爆弾1発を搭載することができる。初飛行は1944年5月で排気タービン過給器と与圧キャビンを装備しており、高度8,500mで570km/hの高速飛行を実現した ...
【戦闘機】『試作遠距離戦闘機 キ83』日本機最高速の双発遠距離戦闘機
(画像はwikipediaより転載) 要約 キ83は久保富夫が設計、三菱重工が開発した双発複座戦闘機である。全幅15.5m、航続距離3,500km、30mm機関砲2門、20mm機関砲2門を装備する。初飛行は1944年11月で最高速度は686km/hと高速であった。構造は極めてユニークで一見双発単 ...
【戦闘機】『試作高速戦闘機 キ64』試験飛行で690km/hを記録した川崎の意欲作
(画像はwikipediaより転載) 要約 キ64は土井武夫が設計、川崎航空機が試作した戦闘機である。全幅13.5m、初飛行は1943年12月で最高速度は690km/hを発揮した。エンジンはDB601エンジンをライセンス生産したハ40を2基連結したハ201で二重反転プロペラを備えている。外 ...
【その他航空機】『三式指揮連絡機』特種船あきつ丸に搭載された僅か30mで離陸可能な陸軍STOL機
(画像はwikipediaより転載) 要約 三式指揮連絡機は益浦幸三が設計、日本航空工業により開発された航空機である。全幅15m、最大速度178km/h、航続距離750kmで初飛行は1941年である。滑走路の整備されていない前線の不整地でも使用可能な短距離離着陸機であり、離陸距 ...
【戦闘機】『五式戦闘機』偶然高性能!空冷エンジン戦闘機「飛燕」
(画像はwikipediaより転載) 要約 五式戦闘機は土井武夫技師が設計、川崎航空機が開発した戦闘機である。初飛行は1945年2月。三式戦闘機のエンジンを液冷から空冷のハ-112Ⅱに変更した機体で全幅12m、最高速度580km/h、2,200km、20mm機関砲2門を装備する。このため ...
【戦闘機】『二式複座戦闘機 屠龍』本土防空に活躍した37mm砲装備のB-29キラー
(画像はwikipediaより転載) 要約 二式複戦屠龍は井町勇、土井武夫技師が設計、川崎航空機が開発した日本陸軍の戦闘機で初飛行は1941年5月、全幅15m、最大速度540km/h、航続距離1,500km、20mm機関砲、12.7mm機関砲各2門、7.7mm旋回銃1挺を装備する。攻撃機の長距離掩 ...
【戦闘機】『三式戦闘機 飛燕』異色の液冷エンジン装備戦闘機
(画像はwikipediaより転載) 三式戦闘機は土井武夫を設計主務者として川崎航空機が開発した戦闘機である。初飛行は1942年12月で日本では珍しい液冷エンジンを搭載している。全幅12m、自重2,630kg、最高速度590km/h、Ⅱ型改では610km/h、航続距離1,800kmで20mm機関砲2 ...
【爆撃機】『超重爆撃機 富嶽』計画で終わった世界最大最強の戦略爆撃機
(画像はコンベアB36 wikipediaより転載) 要約 超重爆撃機 富嶽とは、太平洋戦争後期に中島飛行機創業者中島知久平の独創によって計画された超大型戦略爆撃機である。これは米国でも実現不可能な計画であり、大型機の開発経験すら無い日本には不可能な計画であった ...
【実験機】『ロ式B型 高高度研究機』キ番号すら隠された日本初の与圧気密室付き「特秘」航空機
(画像は一式貨物輸送機 wikipediaより転載) 要約 ロ式B型高高度研究機は小川太一郎博士が設計、東京帝国大学航空研究所が開発した実験機である。ベースにしたのはロッキードY14でで全幅20m、自重5,157kg、最高速度は475km/h、航続距離2,200km、上昇限度は日本の技 ...
【実験機】『キ77 長距離研究機』世界最長飛行記録を達成した研究機
(画像はwikipediaより転載) 要約 キ77長距離研究機とは、朝日新聞社が東大航研に製作を依頼、のちに陸軍も加わって開発された長距離飛行を目的とした実験機であった。戦時中であったため国際機関からの公認はされていないが、総飛行距離16,435km、滞空時間57時間11 ...
【爆撃機】『襲撃機 キ93』終戦の年に20分間だけ飛翔した「陸軍製」襲撃機
(画像はキ102 wikipediaより転載) 要約 襲撃機キ93とは安藤成雄氏が設計、第一陸軍航空技術研究所で開発された襲撃機である。全長19m、自重約7,800kgという巨大な機体であった。初飛行は1945年4月8日で最高速度は624km/h、航続距離2,350kmで武装は57mm機関砲を装備 ...
【実験機】『キ78 高速研究機(研三)』日本機最高速度を発揮した実験機
(画像はwikipediaより転載) 要約 キ78高速研究機(研三)とは、陸軍が東大航研に依頼した高速実験機で製作は川崎航空機が行った。山本峰雄所員設計で東京帝国大学航空研究所が開発した。1939年に計画がスタートして初飛行は1942年12月26日。1943年12月には日本機最 ...
