トイレで読む向けブログ

主は世界を創生されたとき事前に仮設トイレを設置された
これがトイレの始まりである
〜JR西日暮里駅付近の便所の落書きより〜

カテゴリ:本、作品の感想 > 軍事関係本

(画像はwikipediaより転載)   「石塚兵曹、敵が射線に入ったら知らせろ。機をすべらす、遅れるな」 「ハイッ!射線に入ったら知らせます」   こちらが海面を這うようにしているので、敵も効率のよい急角度では突っ込んでこれない。後上方の浅い角度に定針しようとし ...

情報なき国家の悲劇 大本営参謀の情報戦記 (文春文庫)堀 栄三 著文春文庫 1996/5/10    本書は、「マッカーサーの参謀」と呼ばれた大本営陸軍部の情報参謀の回想記である。しかしこれはただの回想記ではない。著者が情報参謀だったということもあり、情報の入手方 ...

(画像はwikipediaより転載)   おすすめ本5冊   生出寿『勝つ司令部 負ける司令部』  本屋にいったらあったので何となく購入。著者は海軍兵学校74期生の海軍士官。74期なので恐らく実戦は経験していない。本書は日露戦争当時の連合艦隊司令部と太平洋戦争時の連合 ...

(九九式艦爆 画像はwikipediaより転載)   急降下爆撃機とは    急降下爆撃機とは、1930年代に世界各国で研究された新式の爆撃機のことである。これまでの爆撃機の行う爆撃法とは主に水平爆撃で、水平に飛行している爆撃機からそのまま爆弾を投下するものであった。 ...

新・戦争論 僕らのインテリジェンスの磨き方 池上彰・佐藤優 著 文藝春秋 (2014/11/20)    情報分析力には定評のある池上氏、佐藤氏の共著。内容は世界の紛争地帯や世界の問題地域、例えば中東、ウクライナ、北朝鮮、尖閣諸島の詳しい分析がある。ここらへんは両氏 ...

悪の戦争学―国際政治のもう一つの読み方 倉前 盛通 著 太陽企画出版 (1984/10/1)    この人の本はもう3冊目なんだよね。とある本で存在を知り、現場のインテリジェンスオフィサーが参考になったということで購入。最初の『悪の論理』は地政学の本で太平洋戦争から現 ...

地政学の論理―拡大するハートランドと日本の戦略 中川八洋 著 徳間書店 (2009/5/1)    地政学者マッキンダーとスパイクマンの理論で明治〜現在をみる。反共・親米という視点が明確。ロシア・ソ連の南下を防ぐためにアメリカと共闘するという考え。しかし何故仮想的 ...

(画像はwikipediaより転載)  倉田耕一『アメリカ本土を爆撃した男』  アメリカ本土を爆撃した男 倉田耕一 著 毎日ワンズ (2018/5/9)  零式小型水偵で米本土を爆撃した搭乗員、藤田信雄中尉について書かれた本。戦後のことが中心。私の知る限りでは米本土爆撃に ...

(画像はwikipediaより転載)   1945年8月17日、日ソ中立条約を一方的に破棄したソビエト連邦軍は突如、当時の日本領占守島に侵攻した。当時、占守島には第5方面軍隷下の第91師団第73旅団や「士魂部隊」として有名な第11戦車連隊が展開していた。ソビエト軍の侵攻に対して ...

(画像は雷電 wikipediaより転載)   この本はもう絶版になって久しい本だ。出版されたのは1967年。まだ太平洋戦争が終わってから22年しか経っていない。終戦時20歳だった人もまだ42歳の働き盛りです。その時代の記録なので結構貴重ですね。実はこの本は編集されたものな ...

(画像は局地戦闘機雷電 wikipediaより転載)  はじめに   本書は太平洋戦争ドキュメンタリーのシリーズ第2巻。このシリーズは「土曜通信社」という出版社から1954〜1962年まで刊行された戦記シリーズを24巻にまとめたものだ。戦後9年から17年までの間の手記なので内容 ...

これが潜水艦だ―海上自衛隊の最強兵器の本質と現実 中村秀樹 著 光人社 (2008/5/1)    私は以前から潜水艦にすごい興味があったので、潜水艦関係の書籍を探していたのだ。しかし潜水艦の本というのは大戦中のものが多く中々私が望んでいるような現代の潜水艦の能力 ...

ジェット戦闘機Me262―ドイツ空軍最後の輝き 渡辺洋二 著 潮書房光人新社; 新装版 (2012/8/1)    日本の航空戦史研究の第一人者である渡辺洋二氏のドイツ航空史に関する著作だ。渡辺氏は日本の航空史研究で有名だがドイツ航空史に関しても多くの著作を執筆している。 ...

