
今回は飛行甲板の取付から。これがないと航空戦艦じゃないからね。実はこの飛行甲板の取付は意外と大変だったのだ。まずは飛行甲板が艦体に対してちょっとだけタイトだった。それ自体は許容範囲なんだけど、飛行甲板と艦体の間にある日本の支柱が問題なのだ。

支柱は艦体の方に取り付けるのだけど、飛行甲板は艦体に装着する時にはちょっとだけスライドさせないと入らなない。んで、スライドさせると上記の支柱が引っかかって倒れてしまう。画像だと1本しか見えないが奥にもう1本の計2本ある。結局、斜めになった支柱をピンセットで垂直に直すんだけど、画像を見ればわかるように支柱が多すぎてピンセットを入れる場所がなかなかないのだ。そしてあんまりピンセットに集中しすぎると精密な艦橋構造物を机にぶつけてしまったりする。伊勢は細かいパーツが多いので持つのも気を付けないといけないのでこれは大変だった。

まあ、飛行甲板は何とか組み込みに成功。因みにだけど、上記の画像のM20とM24は逆だった。これは説明書の間違い。

続いて煙突も装着。ここら辺は実物の戦艦伊勢を艤装しているようで楽しい。艦体に構造物を取り付けていく作業は艦船模型の醍醐味。少しずつ形になっていくのは楽しいのだ。

全体の姿。段々航空戦艦伊勢が完成していく。わくわく。

後部の艦橋っぽい奴も取り付けてみた。少しずつ模型の「穴」が埋まっていく。

艦体に細かいラッタル等を付けていく。このサイズでここまで再現するかというくらい細かいパーツを装着する。上記の画像は小さすぎて通常の撮影では見えないので拡大画像にしている。

ラッタルも付けていく。画像の中央にあるラッタルは長さ3mmくらい。小さい。これも拡大画像。

後部艦橋のアンテナを付けてこれでほぼ完成。細かいパーツを丹念に付けていった努力が報われる瞬間。この精密さは小さなパーツを丹念に付けたことによる。んで、全てのパーツがなくなっているはずだったのだが。。。
はい、パーツが余りました!
もちろん、艦船模型の場合は全てのパーツを使う訳ではないので毎回、何個か不要なパーツはあるのだ。この伊勢の場合は不要なパーツは説明書に書いてあるので確認してみると。。。
付け忘れ発覚!
まさかの艦橋構造物の上から3段目から通すはずだった支柱を入れ忘れていた。

これは真剣に泣きそうになった。画像を見ても分かるように結局は取り付けたんだけど、これは完全な力業だった。まず、上部の二層目くらいから力任せに外す。伊勢の艦橋構造物は3本の支柱があるのだけどそれが最上部の檣楼にしっかりと接着されている。いい仕事してる俺!と感心している場合ではない。あまりにもしっかりと接着されているので折る。
何とか最上部の檣楼を外し、入れ忘れた支柱を入れる。その後、強引に全てを元に戻した。いや〜完全な力業でしたねw。作業中にアンテナは折れ、ラッタルは外れ行方不明となり何とか探し出して再装着。やっとのことで上記の画像の状態にしたのだ。模型を作るときは部屋を整頓してからにした方がいい。部品を探すのが大変だった。

四苦八苦して完成させた航空戦艦伊勢。厳密にはまだ完成していないんだけどまあ、ほぼほぼ完成ということで。。。ライナーから切り取った部分が塗装されていないのでその部分の塗装と流し込みタイプの接着剤を使用した場所がテカっているのでそこも塗装しなければ。今回で完成になるはずだったんだけど、完全に仕上がるのは次回ですね。
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