【偵察機】『カ号観測機』実戦参加した唯一のオートジャイロ
(画像はwikipediaより転載) 要約 カ号観測機は小原五郎技師を設計主務者として萱場製作所が開発した日本陸軍唯一のオートジャイロである。初飛行は1941年5月26日で最高速度165km/h、航続距離は360km、60kg爆弾1発を搭載できる。当初の目的は砲兵隊用の着弾観測機と ...
【爆撃機】『キ115 剣』劣悪な性能のため制式採用されなかったレシプロ特攻機
(画像はwikipediaより転載) 要約 キ115剣とは、太平洋戦争末期に青木邦弘技師を設計主務者として中島飛行機が開発した特攻専用のレシプロ機である。初飛行は1945年で最高速度は550km、航続距離は1,200kmであった。大量に余ったエンジンを有効活用するために木材や鋼 ...
【戦闘機】『ベル P-39 エアラコブラ】かつお節の異名を持つ微妙な戦闘機
(画像はwikipediaより転載) 要約 P-39エアラコブラはベル社が開発した戦闘機である。初飛行は1938年4月6日で最高速度579km/h、航続距離1,770km、武装は37mm機関砲1門、12.7mm機銃2挺、7.62mm機銃4挺を装備する。機首に37mm砲を装備するためにエンジンを胴体中央に ...
【戦闘機】『中島 九七式戦闘機』ノモンハンで活躍した軽戦闘機の頂点を極めた傑作機
(画像はwikipediaより転載) 要約 九七式戦闘機とは小山悌技師を設計主務者として中島飛行機が開発した戦闘機である。初飛行は1936年10月15日で最高速度470km/h、航続距離627km7.7mm機銃2挺を装備している。当時の日本の戦闘機の性能を大幅に上回った高性能機であっ ...
【戦闘機】『局地戦闘機 秋水』成層圏まで3分30秒の俊足局地戦闘機
(画像はwikipediaより転載) 要約 局地戦闘機秋水とは、太平洋戦争末期に日本陸海軍によって計画されたロケット戦闘機である。開発は三菱重工でドイツのMe163の設計を元としているが、設計図の一部しか日本には届かなかったため独自開発の部分が多い。1号機は1945年7 ...
【爆撃機】『九九式双軽爆撃機』高速、高機動の傑作双発軽爆撃機
(画像はwikipediaより転載) 要約 九九式双軽爆撃機とは土井武夫技師を設計主務者として川崎航空機が開発した爆撃機である。初飛行は1939年で最高速度505km/h、航続距離は2,400kmを発揮する。航続距離、爆弾搭載量こそは少なかったものの、速度、運動性能は抜群であり ...
【爆撃機】『九九式襲撃機・軍偵察機』汎用性の高い高性能地上攻撃機
(画像はwikipediaより転載) 要約 九九式襲撃機・軍偵察機とは大木喬之助技師を設計主務者として三菱重工が開発した襲撃機である。初飛行は1939年6月で最高速度は424km/h、航続距離は1,060kmを発揮する。堅実な設計で固定脚を採用、安定したエンジンを装備していたた ...
【偵察機】『九八式直協偵察機』独特の機体設計を持つ信頼性の高い傑作機
(画像はwikipediaより転載) 要約 九八式直協偵察機とは、遠藤良吉技師を設計主務者として立川飛行機が開発した偵察機である。日本陸軍が特に地上部隊との連携を重視した偵察機であるため直協偵察機と呼ばれる。初飛行は1938年4月20日で最高速度349km/h、航続距離1,1 ...
【爆撃機】『九八式軽爆撃機』九八式単軽爆撃機として制式採用された液冷エンジン爆撃機
(画像はwikipediaより転載) 要約 九八式軽爆撃機とは、川崎航空機によって開発された陸軍の単軽爆撃機である。全長12m、全幅15m、自重2,349kgで最高速度は423km/h、爆弾搭載量は450kgであった。三菱製九七式単軽爆撃機と制式採用を競ったが三菱に軍配が上がり、不採 ...
【爆撃機】『超重爆撃機 キ91』戦闘機設計者が開発した富嶽に次ぐ巨人機
(画像は深山 wikipediaより転載) 要約 超重爆撃機 キ91とは、日本が計画した富嶽に次ぐ超大型爆撃機である。計画値では全長33m、全幅48m、自重5,800kg、最高速度580km/hで全幅はB-29を上回る巨人機であった。計画値通りであれば性能もB-29に匹敵するものであった ...
【戦闘機】『ゼロ戦 VS 隼』零式艦上戦闘機と一式戦闘機隼の性能を徹底比較
(画像はwikipediaより転載) 要約 日本陸海軍を代表する戦闘機零式艦上戦闘機と一式戦闘機はほぼ同時期に開発された戦闘機である。一式戦闘機1型、2型、3型とそれに対応する零戦の性能を比較するとカタログスペックでは1型、2型ではそれに対応する零戦の方が高性能で ...