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380ACP

ベレッタM1934
(画像はwikipediaより転載)

 

 今日、紹介するのは懐かしの名銃ベレッタM1934だ。この銃は、映画、ドラマ、アニメに特徴的に登場したというわけではないが、ずーと有名なのである。たぶん、イタリア軍に採用されたことで知名度を上げたことと、古い映画で頻繁に使われたことが理由なのではないだろうか。古い世代のガンファンだと、中型オートといえば、ワルサーPPKかこのベレッタM1934であるといってもいい。

 

ベレッタM1934(実銃)

 

 

性能

全長 149mm
重量 660g
口径 9mm
使用弾薬 380ACP弾(9mm×17弾)
装弾数 7+1発
設計・開発 ピエトロ・ベレッタ社

 

概要

 ベレッタM1934はギアンドーソ技師によって設計されたピエトロ・ベレッタ社の中型拳銃で全長149mm、重量660g、3.7インチバレルを持つ。装弾数は7発でカートリッジは38ACPを使用する。

 第一次世界大戦で拳銃不足に悩まされたイタリア軍は、大量生産できる拳銃の開発をベレッタ社に依頼した。これに対してベレッタ社は、グリセンティM1910をベースにベレッタM1915を開発、これは9mmグリセンティ弾を使用する中型拳銃でイタリア軍に制式採用された。このM1915は独立した排莢口を持っていたが、これを改良してスライド上部の大きな切り抜き部分と一体化したのがM1922、これをベースにさらに露出式ハンマーを採用したM1923、そしてM1931、M1932と改良が続いた。

 1930年代になるとイタリア軍は次期制式拳銃にドイツのワルサーPPを採用することを検討し始めた。このためベレッタ社はワルサーPPに対抗してM1932を改良したM1934を開発した。このM1934はワルサーPPのようにダブルアクション機構を装備してはいなかったもののイタリア軍に制式採用、のちにM1951が制式採用されたのちも1960年代まで使用され続けた他、イタリア警察やドイツ軍、ルーマニア軍、フィンランド軍の一部でも使用されていた。

 口径は380ACPで口径は9mmであるが、大型拳銃が使用する9mmルガー弾(パラベラム弾)よりも寸法が短く威力が小さい。構造はカートリッジの爆発の反動でスライドを動かすというシンプルなストレートブローバック方式を採用している。全弾を撃ち終わるとスライドは後退した状態で停止するが、これはマガジンがスライドストップの機能を果たしているためで独立したスライドストップ機能はない。グリップはスチール製のプレートで補強されたプラスチック製である。カートリッジの威力が弱い、セイフティの使い勝手が悪いという欠点もあるが、部品点数が39点と少なく、故障も少ないため人気があり、戦後は「クーガー」という名称で米国にも輸出されている。1934年から1991年まで生産が続けられ、総生産数は1,080,000丁である。

 

ベレッタM1934(トイガン)

 

 ベレッタのモデルガンは、MGC、CMC、ハドソン、WAから発売されていた。WA以外のベレッタは古い物で1960年代から1970年代初期に発売されたものだ。MGCのM1934は1967年、ブローバックモデルが1971年に発売されている。ハドソンのM1934はMGCのコピーである。WA以外のM1934は金属製であったため、1971年に規制によって金属モデルガンは金色に塗装されることとなる。1979年にはWAがM1934を発売するが、これはMGCとの提携によって製造されたモデルでハドソン同様、MGC系列のモデルである。

 どれも現在は発売されていないのでかなりのプレミアになるだろう。但し、古いモデルガンは亜鉛合金が劣悪なものを使用しているので経年劣化により破損しやすくなっている。購入する際には注意が必要だ。ガスガンでは、1989年にタナカがブローバックモデルを発売した。これはそれなりに性能、外観ともに良かった記憶がある。オリジナルのABS、パーカーライジング処理モデル、ハーフシルバーモデルがあった。現在のブローバックのように構造も実物に似せている訳ではなく、軽いスライドが「シュポシュポ」動くだけのものであるが小気味よいブローバックであった。

 2003年にはWA製がベレッタM1934を発売した。HW製でモデルガン譲りの外観の完成度は秀逸で、現行のものは2007年に発売されたカーボンブラックバージョンである。これはガスガンベレッタM1934の最高傑作といっても良い。

 

 

 

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01_M1903
(画像はwikipediaより転載)

