01_朝食

 

Y2Kとは

 おはばんはー!(何とレトロな(汗))
管理人でござる(←OTKっぽい)。先日、テレビを観ていたところ、ちまたでは「Y2K」なるものが流行っているとのこと。Y2Kとは「Year 2000」の略だそうで2000年代のオールドファッションのこと。このファッションが若い女子たちの間で人気だとか。おじさんは2000年代なんてついこの前、何なら2〜3年前くらいの感覚なのだが「オールド」になってしまうのかと感慨にふけってしまった。そもそもOTK道(おたくみち)をばく進する私はY2Kなんて言われるとつい海軍の試作機のコードと思ってしまう。

 

朝食

 トップの画像は私の朝食。ビックリするほど質素だろう。そうだろう。しかしこれ、ヘルシーな割にすごい満腹感があるのだ。今日は白米があるが通常は白米はない。鰯の干物に切干大根、自家製ぬか漬けに鶏むね肉の蒸したもの。さらに納豆ともずく酢、きのこの小鉢と味噌汁。これヘルシーだけど結構手間がかかるのだ。実は健康な食事というのは金、時間とコストのかかるものなのだ。

 米国で肥満が多いというが、これは豊かだからではないらしい。炭水化物に油、砂糖を大量に使った料理というのは米国では比較的安価で手に入る。ワーキングプアな人は料理をする時間もない、野菜等を買う金もない。その人達がジャンクフードで腹を膨らませた結果、激太りになるらしい。もちろんそれだけが原因ではないだろうが。実は私のようなスーパーヘルシーな料理を食べるというのは何気にゼイタクなのだ。まあ、金はないが。。。

 

是本信義『海軍善玉論の嘘』

 最近、私が読み始めた本は是本信義『海軍善玉論の嘘』だが、まあなかなか興味深い内容ではある。海軍の本来の目的は外国から国を守ることであるが、帝国海軍の場合、日露戦争における日本海海戦の圧倒的勝利から本来は国防の一手段に過ぎない「艦隊決戦」が最終目的となってしまった。

 このため戦略的視点に欠け、自身が保有する艦隊の材料である鋼鉄や原油が米国からの輸入で賄われているにも関わらず米国を仮想的として戦端を開いてしまうという愚を犯してしまった。確かに日本海軍の「戦略」とは全体的に戦術レベルである気もする。

 戦前の日本海軍の艦隊決戦シナリオは漸減戦術とでもいうのか、中部太平洋で米艦隊と艦隊決戦を行うことが目標であった。しかし戦艦の数では日本は米国に勝てない。このために潜水艦、飛行艇、陸上攻撃機による雷撃から航空母艦艦載機による雷爆撃、さらに甲標的による雷撃等を行い、戦力が帝国海軍と対等になったところで戦艦同士の砲撃戦で決着を着けるというものだ。九六式陸上攻撃機一式陸上攻撃機などはこの戦略のために開発された機体だ。

 ではそれらを製造するための資源はどこから調達するの?それらを動かすための燃料はどこから調達するの?となると、これは前述のように米国からであった。根本的に矛盾している。『海軍善玉論の嘘』、現在の内容はこんな感じ。

 日米の工業力の差については以前「戦前戦中の日米航空機の決定的な差」に多少書いているので時間がある時にでも読んで頂けるとボク嬉しい。さらに航空機に関しては航空機メーカーが戦後、どうなったのかを書いた「日本軍用機メーカーの戦後」も併せてどうぞ。工業力や科学技術力に大きな差があった日本は現在では米国や欧米に比肩しうる技術力、国力を備えたというのはすごいことなんだ。

 

 

今日のアップ予定

 今日アップ予定の記事は2本。7時アップのF8Fベアキャットと19時のS&Wハンドエジェクターだ。F8FベアキャットはF6Fヘルキャットの後継機として制式採用された艦上戦闘機だ。第二次世界大戦には間に合わなかったがF6Fと同じエンジンを採用しているのに重量が70%ほどしかないために高速、高機動となった名機だ。F8Fは何でもデカい米国製にしては珍しく小ぶりな機体だ。何と零戦よりも小さい機体なのだ。しかしあまりにも特殊な機体となってしまったために汎用性が無く、1940年に初飛行をしたF4Uよりも先に退役してしまうというさみしいこととなった。旧記事のアップだけど今回少し加筆しているので興味があれば是非。

 S&W社製ハンドエジェクターはS&W社の名銃中の名銃だ。古いファンなら知っていると思うがM10ミリタリー&ポリスのベースにもなっている。今みると何の変哲もないリボルバーだがこの銃が全てのS&W製リボルバーの原点となっているのだ。まさに基本中の基本であるため現在の我々がみると何の変哲もない銃になってしまう。S&W製リボルバーボディーガードM500等も当然この機構をベースにしているまさにレジェンド中のレジェンドだ。

 そんなこんなで今日もみんな頑張ろう!世の中嫌なこともあるけど人生楽しんだもん勝ちさ!!

 




 

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