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リボルバー

01_44口径ハンドエジェクター
(画像はwikipediaより転載)

 

超要約

 

 S&W初のスイングアウト方式のリボルバーでS&Wリボルバーの基本型となっただけでなく、その後の世界のリボルバーに大きな影響を与えた名作中の名作である。38口径モデルはのちにM10ミリタリー&ポリスと呼ばれ3世紀にわたって世界中で使用されている。

 

S&Wハンドエジェクター

 

 

32口径ハンドエジェクター

 1896年、S&W初のトップブレイク方式でない装填方式を採用したリボルバーである32口径ハンドエジェクターが発売された。それまでのトップブレイク形式のものはフレームの強度が今ひとつのため強力なカートリッジを発射することが難しい。そこでS&Wはシリンダーを銃の左側に開けるスイングアウト構造を発明した。これにより射手は手動で排出(hand ejected)できる訳だ。この設計は素晴らしく、この基本設計はS&Wだけでなく多くの銃器メーカーによって継承されている。S&W社の最も重要な功績である。

 この新規に開発されたIフレームを採用した32口径のスイングアウト式リボルバーの最初期モデルは、1903年まで7年間で19,712挺製造された。装弾数は6発で口径は3.25インチ、4.25インチで極少数6インチモデルが製造された。商業的にはあまり成功しなかったが、フィラデルフィアを始め数か所の警察が採用している。

 1903年になると32口径ハンドエジェクターの改良型が発売される。内部構造が大幅に変更されており、特にシリンダーストップがフレーム上部から下部に移動した。このモデルは数度大掛かりな改良を施され、現在のS&Wリボルバーとほぼ同じ機構に到達した。1917年まで生産が続いた。総生産数は凡そ263,000挺である。

 さらに1917年になると暴発防止のためのハンマーブロックメカニズムが組み込まれるようになる。そしてグリップはそれまでのラウンドバットグリップと共に新しくスクエアバットグリップが採用された。1942年まで273,684挺が製造された。ここで一時生産は中止されるが、1949年になると生産を再開、この時にハンマーブロックメカニズムが改良されている。1960年まで176,269挺が製造された。

 

38ハンドエジェクター(1stモデル)

 1899年に発売された最初のKフレームリボルバーである。同時に開発された38S&Wスペシャルを使用する初のハンドガンである。この38スペシャルはのちに最も人気のあるリボルバーカートリッジとなった。バリエーションは4インチ、5インチ、6インチ、6.5インチの5種類でブルースチールとニッケルメッキの2種類があった。ミリタリー&ポリスと呼ばれ、のちにM10の番号を振られることになる。様々なにバリエーションが存在する。総生産数は1942年までで約100万丁。

 

 

 

44口径ニューセンチュリー(通称トリプルロック、1stモデル)

 1908年に44口径ロシア弾のカートリッジケースを延長した44S&Wスペシャルを使用するニューセンチュリーをラインナップした。これは新たに設計されたNフレーム(当時は44フレームと呼称)を使用するモデルでエジェクターロッドシュラウド、トリプルロックが追加されたモデルで他にも数種類の口径のバリエーションが存在する。

 トリプルロックとは、シリンダーを固定するためにエジェクターロッド、シリンダー後部の他にヨークとエジェクターロッドシュラウド下部にもロックする装置が装備されている。1915年まで製造され、455ウェブリー弾を使用する英軍仕様「マーク汽魯鵐疋┘献Дター」5,000挺も含め、総生産数15,376挺である。

 この44口径ハンドエジェクターで新しく採用されたエジェクターロッドシュラウドとトリプルロックは、2rdモデルでは廃止されてしまう。理由は、どちらも泥が入り込み作動不良の原因となるというもので、特にトリプルロックは構造が複雑であり製造コストが高騰するというのも理由であった。この結果、販売価格を21ドルから19ドルに下げることに成功した。1915〜1940年まで製造され、英軍仕様の「マーク競魯鵐疋┘献Дター」69,755挺を含め、総生産数は74,755挺。

 1926年になると再びエジェクターロッドシュラウドのみが追加されたモデルが発売される。トリプルロックは実用性が無いと判断され復活はしなかった。1941年まで製造されたものの、カタログ販売のみであったため総生産数はわずか4,976挺のみ。

 1950年、44口径ハンドエジェクター最後のモデルが発売された。トリガー、ハンマーの設計を変更しており、バリエーションは、ミリタリー、ターゲットの二種類がある。ターゲットはバレル上部にフルリブを設置しており、これはのちのS&Wリボルバーに多く継承されている。1957年からはターゲットモデルはM24と呼ばれる。1950〜1957年まで製造された。

 

その他

 他にも様々な口径のハンドエジェクターが製造されているが、特に1902年から1921年まで製造されたMフレームを使用する22口径(22S&Wカートリッジ=22LR)モデルは、「レディスミス」と呼ばれた。この名称は1990年に9mmセミオートモデル、さらにJフレームモデルに再度使用されることになる。

 

 

 

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01_S&WM657
(画像はwikipediaより転載)

 

S&WM57

 

開発・そして完成!

