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タグ:海軍

夜間戦闘機「月光」 (戦記文庫) 渡辺洋二 著 朝日ソノラマ (1993/9/1)    渡辺洋二氏の著書は内容的に重厚で読み応えがある。航空戦史が専門であるが、航空戦史に関する本の中では渡辺氏の本はかなり信頼している。今日紹介する『夜間戦闘機月光』は1982年に上梓され ...

聞き書き・日本海軍史 戸高一成 著 PHP研究所 (2009/7/22)    本書は、著者が海軍士官を中心とする方々との交流の中で聞いたエピソードをまとめたものである。内容は非常に興味深く、今まで知られていなかったエピソードも多い。著者の戸高氏はあまり自分の意見を前 ...

ガ島航空戦上: ガダルカナル島上空の日米航空決戦、昭和17年8月-10月 梅本弘 著 大日本絵画 (2016/6/29)    本書は私にとっての名著『海軍零戦隊撃墜戦記』を上梓した梅本氏の新刊である。本書の特徴は著者が日米豪英等のあらゆる史料から航空戦の実態を再現してい ...

(画像は九九式機銃。上が1号銃、下が2号銃 wikipediaより転載)    九九式機銃とは、零戦など海軍航空機に搭載された機銃でそれまでの7.7mm機銃に比べて圧倒的な威力を誇った。零戦に初めて搭載され、以降の海軍戦闘機には必ずと言っていいほど搭載された機銃であった。 ...

(画像はwikipediaより転載)    零戦パイロットについて知りたい人という稀有な人のために「これを読めば海軍の撃墜王が良く分かる」という本を紹介。   秦郁彦・伊沢保穂『日本海軍戦闘機隊』エース列伝  まずは定番中の定番。一番のポイントは海軍のエース一覧 ...

(画像はコンベアB36 wikipediaより転載)    超重爆撃機 富嶽とは、太平洋戦争後期に中島飛行機創業者中島知久平の独創によって計画された超大型戦略爆撃機である。当時、大型機の開発経験の無い日本には実現困難な計画であった。特にエンジンには5,000馬力が必要であ ...

(画像はwikipediaより転載)    特殊攻撃機橘花とは、太平洋戦争末期に日本海軍が計画、中島飛行機が開発したジェット攻撃機である。試作機1機が11分飛行したのが唯一の飛行記録である。2回目の飛行は失敗、そのまま終戦となった。海軍の期待は大きく戦闘機型等多くの派 ...

(画像はwikipediaより転載)   TBDデバステーター     性能 全幅 15.24m 全長 10.67m 全高 4.60m 自重 2,540kg 最大速度 322km/h(高度2,400m) 上昇力 3.7m / 分 上昇限度 5,900m エンジン出力 900馬力(P&WR-1830-64ツインワスプ) 航続距離 1,152k ...

(画像はwikipediaより転載)   F7Fタイガーキャット     性能(F7F-3) 全幅 15.70m 全長 13.83m 全高 5.05m 自重 7,380kg(空虚重量) 最大速度 700km/h(高度6,767m) 上昇力 6,096mまで5分24秒 上昇限度 12,405m エンジン出力 2,100馬力2基(P&W R-2 ...

(画像はwikipediaより転載)    本級は日本ではバーフラー級と呼称されるが、竣工はセンチュリオンの方が早いのでセンチュリオン級と呼ぶべきである。本級は前級ロイヤルサブリン級に対して二等戦艦と呼ぶべきものであるが、砲塔も密閉式を採用、機動力でもロイヤルサブ ...

(画像はwikipediaより転載)    零式水上偵察機(零式三座水偵)とは、愛知時計電機(のちの愛知航空機)が開発した三座水上偵察機で、当時としては快速で安定性が良い傑作機で、日中戦争から太平洋戦争全般にわたって偵察任務だけでなく、船団護衛、哨戒、魚雷艇攻撃等 ...

(画像はwikipediaより転載)    局地戦闘機秋水とは、太平洋戦争末期に日本陸海軍によって計画されたロケット戦闘機である。開発は三菱重工でドイツのMe163の設計を元としているが、設計図の一部しか日本には届かなかったため独自開発の部分が多い。1号機は1945年7月に初 ...

(画像はwikipediaより転載)    九八式水上偵察機とは、日本海軍のお家芸である夜襲水雷戦で敵艦隊の補足、着弾観測を行う専用の水上機であった。水雷戦隊旗艦に搭載されて運用されたが、夜襲水雷戦の重要度が下がったことやレーダーの登場等により後継機は製作されなか ...

(画像はwikipediaより転載)    陸上偵察機景雲とは、日本海軍の陸上偵察機である。陸偵の重要性は訴えられていたが、それまでは九八陸偵、二式陸偵、百式司偵と転用してきた海軍が初めて専用の陸偵として開発した唯一の機体で、エンジンは液冷ハ70を胴体中央に配置する等 ...