 

 正式にはM1903ポケットハンマーレスという1903年にジョン・ブローニングによって設計された中型拳銃であるが、日本では一般にコルト32オートと呼ばれることが多い。口径は32口径、または38口径でハンマーレスという名称であるが、ハンマーは内蔵されているだけで正確にはハンマーレスではない。将校用の拳銃として米軍に採用された他、その携行性の高さからアル・カポネ等の有名な犯罪者達も愛用していた。

 

コルト32オート(実銃)

 

 

性能

全長 95.25mm(type.2)
重量 675g
口径 32口径(M1908は38口径)
使用弾薬 7.65mm弾(M1908は38ACP弾)
装弾数 8+1発
設計・開発 ジョン・ブローニング / コルト社

 

開発

02_M1903
(画像はwikipediaより転載)

 

 銃器設計者ジョン・ブローニングにより1902年に設計、1903年に生産開始された。発射機構はブローバックで、名称に「ハンマーレス」とあるが、ハンマー内蔵式であるため外側から見えないだけで、これは服に引っかからないようにするためのものである。薬室にカートリッジが装填されているかどうかを視認するためのローディングインジケーターが装備されていないため、暴発事故が相次いだ。このため当初からの安全装置であるサムセイフティ、グリップセイフティの他に後期型からはマガジンセイフティも追加されたものの依然暴発事故はあったようである。マガジンキャッチはグリップ下部、スライドストップは装備されていない。

 1908年には380ACP弾仕様にしたM1908が発売、1908年から1945年まで13万8,000挺が製造された。第二次世界大戦では米政府より20万挺の発注を受け、モデルMと称され高級将校や航空機搭乗員の護身用として使用された他、将官用の特別仕様モデル(ジェネラルオフィサーズモデル)が存在し、アイゼンハワー元帥、ブラッドリー元帥、マーシャル元帥、パットン大将等の功績のあった将軍達に送られた。1972年以降、この特別仕様モデルはコルトコマンダータイプのM15に変更されている。

 製造期間によって形状が変更されており、大きく5種類に分類され、1908年以降に製造されたタイプ彊聞澆離皀妊襪禄匿箸4インチから3.75インチに変更されている。1945年に約57万挺を生産して生産を終了したが、2015年にパーカーライズ2000挺、ブルー1000挺、ジェネラルオフィサーズモデルと同じ製造番号のものが500挺の合計3,500挺が限定で再生産されている。

 

バリエーション

 

FNブローニングM1903

03_FNM1903
(画像はwikipediaより転載)

 

 FNブローニングM1903は口径が9×20mmブローニングロング弾を使用する。構造はコルトM1903とほぼ同じである。1903年から1927年まで5,8000挺が製造された。スウェーデン軍にM/1907として制式採用10,000挺を購入した他、ハスクバーナ社でライセンス生産された他、ロシア帝国でも警察用に1908年から1914年まで11,000挺を輸入。モスクワの警察や憲兵隊で使用された。他にもエストニアが4,616挺、オスマン帝国が8,000挺採用する等、数か国が購入している。

 

コルト32オート(トイガン)

 

概要

 1977年にMGCからコルト32オートの名称で発売。スタンダードモデルとブローバックモデルの2種類がある。2009年にはMGCの金型を受け継いだCAWから再販された。この際、細部にリアリティアップのための変更を行っている。

 

まとめ

 

 携行性が高く発売当時としては十分な威力であったため軍や警察で使用された他、アル・カポネが護身用として使用していた。他にも銀行強盗でお馴染みのジョン・デリンジャーがFBIとの銃撃戦で射殺されたときに使用していたり、ボニー&クライドのボニーが太ももの内側に隠し、クライドの刑務所脱獄に使用したりと「有名人」に愛用された銃でもあった。日本でも戦前は将校用拳銃としてM1910に次いで人気があった。

 

 


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01_M1910
(画像はwikipediaより転載)

 

 ブローニングM1910とは、ジョン・ブローニングによって設計された中型拳銃でストライカー方式、バレルを取り巻くリコイルスプリングを採用した画期的な銃である。服に引っかからないように突起を極力減らした上に3重の安全装置を採用する等、携行時の安全性も考慮されている。このためコンシールド性に優れていたために美しさの反面、暗殺に使用される等、暗い歴史を持つ銃でもある。口径は32口径と38口径。

 