 S&WM57とはS&W社が1964年4月に発売した41口径マグナムカートリッジを使用するダブルアクションリボルバーである。装弾数は6発でフレームはM29と同じNフレームを使用した。このフレームは1935年S&W社が357マグナム(のちのM27)を設計した際に新規に製作された大口径弾の発射にも耐えられる頑丈なフレームであった。使用する41口径マグナム弾は正式には41口径レミントンマグナムで357マグナム弾と44マグナム弾の中間の威力を目指して開発されたものであった。

 主なセールス先は警察官等の法執行機関であったため、カートリッジ名も最初は「41口径ポリス」という名称すら提案されたほどであった。しかしS&W社はそれ以前の「マグナム」という名前の破壊力を重視。新しい41口径弾の名称も「41口径マグナム」となった。当初ラインナップされていたのは強力な破壊力を発揮するメタルジャケットで覆われたソフトポイント弾と法執行機関での使用を目的としたセミワッドカッター弾である。

 

思いっきり滑った!

 S&W社は最初の目的通りに警察や法執行機関に営業をかけるが、反応は鈍くいくつかの都市の警察に採用された程度であった。理由は、そもそも警察官は41口径という高威力の銃は必要としておらず、ほとんどの場合、今までの38口径スペシャルで不満はなかったからだ。仮に高威力を求めるのであれば357マグナムで十分であり、41口径マグナムという高威力のカートリッジを採用する必然性はなかった。実用性以外にも当時(恐らく現在でも)、警察の暴力行為に対する世間の目は厳しく、警察が大口径カートリッジを使用するのを躊躇わせる理由ともなった。

 そしてさらに41口径マグナムが不運であったのは、M57の発売から7年後の1971年に上映された『ダーティハリー』の大ヒットである。 これにより44マグナムを発射することができるM29が大人気となり、同時に41口径マグナムという「微妙な」立ち位置のM57の人気はさらに落ちていった。要するに徹頭徹尾陽の目を見なかった銃がM57なのである。

 

 

M57の特徴

 

 しかし、銃自体の性能が悪い訳ではない。安定した大型のフレームに44マグナムよりは反動の少ない41口径マグナムという組み合わせは撃ちやすく、民間のシューターには比較的評判が良かった。フロントサイトは赤のインサート入りでリアサイトは調整可能なフルアジャスタブル。銃身長は3インチ、4インチ、6インチ、8.375インチモデルが存在している。ターゲットハンマー、ターゲットトリガー、ターゲットグリップを装備しており、外観上はM29に酷似している。現在までに5回の小さな改良が行われており、オリジナルのM57から最新のM57-5まで6種類が存在する。さらに発売当初からニッケルメッキモデルも発売されており、こちらもブルーモデルと同様のバリエーションが存在するが、1986年にステンレスモデルの発売と同時に生産終了となった。1991年に生産が終了したのち、2008年に再生産。現在でも販売されているのはこのM57スチールモデルのみで価格は1,078ドルである(2022/9現在)。

 

廉価版のM58

 

 1964年7月10日、S&WはM57をさらに警察向けに改良したM58を発表。これはM57の廉価版で外観はM10ミリタリーポリスを彷彿とさせる。ヘビーバレルでエジェクターロッドは露出しており、リアサイトは固定式となった。グリップはサービスグリップと呼ばれる小型の細いグリップを採用した。このM58はサンフランシスコやサンアントニオ警察で採用されたものの生産自体は約20,000丁を製造、1977年に生産は終了した。個体数が少ないためにコレクターの間では注目されている逸品である。2008年にブルーモデル、ニッケルフィニッシュモデルが再販された。因みにブルーモデルとは青く塗装したモデルということではなく、ブルー液という酸化剤で金属の表面を処理したものだ。要するにフツーの黒い銃である。現在では販売されていない。

 

ステンレス製のM657

 

 さらに1986年にはステンレスモデルのM657を発売、これはM57のステンレスモデルである。バリエーションは多く、3インチ、6インチ、7.5インチ、8.375インチの4種類の銃身長のモデルに加え、アンダーラグモデルも存在する。アンダーラグモデルとは銃身の下におもりが装着されているモデルでこれにより反動を抑制するのと同時に銃のバランスの調整にも役に立っている。コルトパイソンやM686等で採用されている形式で横から観ると銃身が二つ上下に並んでいるように見える。さらにサイトもフルアジャスタブル(調整可能な)フロントサイトを装備しているモデルや固定サイトのモデル、シリンダーも溝が彫ってあるフルーテッドシリンダーモデルとノンフルーテッドシリンダーモデルが存在する。M57と同様、生産中止されたが2008年より再生産を開始しているが、現在は生産はされていない。

 