(画像はwikipediaより転載)    九五式水上偵察機とは、1935年に制式採用された二座水上偵察機で目新しいアイデア等は無かったが、安定性、操縦性に優れた傑作機であった。九六式艦戦並みと言われた運動性能によって戦闘機代わりに使用された他、爆撃や哨戒とあらゆる任務 ...

(画像は夜間戦闘機月光 wikipediaより転載)    夜間戦闘機 電光とは、太平洋戦争開戦後に愛知航空機によって開発されていた夜間戦闘機で日本では初めての夜間戦闘機として設計された機体であった。斜め銃としても機能する機首の可動式20mm機銃等の新機能や排気タービン ...

(画像はwikipediaより転載)    九四式水上偵察機とは、複葉布張りの3人乗り水上偵察機であるがあまりの高性能にドイツからライセンス生産の要求があったと伝えらえているほどである。また海軍関係者をして「本機の出現は航空作戦に寄与すること大なり」と言わしめたほど ...

(画像はwikipediaより転載)    艦上爆撃機 彗星とは、液冷エンジンを搭載した日本海軍の急降下爆撃機であった。その誕生は早く1940年には試作機が初飛行している。その時の最高速度は551km/hを記録、当時の新鋭戦闘機零戦を凌駕した。しかし信頼性は低く、特にエンジン ...

(画像はwikipediaより転載)   九九式艦上爆撃機とは、日本海軍で初めて全金属製単葉の艦上爆撃機で開発時は世界最高水準の機体であった。しかし太平洋戦争開戦後は旧式化が目立つようになり、さらには防弾性能が皆無であったため搭乗員からは「九九式棺桶」「九九式棺箱 ...

(画像はwikipediaより転載)    局地戦闘機天雷とは、中島飛行機によって開発された試作局地戦闘機で合計6機が製作された。対大型機迎撃用の双発単座戦闘機で1944年に完成したものの誉エンジンの品質低下による性能低下のため想定したほどの性能が発揮できず制式採用はさ ...

(画像は九七式艦攻 wikipediaより転載)    九七式艦上攻撃機とは1937に制式採用された日本海軍の艦上攻撃機である。ひとくちに九七式艦攻といっても中島製と三菱製の二種類が存在する。それぞれ一号、三号(中島)、二号(三菱)と呼ばれている。中島製は1937年1月8日初 ...

(画像は十七試艦戦烈風 wikipediaより転載)    一八試甲戦闘機 陣風とは、海軍が計画した対戦闘機用戦闘機で川西航空機が設計開発を行った。同時期に開発中であった烈風に比べ高高度性能を重視しており、要求性能はほぼ全ての点で烈風を上回っている「全部乗せ」戦闘機 ...

(画像はwikipediaより転載)    太平洋戦争中の軍用機で最も有名な機体は海軍の零式艦上戦闘機、通称「ゼロ戦」と陸軍の一式戦闘機、通称「隼」の2機種であろう。この2機種、実は使用しているエンジンも同じであれば設計思想も同じで非常に似通った機体なのである。同時 ...

(零戦52型 画像はwikipediaより転載)    零戦52型とは22型を改良した機体で22型の両翼端を50cmずつ切り落とした上で滑らかに成型している。エンジンは22型と同じ栄21型エンジンであるが、排気管を集合排気管から推進式単排気管に変更した。これにより最高速度は565km ...

(零戦32型 画像はwikipediaより転載)  零式艦上戦闘機   零式艦上戦闘機とは1937年に開発開始、1940年に制式採用された日本海軍の艦上戦闘機である。日中戦争で実戦に投入されたがあまりに高性能であったために後継機の開発が遅れ、結局、太平洋戦争末期まで使用さ ...

(画像はwikipediaより転載)   特別攻撃機 桜花とは、太平洋戦争後期に開発された特別攻撃機である。搭乗員1名が乗機、火薬ロケットにより最高速度648km/hを発揮、機首に搭載された1,200kg爆弾により機体もろとも敵艦を撃沈することを目的としている攻撃機である。無論搭 ...

(画像はwikipediaより転載)   一式陸攻は1941年に制式採用された双発爆撃機でその性能は当時としては随一のものであった。そのため多くの改良型が開発されたが、防弾装備を軽視したため戦場では「ワンショットライター」と呼ばれるほど脆く、多くの機体が撃墜されていっ ...

(画像はwikipediaより転載)   深山は中島飛行機が開発した大型陸上攻撃機である。4発エンジンで全幅はB-29に匹敵する42mに達したが、性能が海軍の要求値に達せず試作機含め6機のみで生産が中止された。この6機の内4機は輸送機に改造されたが、予備部品の不足と油圧系統の ...

(画像はwikipediaより転載)   九六式艦戦は映画『風立ちぬ』で有名である。九六式艦戦の試作機である九試単戦は当時海軍で制式採用されていた九〇式艦戦の最高速度293km/hを大きく上回る451km/hを発揮、一気に世界の航空機製作の最先端に位置した名機中の名機である。  ...

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