ブローニングM1910(実銃)

 

 

性能(380ACPモデル)

全長 151mm
重量 570g
口径 9mm
使用弾薬 380ACP
装弾数 6+1発
設計・開発 ジョン・ブローニング / FN社

 

開発

02_M1910
(画像はwikipediaより転載)

 

 M1910は、爆発的にヒットしたブローニングM1900の後継機である。著名な銃器設計者ジョン・ブローニングによる設計でストレートブローバック、シングルアクション方式、撃発機構は当時としては珍しいストライカー方式を採用、リコイルスプリング(発射の反動で後退したスライドを元の位置に戻すためのスプリング)は、バレルを取り巻く方式を採用している。この方式は45ACP弾(いわゆるガバメントが使用するカートリッジ)等の圧力の強いカートリッジでは銃身の過熱がリコイルスプリングに伝わってしまうために不向きであるが、本銃のような小口径カートリッジには有用であったため、その後、ワルサーPPK、マカロフ等にも採用されることとなる。

 フロントサイト、リアサイトが溝となっている等、極力服に引っかからないように考慮されたデザインとなっている。それでも安全装置はしっかりしており、一般的なサムセイフティの他にもグリップを強く握ることで発射可能となるグリップセイフティ、マガジンを装填することで発射可能になるマガジンセイフティと3種類のセイフティを採用している。安全にかつコンシールド性(隠し持つ能力)に優れているため暗殺等に使用されることもあった。

 32ACP弾、380ACP弾仕様モデルの2種類があり、1910年から1983年まで製造された。総生産数は約170万丁である。グリップの大きさが平均的日本人の手のサイズに合っていたため、日本では、戦前、戦中には将校用の拳銃として人気があった。このため1934年に採用された九四式拳銃はこのM1910のグリップフィーリングを参考にしていると言われている。因みに第一次世界大戦のきっかけとなったサラエボ事件には本銃が使用されている。

 

バリエーション

03_M1922
(画像はwikipediaより転載)

 

1910/22モデル

 M1922(または1910/22)はM1910の軍用需要に対応するために開発されたモデルでM1910にフロントサイト、リアサイトを通常の突起のある形状に変更した他、バレルとグリップを延長したモデルである。銃身は延長されたもののスライドの質量は変わらない。このため発射によってスライドが後退した際、銃身の延長部分のみは後退しない。グリップが延長されたため装弾数は2発増えている。第二次世界大戦ではドイツ軍に占領されたベルギーのFN工場でも生産されており、このモデルはナチスの刻印、木製グリップを装備している。人気があり、ユーゴスラヴィア、ギリシャ、トルコ、ルーマニア、フィンランド、デンマークで採用、戦後も西ドイツ警察の制式拳銃として採用されている他、1970年代まで西ドイツ鉄道警察でも採用されていた。1976年に生産終了している。

 

その他バリエーション

 M1955はM1910の米国仕様モデルでベルギーFN社により製造されブローニング・アームズ社により米国に輸入された。刻印とグリップ以外はM1910と同一である。1968年に米国連邦法による銃規制に抵触したため輸入停止となった。このためFN社は同法に準拠したM1971を開発した。これはバレルとマガジンを延長、アジャスタブルサイト、ターゲットグリップを採用している。M1922と異なりスライド大型化され銃口まで覆っている。

 

ブローニングM1910(トイガン)

 

概要

 1965年にMGCからブローニング380という名称で金属製モデルガンが発売されている。翌年にはマルゴーからMGCのコピー品が発売、1973年にはCMCから内部構造を精密に再現したモデルが発売された。1975年には六研が真鍮モデルガンとして発売、1981年にはコクサイがABS製モデルガンを発売、1982年にはマルシンもABS製モデルガンを発売している。ガスガンでは1988年にレプリカブランドでマルシンが固定スライドガスガンを発売している。

 

まとめ

 

 M1910は小型で携行性に優れた拳銃であった。突起を極力減らした設計は工業製品としても美しいデザインである。このためか非常に人気があり1983年まで製造された。日本でも早くから多くのメーカーでモデルガン化されているが、エアガン、ガスガンとしてのモデルアップは少ない。100年以上前に設計された銃であるが、ブローニング技師の設計であり、作動は確実。護身用としては現在でも有用であろう。

 

 


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01_LCP
(画像はwikipediaより転載)

 