トイガンと「ワンオブサウザンド」

 管見の限りトイガンではモデルアップされたことはない。相当なガンファンでも外観上はM29と酷似しているため区別がつかない。実銃は41口径マグナム弾を使用するという必要性があったが、トイガンでは敢えてモデルアップする必要がないのだろう。因みにシティーハンターに「ワンオブサウザンド」として登場する。これは機械工作の偶然から数千丁に1丁の割合で奇跡的に命中精度の高い個体が存在するというもので、シティーハンターではそれがM57(M58?)であったという設定である。機械工作の偶然であれば全種類の銃にそのようなモデルが存在するハズなので、M57(M58)のみにそのようなモデルが存在する訳ではない(多分ね)。あくまでもフィクションの話である。

 

 


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01_M610
(画像はwikipediaより転載)

 

 S&WM610は、10mm弾を使用するステンレス製リボルバーである。リムレス弾を使用するために専用のハーフムーンクリップ、またはフルムーンクリップを使用する。一時期は10mm弾の人気が無くなってしまったため市場から姿を消したが、近年10mm弾の人気が再燃したため再び販売されている。販売価格は987ドルである。

 

S&WM610(実銃)

 

 

性能

全長 304.8mm
重量 1,400g
口径 10mm
使用弾薬 10mm弾、40S&W弾
装弾数 6発
設計・開発 S&W

 

背景から開発まで

 1983年にD&D社が発売したブレンテン用に10mm弾が開発された。10mm弾とは10×25mmのカートリッジで、9mmの貫通力と45口径の破壊力の両方を得ることを目的に開発されたものであった。完成した10mm弾はセルフディフェンス用としては威力が過剰であり一部の防弾ベストをも貫通してしまうために「コップキラー」というあだ名まで付けられてしまった。ブレンテンは商業的には失敗であったが、10mm弾はそのパワーと貫通力が評価され、1987年にコルト社が発売したデルタエリートの弾薬として採用された。

 

開発

 1990年にS&Wによって開発された10mm弾を使用するステンレス製ダブルアクションリボルバーである。M29と同じNフレームを使用しており、外観上もM29クラッシックとほとんど区別がつかないが、シリンダー長がわずかに短いことから判別が可能である。10mm弾はリムレス弾のため、装填には半月形のクリップを使用する。40S&W弾も発射可能である。クリップには満月形の6連発クリップもある。

 1992年に一時製造中止になったが、1998年に販売が再開される。この際にそれまでハンマーにあったハンマーノーズが無くなりフレーム側にファイアリングピンが設置され、同時にフレーム部に安全装置が設置された。その後再び製造を中止したが、近年、市場では狩猟用としても護身用としても使用可能な10mm弾の特性が見直されつつあり、さらにNフレームという大型フレームを使用した安定性のあるリボルバーであるM610の人気が再燃しつつあった。それに呼応する形で2019年に4インチモデルと6インチモデルで三度製造を開始した。この際にグリップは黒のフィンガーチャンネル付きセンサテックグリップとなっている。

 

バリエーション

 銃身長4インチ、5インチ、6.5インチモデルと300丁のみ生産された3インチモデル、1990年には5,000丁限定で6インチモデルが発売された。シリンダーのフルートが入ったものとノンフルートモデル等がある。

 

S&WM610(トイガン)

 

トイガンでは発売されていない。

 

まとめ

 

 10mm弾は威力が強すぎ、同時に反動も強すぎるために一時は廃れたカートリッジであった。しかし狩猟用のサイドアームとしては有効であり、護身用としても使用可能であるという利便性から再び注目されている。M610はNフレームを使用するため安定性があり米国では意外と人気が高い。命中精度が非常に高いのも特徴である。

 

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01_M19
(画像はwikipediaより転載)

 

 S&WM19コンバットマグナムは、1955年に357マグナムを発射できる小型・軽量の拳銃をという要望に基づいて開発された拳銃で、それまで357マグナムを発射できる拳銃としては、44マグナムの発射にも耐えられる大型のNフレームが使われていたのに対して、軽量なKフレームを使用したのが特徴である。傑作リボルバーと呼べる銃であり、日本でもアニメ『ルパン三世』のキャラクターである次元大介の愛銃等で有名である。

 

S&WM19,66コンバットマグナム(実銃)

 

 

性能

全長 241mm
重量 1,021g
口径 38口径
使用弾薬 38スペシャル弾,357マグナム弾
装弾数 6発
設計・開発 S&W

 

開発

02_m19
(画像はwikipediaより転載)

 

 当時のS&Wのリボルバーで357マグナムを発射出来るのはNフレームリボルバーのみであった。しかしNフレームは44マグナム弾を使用するM29のベースとして使用されていることからも判るように非常に頑丈である反面、大型で重量のあるフレームであり、38口径では威力不足が指摘されていたにも拘らず警察官等の法執行機関で通常業務で職員が使用するには不便であった。