本当の特殊潜航艇の戦い―その特性を封じた無謀な用兵 中村秀樹 著 光人社 (2007/5/1)    ほとんど注目されることのない特殊潜航艇についての本。著者は元海上自衛隊の潜水艦艦長でこれ以上ない位の潜水艦の専門家である。本書はまず潜水艦の能力の評価の基準を説明 ...

本当の潜水艦の戦い方―優れた用兵者が操る特異な艦種 中村秀樹 著 光人社 (2006/5/1)    著者は元海上自衛隊潜水艦艦長であり、本書は特に日本海軍の潜水艦の歴史についてほぼ網羅されているといっていい。私は正直、現代の潜水艦の運用方法や長所短所を知りたくて ...

台南海軍航空機【ニューギニア戦線篇】: モレスビー街道に消えた勇者を追って ルーカ・ルファート、マイケル・ジョン・クラーリングボールド 著 大日本絵画 (2016/2/1)    本書はイタリア人ルーカ・ルファート氏、オーストラリア人マイケル・ジョン・クラーリングボ ...

ビルマ航空戦〈上〉連合軍記録の裏付けを得た陸軍航空部隊の勝利 梅本 弘 著 大日本絵画 (2002/10/1)    今日紹介するのは、「読むのが大変なんだけど面白い本」、梅本弘氏の航空戦の本だ。梅本氏は本書以外にも多くの航空戦を調査した本を執筆している。梅本氏の書 ...

戦争にチャンスを与えよ (文春新書) エドワード・ルトワック 著 文藝春秋 (2017/4/20)    本書の著者は イスラエルで第四次中東戦争に参加したアメリカのシンクタンクに所属すると各社である 本当の役をしている 奥山真司氏の 師匠にあたる人のようだ。本のタイト ...

南方進攻航空戦 1941‐1942 クリストファー・ショアーズ、ブライアン・カル・伊沢保穂 著 大日本絵画 (2001/12)    本書はイタリア人ルーカ・ルファート氏、オーストラリア人マイケル・ジョン・クラーリングボールド氏によって書かれた太平洋戦争初期のラバウル、 ...

海の地政学──海軍提督が語る歴史と戦略 ジェイムズ・スタヴリディス 著 早川書房 (2018/11/20)    著者アメリカ海軍の高級軍人でNATO軍司令官まで上り詰めた人で現代のマハンと言われている人だ。本書は太平洋、大西洋、インド洋、北極海、南シナ海、地中海、カリ ...

大空のサムライ 坂井三郎 著 潮書房光人新社 (2003/5/14)    私が零戦の搭乗員に興味を持つきっかけになった本!。。。ではない。私が零戦搭乗員に興味を持ったのは中学二年生の時に岩本徹三『零戦撃墜王』を西友の古本市で見つけたのがきっかけだ。学校にある図鑑に ...

日本海軍夜間邀撃戦 渡辺洋二 著 大日本絵画 (2004/12/1)    以前に購入したが中々読む機会がなかったが、最近、やっと時間が取れるようになったので読むことができた。あとがきを読むと分るが渡辺氏渾身の作品だ。今後、これ以上のものは書けないとまで書いている作 ...

首都防空網と“空都”多摩 (歴史文化ライブラリー) 鈴木芳行 著 吉川弘文館 (2012/11/1)    本屋の定期パトロールをしていた時に発見、購入してしまった。私が期待していた内容は、東京都多摩地域の防空体制と生産工場等の詳細な情報であったが、内容は基本的に多摩 ...

彩雲のかなたへ 海軍偵察隊戦記 田中三也 著 潮書房光人新社 (2020/5/23)    本書は数少ない偵察機搭乗員の戦記である。著者田中氏は甲種予科練5期生として採用され、戦中はほぼ戦場で過ごした。戦後は海上自衛隊に入隊し、搭乗員としての人生を歩み続けた。2017年現 ...

伊25号出撃す―アメリカ本土を攻撃せよ 槇 幸 著 潮書房光人新社 (2017/2/1)    書評では初めての潜水艦戦記だ。このブログの【書評】という書き方だけど、私は今ひとつ気に入らない。何となくどのブログも【書評】と書いているので【書評】と書いてしまったが、私は ...

アメリカ本土を爆撃した男 新書版 倉田耕一 著 毎日ワンズ (2018/5/9)    藤田氏を知る人はあまり多くはないだろう。昔一度テレビに出演したがそれを知らなければ恐らく戦史に詳しい人以外は知らない人だと思う。藤田氏は世界で唯一「アメリカ本土を爆撃した男」なの ...

日清・日露戦争をどう見るか 近代日本と朝鮮半島・中国 原 朗 著 NHK出版 (2014/10/9)    本書の執筆者、原朗氏は経済史が専門とのこと。私は経済史の研究者には暗いので残念ながら原氏の存在は初めて知った。それはともかく本書は著者が2012年に行った講演を文章化 ...

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