01_F6F
(画像はwikipediaより転載)

 

F6Fヘルキャット

 

 

性能(F6F-3)

全幅 13.06m
全長 10.24m
全高 4.39m
自重 4,176kg
最大速度 599km/h(高度5,486m)
上昇力 6,096mまで7分00秒
上昇限度 11,826m
エンジン出力 2,000馬力(P&W R-2800-10W エンジン)1基
航続距離 2,157km(増槽装備時)
乗員 1名
武装 12.7mm機関砲6門(携行弾数各400発)
爆装 胴体下907kg(2,000ポンド)爆弾または魚雷1発
   翼下454kg(1,000ポンド)爆弾2発
初飛行 1942年6月26日
総生産数 12,257機
設計・開発 グラマン社

 

開発

 グラマン社製米海軍の艦上戦闘機で、開発は1938年3月から開始。1941年6月30日にはXF6F-1として海軍と正式に契約をした。同社製F4Fワイルドキャットの後継機で、全長10.24m、全幅13.06m、全高4.39m、エンジンはプラット&ホイットニー(以下P&W)R-2800-10Wで最大で2,110馬力を発揮する。最高速度は599km/h(高度5,486m)で2,000馬力級エンジンの割には低速である。上昇力は6,096mまで7分、上昇限度は11,826m、航続距離2,157kmである。

 武装は12.7mm機関銃6挺(各400発)、2,000ポンド(907kg)爆弾1発、または翼下に1,000ポンド(454kg)爆弾2発を搭載できる。最大で1,800kgの搭載が可能で魚雷も搭載が可能である。F4Fの後継機として奇をてらわない設計であり、強固な構造と生産性を重視している。F4Fが中翼で主脚を胴体に収納したのに対してF6Fは低翼で翼内格納式である。このため前方視界は良好であるが、F4F同様後方視界は悪い。「グラマン鉄工所」と言われるほど頑強であり、防弾装備は総重量96kgにも達する。艦載機として空母内に大量に格納できるようにするためにF4Fと同様に翼を根元から折り畳むことができる。

 

生産から実戦配備へ

 試作機はXF6F-1で1942年6月26日初飛行。さらにエンジンをターボチャージャー付R-2600-16に換装したXF6F-2が試作されたものの、1941年には米海軍はP&WR-2800エンジンを使用した試作機の設計を要求したため、同仕様に変更したXF6F-3の試作を開始、フラッター等の不具合はあったものの改善されF6F-3として制式採用された。夜間偵察機仕様、写真偵察機仕様等、多くの派生型があるが、最も多く生産されたのがF6F-5で、これは機体形状や防弾装備を変更したもので7,868機生産された。最後に開発されたのがXF6F-6で、これは最高速度671km/hを記録したものの、後継機F8Fベアキャットがすでに完成していたため量産されることはなかった。太平洋戦争終戦の年の1945年11月に生産終了、総生産数は12,257機である。

 初空戦は対日戦で1943年9月1日である。それ以降、運動性能の良さと頑強な機体、防御装備で日本空軍を圧倒していく。しかし太平洋戦争末期になると同じく米海軍で運用されていた戦闘機であるF4Uコルセアに更新されていった。基本性能の良さでF6Fを上回ると判断された結果であった。

 

戦後

 戦後は初代ブルーエンジェルスの乗機としても使用されている。第二次世界大戦で米軍が失ったF6Fは合計2,462機で、内訳は、空中戦で失われたのが270機、対空砲火によって撃墜されたのが553機、その他作戦行動中に341機、訓練等で1298機が失われている。米国以外では英国が1,263機を受領している他、フランス軍、ウルグアイ海軍でも使用されている。最後まで使用していたのはウルグアイ海軍で1960年まで使用されていた。

 

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