 S&W社はこれらの要求を満たす理想的な警察官用リボルバーの開発を計画する。開発にあたっては現場の法執行機関員の意見を取り入れるため、S&W社は国境警備隊員であり有名なコンバットシューターであるビル・ジョーダンの意見を多く取り入れている。ビル・ジョーダンが求めた理想的なリボルバーの条件とは、…汗芦椎修淵螢▲汽ぅ函↓▲好ウェアバットのグリップ(グリップ後下部が丸まっていないグリップ)、ヘビーバレルであること、そして357マグナムを使用することが出来る中型リボルバーというものであった。

 この要望に基づいてS&W社は設計を開始、1年の研究の結果、Kフレームに357マグナムの衝撃に耐える強度を持たせることに成功、1955年、357マグナムが発射可能なKフレームリボルバー「コンバットマグナム」を誕生させた。この携行性の高いKフレームに357マグナム弾を使用できるコンバットマグナムはその実用性の高さから米国の警察官用の拳銃として広く採用されることとなった。

 最初に完成した記念すべきコンバットマグナム第1号は、提唱者であるビル・ジョーダンに送られた。販売開始は1957年でのちに名称をコンバットマグナムからM19に変更している。1970年には素材を全てステンレスとしたM66も発売された。当初は4インチのみであったが、1963年に6インチモデルがラインナップに加わり(1996年生産中止)、さらに1966年には2.5インチモデルも加わった。M19は1957〜1999年11月まで生産され、M66は1970〜2005年まで生産された。

 余談だが、日本ではM19はアニメ『ルパン三世』でルパンの相棒次元大介が愛用する銃としても有名である(因みにルパン三世パイロット版では『コルト・エグゼクティブ』を愛用しているとしているがこれは架空の銃である)。

 

バリエーション

 M19,66は、1957年に販売が開始されて以来、小改良を加えつつ2005年まで生産されていた。この間にM19はファーストモデルからM19-1〜9まで、M66はM66-1〜8まで多くのバリエーションがある。1982年に発売されたM19-5でははシリンダー後部のカウンターボアードを廃止、90年代に入るとトリガーロックの新設、フレームの再設計等の仕様変更が行われた。近年では2014年にS&Wパフォーマンスセンターが4.25インチバレル、2017年には2.75インチバレルモデルが発売され、2018年にはM19の4.25インチバレルモデル、3インチキャリーコンプが発売されている。

 

※S&Wのバリエーション表記

 S&Wの銃は、「M19-3」のように、改良が加えられる毎に製品名に続いて「-○○」という表記がされる。これは「ダッシュ○○」と読み、改良される毎に数が増えていく。つまり「M19-3」とは「M19ダッシュスリー」と読み、そのモデルが、最初の生産から3回改良されたことを意味する。

 

特徴

 M19は必要とあれば357マグナムを撃つことができ、同時にKフレームの携行性も獲得したモデルではあったが、Kフレームは頻繁に357マグナムを発射するには強度が低すぎたため、シリンダーの破損等の事故が起こることがあった。このためS&Wは1980年にM19の改良型であるM586を開発することになる。

 

S&WM19,66コンバットマグナム(トイガン)

 

03_m19
(画像はwikipediaより転載)

 

概要

 モデルガンでは、1968年にMGCから金属製コンバットマグナムが発売、1975年にはコクサイもコンバットマグナムを発売、1982年には同モデルをリニューアル。内部機構を精確に再現している。同年東京CMCも六人部氏設計によるM19を発売、外観、内部機構共に当時最も再現性の高いモデルであった。さらに1985年にはコクサイが外観、内部機構を精確に再現した決定版M19を発売している他、近年ではタナカワークス、東京CMCの金型を買い取ったHWSが非常に完成度の高いM19を発売している。因みにM19を多くモデルアップしていたコクサイは、2000年前後に倒産、一部の社員がコクサイブランドを引き継ぎ、その後も生産をしていたが2018年に完全に生産を終了した。

 エアガンでは1989年にかつてコクサイからカート式リボルバー、1991年にLSからエアコッキング式、1997年に東京マルイからカートレス式リボルバー、タナカから同じくペガサス式のカートレスリボルバーとして発売されている。コクサイリボルバーは初期型の通称「貫通シリンダーモデル」と呼ばれるモデルとそれ以降のモデルがあり、2.5インチ、4インチ、6インチモデル、シルバーは2.5インチモデルが発売されていた。バレルは交換可能で外観はモデルガン並に精巧であったが、30年以上前の製品であるためM19のパワー、命中精度は現在の水準では論外である。

 

タナカワークス M19 モデルガン

性能(4インチモデル)

全長 242mm
重量 710g
装弾数 6発
初速  -
定価 27,280円

 現在発売されている数少ないM19モデルガン。2.5インチ、4インチモデル、シルバーモデル、PC(パフォーマンスセンター。S&W社のカスタム部門)モデルやスモルト等多彩なバリエーションが用意されている。外観、内部構造ともに現在最も完成度の高いモデルといっていい。最大の特徴はヘビーウェイト材にメッキを施していることでABS製に比べ20%程度重量がアップされている上に美しいメッキが施されているということ。ヘビーウェイト材にメッキを施しているのはタナカワークスが唯一である。現在入手できる最高レベルのM19モデルガン。

