MASTERキートン Reマスター 浦沢直樹 長崎 尚志 著 小学館; 第2版 (2014/11/28) マスターキートンとは80年代後半から90年代前半にかけて、ビッグコミックスで連載されたそこそこ人気があった漫画だ。主人公はオックスフォード大学で考古学修士号(マスター)を持 ...
【本レビュー】小池喜明『葉隠 武士と「奉公」』
葉隠 (講談社学術文庫) 小池喜明 著 講談社 (1999/7/9) 皆さん憧れのヒーローというものがあると思います。それはスポーツ選手であったり、特撮ヒーローだったり、アニメのヒーローだったり、ユーチューバ―だったりする訳です。翻って私は運動は子供の頃からほぼ ...
【本レビュー】坂井三郎『大空のサムライ』
大空のサムライ 坂井三郎 著 潮書房光人新社 (2003/5/14) 私が零戦の搭乗員に興味を持つきっかけになった本!。。。ではない。私が零戦搭乗員に興味を持ったのは中学二年生の時に岩本徹三『零戦撃墜王』を西友の古本市で見つけたのがきっかけだ。学校にある図鑑に ...
【本レビュー】坂口恭平『現実脱出論』
現実脱出論 増補版 (ちくま文庫) 坂口恭平 著 筑摩書房; 増補版 (2020/11/12) 以前、坂口氏の『独立国家のつくりかた』という本がかなり面白かったので再び坂口氏の著書を読んでみた。本書は『独立国家のつくりかた』よりももっと内面的な表現で書かれている。同 ...
【本レビュー】渡辺洋二『日本海軍夜間邀撃戦』
日本海軍夜間邀撃戦 渡辺洋二 著 大日本絵画 (2004/12/1) 以前に購入したが中々読む機会がなかったが、最近、やっと時間が取れるようになったので読むことができた。あとがきを読むと分るが渡辺氏渾身の作品だ。今後、これ以上のものは書けないとまで書いている作 ...
【本レビュー】鈴木芳行『首都防空網と〈空都〉多摩』
首都防空網と“空都”多摩 (歴史文化ライブラリー) 鈴木芳行 著 吉川弘文館 (2012/11/1) 本屋の定期パトロールをしていた時に発見、購入してしまった。私が期待していた内容は、東京都多摩地域の防空体制と生産工場等の詳細な情報であったが、内容は基本的に多摩 ...
【本レビュー】佐々木俊尚『自分でつくるセーフティネット』
自分でつくるセーフティネット: 生存戦略としてのIT入門 佐々木俊尚 著 佐々木俊尚; 第1版 (2014/7/25) 『レイヤー化する世界』を読んで、すっかり佐々木俊尚氏の著書に魅了されてしまった。以前『そして、暮らしは共同体になる』を紹介したが、さらに今回もまた ...
【本レビュー】佐々木俊尚『21世紀の自由論』
21世紀の自由論: 「優しいリアリズム」の時代へ 佐々木俊尚 著 佐々木俊尚; 1番め版 (2015/6/9) 『レイヤー化する世界』以来、佐々木俊尚氏にすっかり虜になってしまった。本書は『レイヤー化する世界』の後に書かれたものだ。内容は正直、基本的に一緒だった。 ...
【本レビュー】坂口恭平『独立国家のつくりかた』
独立国家のつくりかた (講談社現代新書) 坂口恭平 著 講談社 (2012/5/18) 私は本を読むときには大体、一つのテーマについて複数冊の本を続けざまに購入する場合が多い。例えば「武士道」について調べるのであれば、武士道について書かれた本をネットで調べまくっ ...
【本レビュー】羽生善治『決断力』
決断力 (角川新書) 羽生善治 著 KADOKAWA (2006/11/10) ミリタリーとは全く関係ない本になってしまったようだが、そうではない。本書は「勝負師」について書かれた本だ。私が本書を読んだのは、とある武術の先生が絶賛していたからだ。因みにその武術の先生は多 ...