
(画像はwikipediaより転載)
戦艦ドヴィエナザット・アポストロフは1892年に就役した黒海艦隊用の沿岸防御型戦艦である。戦艦ポチョムキンの反乱の鎮圧作戦に参加した以外には目立った活躍は無い。1931年に解体されている。
戦艦 ドヴィエナザット・アポストロフ 〜概要〜
性能
通常排水量 8709トン
最大排水量 -トン
全長 104.24m
全幅 18.29m
吃水 8.38m
機関出力 8750馬力
最大速力 15.7ノット
航続距離 4000海里/10ノット
乗員 611名
武装 30口径30.5cm砲連装1基
22.8cm砲単装4基
15.2cm砲単装8基
4.7cm砲単装10基
3.7cm砲単装8基
38.1cm水上発射管5基(ニコライは6基)
装甲 舷側 35.6cm
甲板 -cm
主砲 25.4cm
同型艦 2隻
特徴
戦艦インペラトール・アレキサンドル2世級に次いで建造された艦で、艦名はロシア語で十二使徒という意味。前級の主砲が連装1基であったのに対して2基装備したデザインに優れた戦艦であった。主砲は蒸気機関により動作する。装填機構が船体に固定されていたために砲弾装填時には砲を中央線上に向ける必要があった。このために主砲の発射速度は1発/4分と遅い。主砲に天蓋はない。
同型艦
(起工1888年2月、竣工1892年12月)
戦歴

(画像はwikipediaより転載)
戦艦ドヴィエナザット・アポストロフは1892年に就役したが、特に大きな作戦に参加することはなかった。1905年に戦艦ポチョムキンに反乱が起こると鎮圧に出動するが失敗している。1911年武装解除され、1912年に宿泊船に改造された。1918年まで機能していたが、1931年に解体された。
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