 

タナカワークス M19 ガスガン

性能(4インチモデル)

全長 242mm
重量 750g
装弾数 12発
初速 52m/s前後
定価 27,280円

 モデルガンと同様に素晴らしい外観を持つ。カートレスモデルではあるが、シリンダー内にエンジンとBB弾を内蔵しているというタナカ独自のペガサスシステムにより、シリンダー以外の内部構造は非常に実銃に近い。モデルガンと同様、HW材にメッキを施したモデルもあるが、モデルガンと異なり、亜鉛製シリンダーとHW製フレームという材質の違いのためシリンダーとフレームの色彩や光沢が若干ことなる。時期によりバージョンが異なり、さらにロッドによっても微妙に仕様が変更されていることがあるので詳しい知識がある人以外は最新ロッドを購入するのが賢明。

 

クラウン M19 エアガン

性能(4インチモデル)

全長 238mm
重量 330g
装弾数 6発
初速 43m/s前後(ホップアップシリーズ)
定価 3,900円

 エアガンでは、対象年齢10歳以上のホップアップリボルバーシリーズと同18歳以上のハイホップアップシリーズ、ガスリボルバーシリーズがある。エアガンの違いは主にパワーで、それぞれ4インチモデル、6インチモデルバージョンがある。ガスガンには真鍮製カートリッジが付属する。性能、外観の再現度は今ひとつであるが、珍しいカート式モデルであるので貴重。

 

まとめ

 

 M19が開発された当時、357マグナムを撃つ銃はM28等の大型のNフレームリボルバーのみであった。そこに軽量なKフレームで357マグナムを撃つことができるM19の登場は、当時の警察官にとっては理想的な銃であった。1980年に入ると、このM19のフレーム強度不足という欠点を補ったM586に変貌していく。

 

 

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スタールM1858
(画像はwikipediaより転載)

 

 スタール(スター)M1858リボルバーとは、1858年に開発、翌年から製造されたダブルアクションリボルバーである。このリボルバーの特徴はダブルアクションと共にシングルアクションでの射撃も可能であるということである。モデルガンではHWSが販売している。

 

スタール M1858(実銃)

 

 

性能

重量 1.3 kg
全長 320mm
弾薬 ボールパーカッションケープ
口径 44口径、36口径
機構 パーカッション式
装弾数 6発

 

時代背景

 スタールM1858が開発された当時、金属カートリッジやダブルアクションリボルバーは開発されていたものの、まだまだ一般にはカートリッジを使用しないシングルアクションリボルバーが主流であった。コルトが最初に金属カートリッジを使用するモデルを開発したのが1873年、初のダブルアクションリボルバーを開発したのは1877年であった。1858年に開発されたダブルアクションリボルバーであるスタールM1858がいかに先進的なモデルであったのかがわかるであろう。

 

概要

 スタール社M1858は1858年開発されたダブルアクションリボルバーで、1861年から始まった南北戦争では多くが北軍により使用された。当時、金属カートリッジは開発されていたものの、S&Wが特許を独占していたため本銃は金属カートリッジは使用していない。装填は射手が鉛の弾丸と黒色火薬パウダーをシリンダーに装填し発射する。M1858は基本的にはダブルアクションで使用するが、精密射撃用にシングルアクションでの射撃もできる。ダブルアクションはトリガープルが8.16kgと非常に重いが動きはスムーズである。

 シングルアクションで発射する場合、トリガー後部のスイッチを下げ引き金を引くとハンマーコック状態になる。次にトリガー後方にある突起のような形をしたシングルアクション用トリガーを引くとハンマーが落ちるという構造になっている。ハンマーに現在のリボルバーと同じような指掛けが付いているがこれはシングルアクション用のものではない。

 M1858は、日本にも持ち込まれており、現在でも古式銃として売買されている。生産開始は1859年で、最初のモデルは36口径スタールダブルアクションネービーリボルバーであった。これは1859〜1860年までの間に3000丁が生産された。

 続いて1862〜1863年の間には、口径を44口径に変更したダブルアクションアーミーリボルバーが南北戦争での需要もあり、何と21454丁も製造された。さらに1863〜1864年までダブルアクション機能を廃したシングルアクションアーミーリボルバーが23000丁生産されている。

 スタールM1858はクリントイーストウッド主演監督『許されざる者』で使用されたことでも有名である。

 

スタール M1858(トイガン)

 

 トイガンでは2015年にHWSがモデルガンとして発売している。素材はHW製でHWS社が製作しているだけあって細部まで精密に再現されている。HWであるのでブルーイングも可能である。2020年7月300丁限定生産した。

 

HWS スタール・アーミーリボルバー モデルガン

性能

全長 300mm
重量 720g
装弾数 6発
初速  -
定価 37,000円(税抜)

 

まとめ

 

