(画像はwikipediaより転載) 要約 零式観測機とは佐野栄太郎技師が設計、三菱重工業が開発した航空機である。本機は艦砲の弾着観測専用に開発された航空機で全金属製日本海軍最後の複葉機である。初飛行は1936年6月22日で全幅11m、最高速度370km/h、航続距離1,070km ...
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【戦闘機】『二式水上戦闘機』世界で唯一量産された水上戦闘機
(画像はwikipediaより転載) 要約 二式水上戦闘機は三竹忍技師が設計、中島飛行機が開発した水上戦闘機である。全幅12.5m、航続距離1,150km、20mm機関砲2門、7.7mm機銃2門を装備する。初飛行は1941年12月8日で最高速度は437km/h、航続距離1,150kmと大幅に低下したも ...
【戦闘機】『強風』紫電改を生み出した世界最強の水上戦闘機
(以下画像はwikipediaより転載) 要約 水上戦闘機強風は菊原静男技師が設計、川西航空機が開発した水上機である。初飛行は1942年5月6日で全幅12m、最高速度は489km/h、航続距離1,980km、20mm機関砲2門、7.7mm機銃2挺を装備している。無理な性能要求のために当初は二 ...
【偵察機】『紫雲』二重反転プロペラの高速水偵
(画像はwikipediaより転載) 要約 紫雲は川西航空機が開発した水上偵察機である。初飛行は1941年12月5日で全幅14m、最大速度468km/h、航続距離3,371km、潜水艦隊旗艦用巡洋艦として建造された大淀に搭載するために製作された機体でフロートは緊急時には投棄可能であ ...
【偵察機】『零式小型水上機』世界で唯一の米本土を爆撃した水上偵察機
(画像はwikipediaより転載) 要約 零式小型水上機は加藤 啓が設計、海軍航空技術廠が開発した潜水艦に搭載することを前提に開発した超小型機である。開発したのは海軍航空技術廠で初飛行は1938年で全幅11m、最高速度246km/h、航続距離882km、武装は7.7mm機銃1挺に60k ...
【偵察機】『九六式小型水上機』世界初の実用潜水艦搭載偵察機
(画像はwikipediaより転載) 要約 九六式小型水上機は樋口良八郎技師を設計主務者として渡辺鉄工所(のちの九州飛行機)が開発した潜水艦搭載用の水上機である。初飛行は不明、全幅10m、最大速度233km/h、航続距離732km、7.7mm旋回銃1挺を装備する。木・金属混成の ...
【潜水艦から発進する兵器】 〜日本の潜水艦は何でも積める〜
(画像はwikipediaより転載) 要約 日本海軍は何でも潜水艦に搭載した。零式小型水偵に水上攻撃機晴嵐、甲標的に特攻兵器回天、海軍特殊部隊や戦車まで潜水艦に搭載した。特殊部隊以外は潜水艦に搭載することにあまり意味があるとは思えないが当時の日本は仮想敵国で ...
【偵察機】『愛知 零式水上偵察機』太平洋戦争全期間活躍した傑作水上機
(画像はwikipediaより転載) 要約 零式水上偵察機(零式三座水偵)は松尾喜四郎技師を設計主務者として愛知航空機が開発した水上偵察機である。初飛行は1939年4月で最高速度は367km/h、航続距離3,326kmであった。当時としては快速で安定性が良い傑作機で、日中戦争か ...
【偵察機】『中島 九五式水上偵察機』戦闘機並みの空戦能力を持つマルチロール機
(画像はwikipediaより転載) 要約 九五式水上偵察機とは三竹忍技師を設計主務者として中島飛行機が開発した水上偵察機である。初飛行は1934年で目新しいアイデア等は無かったが、安定性、操縦性に優れた傑作機であった。九六式艦上戦闘機並みと言われた運動性能によ ...
【偵察機】『九四式水上偵察機』高性能ゆえに太平洋戦争終戦まで実戦で使用され続けた「九四式」飛行機
(画像はwikipediaより転載) 要約 九四式水上偵察機とは、複葉布張りの3人乗り水上偵察機であるがあまりの高性能にドイツからライセンス生産の要求があったと伝えらえているほどである。また海軍関係者をして「本機の出現は航空作戦に寄与すること大なり」と言わしめ ...
【戦史】『米本土爆撃』藤田信雄中尉と伊25潜水艦の戦い
(藤田信雄中尉と零式小型水偵 画像はwikipediaより転載) 要約 1942年4月18日のドーリットル隊の東京爆撃の報復として計画されたのが潜水艦搭載水上機による米本土爆撃である。1942年9月9日、伊号第25潜水艦から発進した藤田信雄飛曹長、奥田省二二飛曹搭乗の零式 ...
【本レビュー】高橋一雄『神龍特別攻撃隊』
神龍特別攻撃隊―潜水空母搭載「晴嵐」操縦員の手記 高橋一雄 著 光人社 (2009/4/28) 最近、忙しくて中々本を読む時間が無かった。何とか読み終わったのが本書、『神龍特別攻撃隊』である。本書は潜水艦搭載水上機の搭乗員をしていた高橋氏の貴重な記録である。 ...
【本レビュー】藤代 護『海軍下駄ばき空戦記』
海軍下駄ばき空戦記―同期の桜たちの生と死 藤代 護 著 書房光人新社 (2017/9/1) 偵察員という職種 また飛行艇戦記。著者は藤代護氏、乙種予科練9期出身の水偵乗り。偵察員であった。同期にはのちに台南空で撃墜王となる羽藤一志氏や同じく水偵乗りとなった本間 ...
【本レビュー】 長峯五郎『二式大艇空戦記』
二式大艇空戦記―海軍八〇一空搭乗員の死闘 長峯五郎 著 光人社 (2006/12/1) 長峯五郎『二式大艇空戦記』 搭乗員気質 本書で私が一番驚いたのは長峯氏の性格である。以前、機種ごとの搭乗員の性格というのが確か坂井氏の著書に書いてあったが、戦闘機と艦 ...