(画像はwikipediaより転載) 要約 九六式小型水上機は樋口良八郎技師を設計主務者として渡辺鉄工所(のちの九州飛行機)が開発した潜水艦搭載用の水上機である。初飛行は不明、全幅10m、最大速度233km/h、航続距離732km、7.7mm旋回銃1挺を装備する。木・金属混成の ...
カテゴリ:航空機 > 偵察機
【偵察機】『瑞雲』当時の水準を凌駕した高速重武装水偵
(画像はwikipediaより転載) 要約 瑞雲は松尾喜四郎技師を設計主務者として愛知航空機が開発した急降下爆撃も可能な水上爆撃機で全幅13m、最高速度442km/h、航続距離2,535km、250k爆弾1発を搭載できる。翼内には20mm機銃、旋回銃も13mm機銃と重武装で信頼性も高い傑 ...
【哨戒機】『東海』世界で唯一磁気探知機を装備した異形の潜水艦ハンター
(画像はwikipediaより転載) 要約 哨戒機東海は野尻康三技師を設計主務者として九州飛行機が開発した現在でいう対潜哨戒機である。初飛行は1943年9月で全幅16m、最高速度322km/h、航続距離2,400kmで最新鋭の磁気探知機と対潜爆弾を装備し、低速で長時間滞空すること ...
【偵察機】『ロッキード U-2』全てが特殊なCIA発注の高高度偵察機
(画像はwikipediaより転載) 要約 U-2はクラレンス・ケリー・ジョンソンが設計、ロッキード社が開発した偵察機である。初飛行は1955年8月1日で全幅31m、自重7,250kg、巡航速度760km/h、航続距離7,400km、上昇限度27,000m、滞空時間12時間である。インターセプターが ...
【偵察機】『愛知 零式水上偵察機』太平洋戦争全期間活躍した傑作水上機
(画像はwikipediaより転載) 要約 零式水上偵察機(零式三座水偵)は松尾喜四郎技師を設計主務者として愛知航空機が開発した水上偵察機である。初飛行は1939年4月で最高速度は367km/h、航続距離3,326kmであった。当時としては快速で安定性が良い傑作機で、日中戦争か ...
【偵察機】『夜間偵察機 九八式水上偵察機』夜襲水雷戦専用に開発された小型飛行艇
(画像はwikipediaより転載) 要約 九八式水上偵察機とは森盛重を設計主務者として愛知時計電機が開発した偵察機である。初飛行は1937年で最高速度は217km/h、日本海軍のお家芸である夜襲水雷戦で敵艦隊の補足、着弾観測を行う専用の飛行艇であった。水雷戦隊旗艦に搭 ...
【偵察機】『陸上偵察機 景雲』ジェット機化も計画された異色の偵察機
(画像はwikipediaより転載) 要約 陸上偵察機景雲とは、日本海軍の陸上偵察機である。陸偵の重要性は訴えられていたが、それまでは九七式司令部偵察機を海軍仕様にした九八式陸上偵察機、二式陸上偵察機、百式司令部偵察機と転用してきた海軍が初めて専用の陸偵とし ...
【偵察機】『中島 九五式水上偵察機』戦闘機並みの空戦能力を持つマルチロール機
(画像はwikipediaより転載) 要約 九五式水上偵察機とは三竹忍技師を設計主務者として中島飛行機が開発した水上偵察機である。初飛行は1934年で目新しいアイデア等は無かったが、安定性、操縦性に優れた傑作機であった。九六式艦上戦闘機並みと言われた運動性能によ ...
【偵察機】『九四式水上偵察機』高性能ゆえに太平洋戦争終戦まで実戦で使用され続けた「九四式」飛行機
(画像はwikipediaより転載) 要約 九四式水上偵察機とは、複葉布張りの3人乗り水上偵察機であるがあまりの高性能にドイツからライセンス生産の要求があったと伝えらえているほどである。また海軍関係者をして「本機の出現は航空作戦に寄与すること大なり」と言わしめ ...
【偵察機】『九八式直協偵察機』独特の機体設計を持つ信頼性の高い傑作機
(画像はwikipediaより転載) 要約 九八式直協偵察機とは、遠藤良吉技師を設計主務者として立川飛行機が開発した偵察機である。日本陸軍が特に地上部隊との連携を重視した偵察機であるため直協偵察機と呼ばれる。初飛行は1938年4月20日で最高速度349km/h、航続距離1,1 ...
【偵察機】『百式司令部偵察機』最高速度630km/hを記録した傑作戦略偵察機
(画像はwikipediaより転載) 要約 百式司令部偵察機は久保富夫技師を設計主務者として三菱重工業が開発した航空機である。世界初の戦略偵察機九七式司令部偵察機の後継機で初飛行は1939年11月、最高速度は三型で630km/h、四型では10,000mでも同速度を発揮した。これ ...
【偵察機】『九七式司令部偵察機』海軍でも採用された世界初の戦略偵察機
(画像はwikipediaより転載) 要約 九七式司令部偵察機は三菱重工が開発した世界初の戦略偵察機である。久保富夫技師を設計主務者として三菱重工が開発した機体である。初飛行は1936年で最高速度は陸軍の性能要求を上回る480km/hを発揮、当時最新鋭の陸軍の主力戦闘機 ...
【偵察機】『零式観測機』帝国海軍最強の複葉機
(画像はwikipediaより転載) 要約 零式観測機とは三菱重工業によって開発された航空機で設計主務者は佐野栄太郎技師である。本機は艦砲の弾着観測専用に開発された航空機で全金属製日本海軍最後の複葉機である。初飛行は1936年6月22日で最高速度は370km/h、7.7mm機銃 ...
【爆撃機】『戦略偵察爆撃機 キ74』与圧キャビンと排気タービンを備えた高高度爆撃機
(画像はwikipediaより転載) 要約 キ74は立川飛行機が開発した長距離偵察爆撃機である。初飛行は1944年5月で排気タービン過給器と与圧キャビンを装備しており、高度8,500mで570km/hの高速飛行を実現した。航続距離も四発重爆並みにあったことから陸軍の次期主力爆撃 ...
【偵察機】『紫雲』二重反転プロペラの高速水偵
(画像はwikipediaより転載) 要約 紫雲は川西航空機が開発した水上偵察機である。潜水艦隊旗艦用巡洋艦として建造された大淀に搭載するために製作された機体で初飛行は1941年で最高速度は468km/h、航続距離3,371km、フロートは緊急時には投棄可能であった。生産数は ...
【偵察機】『艦上偵察機 彩雲』世界最高の航続距離を実現した俊足艦偵
(画像はwikipediaより転載) 要約 彩雲は日本海軍の高速偵察機である。初飛行は1943年5月15日で最高速度は609km/h、航続距離5,308mという高性能を発揮した。1944年5月より前線に投入されたが主に活躍したのが戦争後半であったため本来の艦上偵察機としての能力は発揮 ...
【偵察機】『零式小型水上機』世界で唯一の米本土を爆撃した水上偵察機
(画像はwikipediaより転載) 要約 零式小型水上機は日本海軍の航空機で潜水艦に搭載することを前提に開発した超小型機である。開発したのは海軍航空技術廠で初飛行は1938年で最高速度246km/h、武装は7.7mm機銃1挺に60kg爆弾が搭載可能であった。2回の米本土爆撃を含 ...