 スタールM1858ダブルアクションリボルバーはまだダブルアクションリボルバーが珍しかった時代にダブル/シングルアクション両方の機能を持たせた独特のリボルバーである。構造があまりにも特殊であったため後の時代に継承されることはほとんどなかったが、当時としては非常に有用なリボルバーであった。

 


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01_ナガンM1895
(画像はwikipediaより転載)

 

 ナガンM1895とは、1895年にロシア帝国で制式採用されたダブルアクションリボルバーである。装弾数は7発でカートリッジは7.62mmナガン弾を使用する。特徴は独特なガスシールシステムで引き金を引くとシリンダーが前進、カートリッジを銃身後部に挿入するためガス漏れが少ない。このためリボルバーとしては珍しくサプレッサーの使用が可能であり、ソビエト秘密警察等で使用された。総生産数は約200万挺で1950年代まで生産が続けられ、ロシア保釈保安サービスでは2009年まで使用されていた。

 

ナガンM1895(実銃)

 

 

性能

全長 230mm
重量 750g
口径 7.62mm
使用弾薬 7.62×38ナガン弾
装弾数 7発
設計・開発 ナガン兄弟 / トゥーラ兵器工廠他

 

開発

02_ナガンM1895
(画像はwikipediaより転載)

 

 ナガンM1895は、ベルギー人のエンジニアであるナガン兄弟(エミール・ナガン、レオン・ナガン)により設計されたリボルバーであった。当時、自前で兵器を開発することが出来なかったロシア帝国は、このリボルバーに注目、ナガン兄弟から製造権を譲り受けてチューラ兵器工廠で国産化に成功。1895年にM1895として制式採用した。

 ナガンM1895はソビエト連邦成立後も使用され続け、1930年代にトカレフ自動拳銃が登場するまで制式拳銃として活躍した。さらに第二次世界大戦が勃発すると再び生産が始まり、マカロフ自動拳銃の登場するまで使用され続けた。生産は戦後の1950年頃まで生産されていたと言われている。その後も郵便保安サービスやロシア鉄道等で使用され続け、2003年に郵便保安サービスで使用を終了、2009年にロシア連邦の保釈保安サービスでも使用を終了した。総生産数は約200万挺である。

 機構は、シングル・ダブルアクション方式でシリンダーはブレイクオープンまたはスイングオープンすることは出来ず、装填、排莢はSAAと同様の方式で右側のローディングゲートから一発づつ行う。本銃の最大の特徴はその発射機構で、シングルアクション、またはダブルアクションの第一段階のトリガーを引くとシリンダーが前進、弾頭がバレル後部にピッタリと入り込み発射時のガス漏れを防止するようになっている。

 

7.62NagantCartridge
(左がナガン弾 wikipediaより転載)

 

 このためガス漏れがほぼ無く、リボルバーでありながらサプレッサーの使用が可能であったため、ソビエト秘密警察やOGPU、NKVD、またベトナム戦争中にはベトコンによっても使用されていた。カートリッジは7.62×38mmナガン弾という専用のカートリッジを使用しており、このカートリッジは通常のハンドガンカートリッジのように弾頭が露出しておらず、カートリッジ内に埋め込まれている。これは弾頭部分が露出しているとシリンダー内の弾頭部分周辺に隙間が出来、その隙間からガスが漏れるためそれを防ぐことを目的にしたためである。

 

バリエーション

03_ナガンM1895
(画像はwikipediaより転載)

 

 バリエーションは、シングルアクション仕様のナガンプライベートモデル、ダブルアクション仕様のオフィサーズモデル、サプレッサー装着モデル、22口径仕様のKR-22、スイングオープン方式に改良された1910モデルが存在する。因みにこの1910モデルは商業的には成功しなかった。

 

ナガンM1895(トイガン)

 

概要

 トイガンではWGがガスガンとしてはつばしている他、HWS(ハートフォード)が2021年6月にモデルガンを発売予定。

 

HWS ナガンM1895 モデルガン

 

性能

全長 234mm
重量 490g
装弾数 7発
定価 39,800円(税抜)

 発火式モデルガンとしてモデルガンメーカーの老舗HWSより発売が決定。HW製でナガンM1895の最大の特徴であるガスシールシステムも完全に再現している。同社の製品はマニアックなものが多く完成度は非常に高い。さらに定価が比較的安価に設定されているため人気があるので興味があるのであれば予約購入することをお勧めする。

 

まとめ

 

 ナガンM1895は19世紀に開発されたリボルバーであり、カートリッジの装填、排莢に難がある。しかし自動拳銃全盛の時代でもトカレフと並行して使用され続け戦後まで生産され続けたという稀有なモデルである。さすがに20世紀になると旧式となったが独特のガスシールシステムはサプレッサーの装着を可能にした。この独特のメカニズムはファンを魅了して止まない。

 

 


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コルトパイソン
(画像はwikipediaより転載)

 

 コルトパイソンは1955年に発表されたコルト社の最高級リボルバーである。メカニズム的には古いものの銃身上部のベンチリブや同下部のアンダーラグによる外観の美しさは圧倒的である。モデルガン、ガスガンでも人気は高く、日本でも多くのメーカーによりモデルアップしている。各社モデルの個性、性能等についてみたみたい。