 スターム・ルガーLCPとは、スターム・ルガーが2008年に発表したコンシールドキャリー用のハンドガンで全長131mm、重量270gの小型自動拳銃である。小型ではあるが、ショートリコイル方式を採用、口径は380ACPで装弾数は6発である。スライドはスチール製、フレームはガラス繊維で強化されたナイロン製である。初期モデルにはスライドストップ機能は無いが、LCP兇らはスライドストップ機能が追加されている。

 

スターム・ルガーLCP(実銃)

 

 

性能

全長 131mm
重量 270g
口径 9mm
使用弾薬 380ACP
装弾数 6+1発
設計・開発 スターム・ルガー社

 

開発

02_LCP
(画像はLCP2 wikipediaより転載)

 

 2008年のショット・ショーで公開されたハンドガンである。米国スターム・ルガー社が開発したコンシールドキャリー用に特化した超小型拳銃で全長はわずか131mmである。スライドはスチール製、フレームはガラス繊維で強化されたナイロン製で内側にはアルミ合金製のサブフレームが内蔵されている。最大の特徴は小型拳銃でありながらティルトバレル方式のショートリコイル機構を採用していることである。

 この機構を採用していることで他のストレートブローバック方式の同型銃に比べて反動が非常にマイルドになっている。トリガーシステムはダブルアクションオンリーでトリガーを引くと、内蔵されているハンマーがコックされ、引き切ると落ちるようになっているが、2008年モデルではトリガープルが6.35〜6.8kgと非常に重い。小型軽量を追求しているため最終弾を発射した後のスライドストップ機能は省略されている。装弾数は6発であるが、2013年には7発の拡張型マガジンが発売されている。

 

バリエーション

03_LCP
(画像はLC9 wikipediaより転載)

 

 バリエーションとしては2013年にトリガーストロークを短縮させた上にサイトを改良した第二世代モデルが発売、2015年にはアルミ製トリガーと視認性の高いサイトを搭載したモデルが発売されたが、LCP兇糧売により生産は終了した。LCP兇2016年10月6日に発表されたモデルで価格は349ドルである。外観のデザインが改良された他、トリガープルが4kg程度に軽く変更され、最終弾を発射した後にスライドストップがかかるように改良されている。初期モデルに比べ重量こそは30g増加したものの全長、全幅は変わらない。

 

LC9

 2011年には、口径を9mmパラベラム弾仕様に変更したLC9が発売されている。9mm弾を使用するために重量は480g(LCPは270g)、全長は152mm(同131mm)、幅は23mm(同19mm)と大型化している。バリエーションには380ACP仕様のLC380、2014年6月29日には撃発機構をストライカー方式に変更したLC9sが発売されている他、LC9sの廉価版であるEC9s等がある。

 

スターム・ルガーLCP(トイガン)

 

概要

 2021年4月14日に東京マルイより固定スライドガスガンが発売されている。

 

東京マルイ スターム・ルガーLCP 固定スライドガスガン

性能

全長 131mm
重量 255g
装弾数 10発
初速 56m/s前後
定価 7,980円

 最近では珍しい固定スライドガスガンである。実銃がダブルアクションオンリーの銃であることを意識しているのかもしれないが、敢えて固定スライドとするのは面白い判断である。外観の完成度の高さは秀逸であるが、スターム・ルガーのロゴは「スターム・ルガー風」になっている。命中精度は大型ハンドガンには及ばないものの、このクラスでは驚異的な命中精度である。

 

まとめ

 

 2008年に登場したLCPは、超小型拳銃でありながらショートリコイル機構を内蔵しているという高性能な銃であった。初期型はトリガーが重く、スライドストップ機能は装備されていなかったが、LCP兇砲覆辰討海譴蕕療世浪良されている。380ACPは護身用としては十分とは言い切れないがワルサーPPKやベレッタM84に比べ非常に小型軽量であり、これらの銃がストレートブローバックであることを考えればLCPの性能の高さは秀逸といえる。

 

 


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MAC10
(画像はwikipediaより転載)

 

 イングラムM10/11は1960年代に開発されたサブマシンガンであまりにも小型軽量なためマシンピストルに分類されることもある。シンプルな構造で連射速度が速く、特殊部隊用の武器としてベトナム戦争でも実戦投入された特殊なサブマシンガンである。

 

M10/11(実銃)

 

 

