![01_セキュリティシックス](https://livedoor.blogimg.jp/half_hanbun1974/imgs/4/3/430c95b5.jpg)
(画像はwikipediaより転載)
要約
セキュリティシックスは、1971年にスタームルガー社が発売した357マグナムリボルバーである。サイドプレートを採用していないため頑丈な造りで分解も特殊工具無しに可能である。後継のGP100の登場により1988年に生産は終了してしまうが現在でも中古市場で人気がある。
セキュリティシックス(実銃)
性能(4インチ)
全長 235mm
重量 950g
口径 38口径
使用弾薬 357マグナム弾、38スペシャル弾
装弾数 6発
設計・開発 スタームルガー社
概要
![02_セキュリティシックス](https://livedoor.blogimg.jp/half_hanbun1974/imgs/b/b/bb47e692-s.jpg)
(画像はwikipediaより転載)
スタームルガー社の創業は1949年、第二次世界大戦後であり、アメリカのガンメーカーとしては後発メーカーに当る。1971年に登場したセキュリティシックスは同社初のダブルアクションリボルバーである。特徴は、S&Wやコルトのリボルバーがネジを多用しており、ドライバーがなければ通常分解が出来ないのに対し、スタームルガーは特殊な工具無しにコイン1枚で分解することが出来ることだ。
さらに独自のトランスファーバー・システムを採用、安全性にも配慮している。サイトは大きく非常に照準がしやすくなっている。スタームルガーの製品は高品質、高性能、低価格という3拍子揃ったものなのでアメリカでは爆発的ヒットになった。S&Wやコルトのリボルバーのようにサイドプレートがないこともあり頑丈な造りの銃ではあったが、357マグナムの使用に対しては強度的に十分とは言えなかった。このためにさらに強度を高めたGP100シリーズが登場する。セキュリティシックスは、1988年に製造が終了するがそれまでに150万丁が製造され、現在でも中古市場では人気がある。
バリエーション
発売当初はスチール製の2.75インチ、3インチ、4インチ、6インチモデルだけであったが、1975年に全タイプにステンレスモデルが追加された。
セキュリティシックス(トイガン)
実用本位の銃であり、全体的なデザインも実用一辺倒。トイガンの素材としては当時の日本では知名度も低く、今ひとつインパクトのないものだったのだろう。故にトイガンでは唯一WAが1984年にモデルガンとして販売していたのみであるが、このWA製セキュリティシックスの完成度は非常に高く、現在ではとんでもないプレミアが付いている。
まとめ
スタームルガーセキュリティシックスは、当時、S&Wとコルトの独占状態にあったリボルバー市場に新風を巻き起こした画期的な銃であった。頑丈な造りと安定した作動、安全性と至れり尽くせりの銃でありたちまち大ヒット商品となった。現在では後継銃に地位を譲っているが基本的なメカニズムは踏襲されている。
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