 

コルトパイソン(実銃)

 

 

性能

口径 357マグナム
全長 241mm
重量 1092g
装弾数 6発
銃身長 2.5、3、4、4.25、6、8、10インチ等。

 

構造

 コルトパイソンは1955年にコルト社から発表された357マグナム弾を使用するリボルバーである。コルト社の大型フレーム遺Iフレームをベースに当時世界最強のカートリッジであった357マグナムを使用できるように設計された。

 機構はベーシックなリーフスプリングを使用するダブルアクション機構で、バレルは上部にベンチリブ、下部にフルバレルのアンダーラグが装備されているのが外観上の特徴である。リアサイトは上下左右調整可能な精密サイトで全体的に精度は非常に高い。特にバレルは高精度であったためにこのバレルにS&WのKフレームリボルバーを合体させたスマイソン、スモルト、スタームルガー社セキュリティシックスのフレームを合体させたクーガーと呼ばれるモデルも存在した。

 1955年からコルト社のハイエンドリボルバーとして生産され続けていたが、1999年には販売不振から生産が打ち切られた。その後は受注生産を行っていたがそれも2005年で打ち切られたが、2020年1月に再販されている。

 

バリエーション

 1955年発表当初は銃身長6インチのモデルのみであったが、後に2.5インチモデル、4インチモデル、1985年にはステンレスモデルもラインナップされた。さらに3インチのコンバットパイソン、8インチのパイソンハンター、10インチのテンポインター等のモデルも存在する。2020年の再生産時には4.25インチモデルが登場した。さらに限定品としてステンレスモデルを徹底的に研磨したアルティメイトフィニッシュ等々、思いついたように限定品を発売している。

 

特徴

 工作、表面仕上げの精度が非常に高く、特に初期の熟練工が製作したものは現在でも高値で取引されている。バレルの精度も高く命中精度は高かったが、トリガーアクションはS&Wと比べてスムーズではあったがシューティングマッチには不向きであり、このためにパイソンのバレルをS&Wのフレームに結合させたスマイソン、スモルトというモデルも存在する。

 余談ではあるが、このスモルト、同口径の銃身とフレームの結合は一見簡単そうではあるが、コルトとS&Wのバレルのねじ切りは逆であり、加工するのは難しい。

 

コルトパイソン(トイガン)

 

モデルガン

 

 トイガンではモデルガン時代から相当のモデルが販売されている。最も初期のモデルガンは、1969年にMGCが発売したもので、金属モデルの2.5、4、限定品として6インチモデルが存在した。1977年にはニューパイソンという名称で樹脂製で2.5、4、6インチを発売、1978年にはマルゴーもパイソンを発売していた。1981年には西部警察で鳩村刑事(舘ひろし)が使用したことで有名なパイソンヘビーバレルカスタムを発売、これはのちにタイトーがヘビーウェイトで再販している。MGCパイソンは、小林太三氏の設計だったはずだ。

 外発火式(カートの先に火薬を詰めて、シリンダー内の撃針で発火させる)で構造、外観共にかなりデフォルメされていた。特に内部構造のデフォルメは凄まじく、実銃とはかけ離れたものだった。ただそのため発火性能、耐久性は高く、これはこれでモデルガン設計の一つの考え方であるといえる。

 

 1978年にはコクサイもモデルアップしており、ABS製と金属モデルで4、6、8インチモデルが生産されていた。このモデルは1986年にはリニューアルされてnew pythonとなり、バリエーションは2.5、4、6インチのみとなった。これはMGCと異なり、外観や内部構造に至るまで精密に再現した結果、再現性は高くなったが作動性は低くなってしまった。特にリバウンドレバーが摩耗してシリンダーが回らないという欠陥があった(実銃と同寸法で作ってもモデルガンの性格上強度を弱くせざる得ない)。コクサイ倒産後もコクサイブランドで生産が続けられた。この時期に内部構造もに改善され、作動性が向上している。カートもそれまでは外発火式のスモールカートであったが、フルサイズカート仕様になっていた。

 コクサイはガスガンでもパイソンを販売しており、1993年にはスナイピングシステムという初期の固定ホップアップシステムを内蔵したモデルを発売、ABS製でブラックとシルバーの2種類にバレルのバリエーションは3、4、6インチの3種類であった。外観の再現性は高いが、パワー命中精度等はお話しにならない。

 ホップアップ機能が付いていたがいかんせん命中精度が悪いのでどうしようもない。さらにサイドプレートのガスルート部分に亀裂が入るというサプライズ付である。シリンダーを改造防止仕様にしたためカートはリアルなカートの弾頭部分にシリコンチューブが露出するという目も当てられないものであった。

 