性能

口径 9mm、45口径
全長 548/269mm
銃身長 146mm
重量 2850g
装弾数 32発
発射速度 1090発/分

 

概要

 イングラムM10はゴードンイングラムにより設計された小型サブマシンガンの先駆となった製品だ。1969年、ソニック社の設計者であったゴードンイングラムは以前設計したM9にサプレッサーを付けた特殊部隊用の小型サブマシンガンを開発した。多くの部品はスチール板のプレス加工でボルトも鋳造で製作されており生産性は高い。これに目を付けた元情報部員ミッチェル・ウェーベルは1970年に共同でMAC社を設立、MAC-10として発売された。

 このMAC-10には軍用として9mm弾仕様、45口径仕様が存在しており、さらに口径を380ACPにした一回り小型のM11も生産されたが、ボルトも小型化されてボルトの後退距離が短くなったために連射速度が1200m発/秒と高速化して作動不良の原因ともなった。1975年にはMAC社は倒産、多くの零細銃器メーカーと同じ様に製品の販売権が様々な会社にわたって数社からMAC-10は発売され続けた。

 構造は、シンプルなブローバック、オープンボルトであり、セミオート、フルオート射撃が可能だ。操作は左側面のセレクターレバーで行う。45ACPモデルの弾倉は米軍制式採用短機関銃であったM3グリースガンのマガジンと互換性がある。

 

バリエーション

 M10が9mm、45口径バージョンがあり、M11と呼ばれる380ACPのものがある。軍用モデルと民間用モデルがあり、民間用モデルはセミオートのみである。さらに1979年、こM11を改良しレシーバー後方を延長し全長をやや長くしたコブライSMGが存在する。

 

M10/11(トイガン)

 

 モデルガンでは1980年にMGCがM11を発売、当初はオープンデトネーター方式であったが、1990年にはHW製CPカート仕様として再販された。この金型はCAWが買い取ったようで現在ではCAWが再生産している。ガスガンではかつてはファルコントーイやJAC、WA等が発売していたが現在は販売しておらず、現在では、東京マルイの電動ガン、マルゼン、KSCがガスブロ製のものが発売されている。海外製ではHFC等がある。

 

東京マルイ No.6 マック10 本体セット 18歳以上電動コンパクトマシンガン

 トイガンの老舗東京マルイ製の電動ガン。東京マルイ製なので性能は折り紙付き。命中精度も高く作動も良い。ハイサイクルではないため発射速度はそれほど早くないが電動ガンでは唯一の製品。

 

イングラム M11 マシンピストル ヘヴィウェイト ブラック モデルガン完成品

 現在販売されている唯一のモデルガン。旧MGCの系統を受け継ぐ製品。ガスガンや電動ガンも楽しいがモデルガンのフルオートは快感以外の何物でもない。おまけに音以外では誰にも迷惑をかけることもない安全なもの。フルオートを本当に楽しみたいのならモデルガンがおすすめ。

 

KSC M11A1 HW 18歳以上ガスブローバック

 KSC製のガスガン。システム7採用。初速も安定している。マグネシウムボルトで作動、命中精度ともに究極的に良い。外観のリアリティもKSCなので問題ない。安定のKSC。

 

イングラム M11 エムイレブン 18歳以上ガスブローバック・サブマシンガン

 KSCと同様、ガスブロM11。初速も安定しており、命中精度、作動は良好。昔からイングラムを作っているメーカーマルゼンの名銃。リーズナブルなガスブロが欲しいという方にはイチオシ。

 

まとめ

 

 イングラムM10は現在の小型サブマシンガンの先駆けとなったモデルである。構造はいたってシンプルで連射速度は早いというまさに特殊部隊向けのサブマシンガンだ。現在ではさらに高性能のサブマシンガンが登場したため目立たない存在となってしまったがサブマシンガンのマスターピースである。

 

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ベレッタM84F
(画像はベレッタM84F wikipediaより転載)

 

 ベレッタチーターとはベレッタ社が1975年に開発したM81を筆頭にしたシリーズの愛称で、M81からM89までがある。口径や機能によって様々なバリエーションがあるが、日本ではトイガンで製品化されたM84が一番有名なモデルであろう。口径は7.62mm、9mm、22口径とあり、現在でも生産が続けられているロングセラーモデルである。

 

ベレッタM81 M82(実銃)

 

 

性能(M84)

