斎藤貴男 著
岩波書店 (2004/7/21)

 

 アマゾンのレビューで賛否両論の本だ。最近、プロパガンダ系の本をよく読んでいる。アマゾンでおススメされたので購入してしまった次第だ。正直、あまり面白くない。私としては賛否両論の完全に「否」の方だ。極端に書けば内容はほとんど「引用」だ。論文、本の一部を抜粋し、それに対して著者が感想を書くというスタイルになっている。

 引用はもちろん著者の主張を代弁したものであるが、できれば自身の言葉で書いてほしかった。結局主張したいことは伝わるが、著者の言葉でなければ心に響かない。非常に残念。斎藤氏の著書はこの一冊しか読んだことがないので他の著書がどうなのかは知らない。主張していることは納得できるが、斎藤氏自身の言葉で書かれた本を読みたいものだ。

 



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