ゼロ なにもない自分に小さなイチを足していく 堀江貴文 著 ダイヤモンド社; 1番め版 (2013/10/31) あまりミリタリーとは関係ないが気になったので買ってしまった。堀江貴文、通称ホリエモンとは10年前、ライブドア事件で世間を騒がせた私達の世代にとっては伝説 ...
【本レビュー】辻田真佐憲『大本営発表』
大本営発表 改竄・隠蔽・捏造の太平洋戦争 辻田真佐憲 著 幻冬舎 (2016/7/28) 総評 本書は内容的には非常に読み応えがあり素晴らしいものだった。私は精読派なので読了には時間がかかったが一気に読み終えてしまった。調査には相当の労力が必要だっただろう。 ...
【本レビュー】「丸」編集部編『海軍戦闘機隊』
海軍戦闘機隊―私は非情の大空で戦い生還した! 「丸」編集部編 光人社 (2011/2/1) 総評 本書は現在では数少ない日本海軍戦闘機搭乗員の手記をまとめたものである。内容的にはやはり手記である性質上、一貫性は持たせにくいが編集者の精いっぱいの努力が見ら ...
【本レビュー】中島親孝『聯合艦隊作戦室から見た太平洋戦争』
聯合艦隊作戦室から見た太平洋戦争―参謀が描く聯合艦隊興亡記 中島親孝 著 光人社 (1997/9/1) 総評 戦後70年を過ぎて戦争を知る世代がかなり減少してきている。私が子供の頃は60歳以上は戦争に行っていた。当時の司令官、参謀クラスもまだご健在であったが ...
【本レビュー】渡辺洋二『彗星夜襲隊』
彗星夜襲隊―特攻拒否の異色集団 渡辺洋二 著 光人社 (2008/2/1) 太平洋戦争末期、日本軍の戦法は特攻作戦に重点が移されていった。特攻作戦はそれ以前にもあったものの、大々的に特攻作戦が始まったのはレイテ沖海戦からだ。本書は特攻作戦を敢然と拒否し地味な ...
【本レビュー】杉山隆男『自衛隊が危ない』
自衛隊が危ない(小学館101新書) 杉山隆男 著 小学館 (2009/4/6) 自衛隊を長年ルポルタージュしてきた著者が2009年に上梓したのが本書である。客観に徹しつつも全体として現場自衛官への愛情にあふれた本といえる。私としては全体的に現場自衛官側に視点が偏り過 ...
【本レビュー】樫出勇『B29撃墜記』
B-29撃墜記―夜戦「屠龍」撃墜王樫出勇空戦記録 樫出勇 著 光人社 (2005/2/1) 二式複座戦闘機屠龍。零式艦上戦闘機や一式戦闘機に比べてあまり有名ではない戦闘機だ。しかし太平洋戦争末期、日本の空を護るために夜間戦闘機月光と共に大活躍した戦闘機なのだ。ど ...
【本レビュー】松永市郎『思い出のネイビーブルー』
思い出のネイビーブルー―私の海軍生活記 松永市郎 著 光人社 (1994/1/1) 本書は面白い。是非読んでほしい。戦記物はやはり悲惨なことが多いために内容が重いものが多い。この『思い出のネイビーブルー』の著者、松永市郎氏もまたかなり悲惨な戦争体験をしている ...
【本レビュー】高木 晃治,ヘンリー 境田『源田の剣』
源田の剣 改訂増補版 米軍が見た「紫電改」戦闘機隊全記録 高木 晃治,ヘンリー 境田 著 双葉社 (2014/7/16) 343空とは太平洋戦争末期に当時の最新鋭機紫電改で編成された戦闘機隊である。司令官は真珠湾攻撃時の航空参謀源田実大佐で基幹搭乗員にベテランを配し ...
【本レビュー】梅本弘『海軍零戦隊撃墜戦記』1〜3 書評
海軍零戦隊撃墜戦記 梅本弘 著 大日本絵画 (2011/9/6) 今日は私が零戦搭乗員オタクから一時期手を引いていた時に「しれーっ」と発売されていたのが本書。まあ、「しれーっ」ととは私の勝手な印象なのだが。これ、私が昔やろうとしていたことなんだよね。戦闘行 ...