全長 172mm
重量 665g
口径 9mm
使用弾薬 380ACP
装弾数 13発
設計・開発 ピエトロ・ベレッタ社

 

概要

02_ベレッタM82BB
(画像はベレッタM84F wikipediaより転載)

 

 1975年、ベレッタ社が完成させた中型オート。のちに傑作となるM92と並行して開発が進められた銃ある。M81の口径は7.65mm×17(32ACP)で、ダブルカラムマガジンの採用で装弾数は12発、M82はM81のシングルマガジンモデルである。装弾数は9発と少ないが、装弾数が少なくなった代わりにグリップが薄くなり重量が軽減された。発射方式はこれといって面白いことのないシンプルなストレートブローバック方式である。

 発射方式はストレートブローバック方式でフレームはアルミ合金、スライドはスチール製であり、木製グリップが標準装備されている。M81、M82にはデコッキング機能はないが、コック&ロックでの携行が可能である。

 

バリエーション

03_ベレッタM87ターゲット
(画像はベレッタM84F wikipediaより転載)

 

 M81、M82には数種類のバリエーションがある。まず、1980年に登場したM81B型はファイアリングピン・セイフティを組み込こみグリップ前後面にグルーブが刻み込まれているもの。1982年には、これにスライドのセレーションや各所に若干の変更を加えたBB型が登場した。1988年に登場したF型は、コンバットトリガーガードを装備しデコッキング機能を搭載、さらにグリップもプラスチック製に変更された。現行モデルはFS型でF型同様、ファイアリングピン・セイフティとデコッキング機能が組み込まれており、内部構造に若干改良が加えられている。

 このM81、82を380ACP仕様にしたのが1975年に登場したM84、1980年のM85である。装弾数はM84が13発、85が8発で3.81インチのバレルを持つ。85の4インチバレル版が1991年に登場したM83である。1990年に登場したM86は独特の機構を持ち、バレル先端下部のピンを機軸にしてバレルを上方に跳ね上げ、そこから初弾を装填する。水平二連ショットガンの装填をイメージすると分かりやすいかもしれない。初弾以降は通常のオートの操作で射撃する。1980年に登場したM87は、22口径バージョンでM81同様にB、BBモデルが存在する他、ロングバレルモデル、ターゲットモデルもある。M89は22口径競技用モデルである。

 

ベレッタM84(トイガン)

 

 M81、M82のトイガンはないが、同チーターシリーズのM84は1981年にモデルガンの老舗マルシンからモデルガンが発売されている。これは1993年にPFCでリニューアルされているが、エアガンでは1987年にマルシンが固定スライドガスガンを発売した。1996年(2000年とも)にはWAがM84Fをモデルアップ、現在では、モデルガンではマルシン製、ガスガンではWAがスポットで生産しているのと海外メーカーのWE社がガスブロを発売している。

 

マルシン ベレッタ M84 HW 発火式 モデルガン

 30年以上前から発売されているモデルガン。当初と異なりカートリッジが改良されており、発火性能、作動性能共に向上している。外観の完成度も高い。唯一のモデルガンである。

 

WE メタル M84 BK ブラック 【メタルスライド標準装備!】

 内部構造はWAのコピーのようだ。海外製なので品質は日本製ほど高くはない。メタルスライドが装備されているのが特徴。WA製に比べて価格が安いのがメリット。本家ウエスタンアームズのガスガンが欲しい方はこちらでどうぞ。

 

BERETTA ベレッタ 純正 M84F用木製グリップ

 珍しいベレッタM84専用グリップ。WA、WE製ガスガンには無加工で装着できるようだ。マルシン製はグリップスクリューの大きさが異なるので多少の加工が必要、モデルガンのグリップ内部には錘が入っているのでそれを取り除かなければ装着できない。銃が軽くなるのは覚悟しなければならない。純正品ではあるようだが、品質にばらつきがある模様。購入も加工も自己責任で。

 

まとめ

 

 ベレッタM80シリーズは1975年のM81発売以来、現在まで続くロングセラー商品である。小型で携行性に優れた反面、ストレートブローバックの反動のキツさが敬遠される傾向はある。しかしこのクラスのハンドガンはどれもストレートブローバックであり、ベレッタM80シリーズ特有の欠点とはいえない。日本ではM84が一番有名であるが、現実的には380ACPのシングルカラムモデルあたりが使い勝手が良さそうだ。

 

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