
(画像はwikipediaより転載)
要約
UMPとは、ドイツのH&K社が米軍特殊部隊の要請に応える形で1999年に開発したサブマシンガンである。それまで一般的であった9mm弾を使用するサブマシンガンではストッピングパワーが不足するため45ACP弾を使用するサブマシンガンとして開発された。全体はグラスファイバーを混入したプラスチックを多用しているため軽量で錆にも強い。当初は45ACP弾仕様だけであったが、のちに9mm弾、40S&W弾仕様モデルも発売された。
UMP(実銃)
性能(45ACP弾仕様)
全長 450mm(ストック展開時690mm)
重量 2,300kg
口径 45口径
使用弾薬 45ACP弾
装弾数 25発
完成 1999年
設計・開発 H&K社
開発

(画像はwikipediaより転載)
UMPは米軍特殊部隊の要請を受けてH&K社が1999年に開発したサブマシンガンで、当時は一般的にはサブマシンガンは9mmパラベラム弾を使用するのが一般的であったが、現場では9mmパラベラム弾の威力不足が指摘されていた。このため本銃は十分なストッピングパワーを持つ45ACP弾を使用するサブマシンガンとして開発がスタートした。
UMPはフレームやマガジンを始め内部パーツにまでグラスファイバーを混入したプラスチックで製造されているため、軽量で生産性に優れている他にも錆にも強いという特性を持っている。作動方式はブローバック式で閉鎖機構はクローズドボルト方式を採用している。セレクターは左右兼用でセミ・フルオート切替式、サイトはVノッチとピープ式を選択できるアイアンサイトが標準装備であるが、銃上面、下面にピカテニー規格の20mmレイルが装備されており、必要に応じて光学照準器を装備することができる。
ストックは本体同様プラスチック製の折りたたみストックが装備されており、特殊部隊用に開発された製品のため脱着式のサイレンサーも供給されている。民間向けにもセミオートモデルが販売されているが、主にユーザーは法執行機関であり、米軍第5特殊作戦群を始め、米国国境警備隊、カナダ警察特殊部隊、オーストラリア特殊部隊を始め20ヶ国以上の国の法執行機関で制式採用されている。
バリエーション

(画像はwikipediaより転載)
特殊な銃器のためバリエーションは多くないが、9mmパラベラム弾仕様のUMP9、40S&W弾仕様のUMP40、民間向けセミオートモデルが発売されている。
45ACP弾と9mmパラベラム弾
UMPはそれまで一般的であった9mmパラベラム弾のサブマシンガンではストッピングパワーが不十分であったため45ACP弾を使用することを前提に生まれたサブマシンガンである。前述のようにこれは米軍特殊部隊からの要請で生まれた。この45ACP弾と9mmパラベラム弾の違いとは何なのだろうか。
45ACP弾のルーツはコルトM1873ピースメーカー用に開発された45口径ロングコルト弾をルーツとする。この45LC弾を自動拳銃用に改良したのが45ACP弾だ。コルトM1911専用弾薬として開発された。1904年に完成した45ACP弾は45LC弾よりも若干威力は弱くなったものの自動拳銃のカートリッジとしてはかなり強力なものであった。それでは9mmパラベラム弾はどうかというとこのカートリッジは1901年にゲオルグ・ルガー(ルガーP-08の設計者)によって開発されたカートリッジでそれまでの7.65mmルガー弾の高威力版である。
45ACP弾(230gr)の初速が270m/s、エネルギー561Jであるのに対して9mmパラベラム弾(116gr)は初速360m/s、エネルギー483Jである。45ACP弾は9mm弾に比べて初速は遅いもののエネルギーは高くなっている。これが目標物の動きを止める(すごい婉曲な書き方)ストッピングパワーというものだ。逆に9mm弾はストッピングパワーは低いものの初速が速いので貫通力は強いという特徴がある。
45ACP弾の誕生地が米国。9mm弾の誕生地が欧州であることからハンドガンでは米国では45ACP弾、欧州では9mm弾が主流である。しかしサブマシンガンでは主に9mm弾を使用しているものが多い。理由は二つの弾薬の直径の違いだ。9mm弾の直径はそのもの9mm。これに対して45ACP弾の直径は11.43mmと約2.5mm大きい。サブマシンガンのように連射する銃器の場合は装弾数は多い方が有利なため9mm弾が主流となったのだ。
しかし9mm弾は前述のように威力が弱いため45ACP弾仕様のサブマシンガンが開発されることとなったのだが、UMPの装弾数は25発。平均的なサブマシンガンの装弾数が30発程度なのでやはりチョット少ない。威力を取ると携行弾数が減り、携行弾数を取ると威力が減る。世の中うまくいかないのだ。
UMP(トイガン)
概要
電動ガンがUMAREX、UFC、G&G、ARES、S&T、ダブルイーグル等から発売されている。
まとめ
UMPの構造は非常にシンプルであり発射機構もブローバック式である。さすがにオープンボルトは採用していないものの機構もシンプル、素材もグラスファイバー混入のプラスチックで全体的に無駄のない極めて合理的なサブマシンガンである。しかしクローズドボルト方式を採用しているため命中精度は高いという非常に完成度の高いサブマシンガンとなった。
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