タナカワークス コルト パイソン R-model スチール フィニッシュ 6インチ

 さらにタナカワークスがモデルガン、ガスガンともに販売している。ガスガンは1987年にケースレスでアンダーラグにBB弾を装填するというユニークなモデルであった。シリンダーは回転するもののスイングアウトは出来ず、バレル交換機能があったため銃口がディフォルメされていた。しかし全体の完成度は非常に高いモデルであった。

 モデルガンは外観、内部構造ともに非の打ちどころがない。現在入手できるモデルガンの中で最も完成度の高いモデルと言っていい。特に表面仕上げであるジュピターフィニッシュはタナカワークスが独自に開発したHW素材にメッキをかける方法である。HW素材は性質上メッキ加工が難しく多くのメーカーは地肌むき出し、若しくは塗装で表面を処理いているが、タナカワークスはこのHW素材のメッキ加工に成功している。このメッキ処理をタナカワークスはジュピターフィニッシュと命名しているが、この表面仕上げの美しさは実銃と区別がつかないほどだ。

 内部構造もほぼ実物と同様であり、実物グリップの装着も可能である。同時に作動性能も高く、カートもリアルサイズと全く非の打ち所がない。

 

タナカ コルトパイソン .357マグナム 6インチ Rモデル スチールフィニッシュ

 ガスガンでは、現在販売されているペガサスシステム以前にシリンダーがスイングアウトしないガスガンが販売されていた。これはバレル下部のアンダーラグに弾を入れるもので銃身は4、6、8インチの交換式であった。当然、バレルの長さによって装弾数が変わる。これにはメタルフィニッシュバージョンもあり、これは銃身交換ができない。どちらも命中精度は比較的高かった。

 2000年前後にはペガサスシステムが発表された。このシステムはシリンダー内にガスタンクを設けるというものでシリンダー内にBB弾とガスを充てんしてハンマーの打撃によりBB弾を発射するものである。このためフレーム内のメカはほぼ実銃通りに再現することが可能となり、リアリティの向上に貢献した。

 発売当初は劣悪であった命中精度もバージョンを重ねるごとに改良され、現在では全く問題ないレベルである。外観上のリアリティはモデルガン譲りであるが、モデルガンと異なりシリンダーは亜鉛合金製であるためジュピターフィニッシュされたものはHW素材部分と外観上若干の差異がある。

タナカパイソンは初期モデル、ver.2、そして現行のRモデルと大きく三回改良されているが、現行のRモデルは作動性能も高く、サイドプレートも金属製となっているなど以前のモデルとはクオリティが大きく異なるので購入するのであれば現行のRモデルを購入することをお勧めする。

 

東京マルイ No.6 コルトパイソン 4インチ 18歳以上ガスリボルバー

 最後に東京マルイのガスガンがある。90年代中盤〜後半に発売されたが、2000年代にリニューアルして外観、性能ともに見違える程よくなった。外観上の違いは、旧タイプは、4インチがパックマイヤー風ラバーグリップ、6インチが木製調プラグリップであり、新型は両方ともラバーグリップなので6インチの判別は容易であるが、4インチの判別は初心者には困難である。

 タナカワークスと同様にシリンダーはスイングアウト可能である。カートレス式であるため排莢はできないが、サードパーティーから発売されているカートで容易にカート化することが可能であるが、エジェクターロッドを作動させることは困難である。命中精度は非常に高いが、ガスブローバックには及ばない。現在では生産が中止されている(2020年6月時点)。

 

東京マルイ コルトパイソン .357マグナム 6インチ ステンレスモデル 10歳以上エアーHOPリボルバー

 2017年には同社からエアーコッキング式のパイソンが発売されている。バリエーションはノーマルモデルとPPCカスタムモデルの2タイプがある。それぞれブラックとシルバーモデルがありノーマルモデルには4、6インチの銃身のバリエーションがある。

 このモデルはグリップ内にあるエアータンクをハンマーでコッキングすることによってBB弾を発射するものである。カート式でプラスチック製のカートリッジを使用する。トリガー上部に安全装置があり、トリガーは樹脂製とリアリティの面では今ひとつである。カートを使用したコッキング式ということもあり、パワーも命中精度も高くない。

 

クラウンモデル ホップアップエアリボルバー No.18 COLT パイソンハンター 8インチ

 老舗エアガンメーカーのクラウンもエアーコッキング式、ガス、さらにはBB弾発射と同時に火薬を発火させるスパークリングエアガンというものを発売している。エアーガンにはパワーが弱く設定されている対象年齢10歳以上のホップアップエアリボルバーシリーズと18歳以上のハイホップアップエアリボルバーシリーズがある。

 通常のパワーと言ってもやはりガスブロに比べると弱く、カート式であるために命中精度もオートに比べると悪い。ハンマー、トリガーもABS製で内部パーツにもABS製が多い。そのため耐久性能は低いが値段はホップアップエアリボルバーが3900円、ハイホップエアリボルバーが4300円と低価格である。

 

クラウンモデル ホップアップガスリボルバー No.14 COLT パイソン 4インチ

 ガスリボルバーはクラウンの中では高価であるが、それでも9500円と他社のリボルバーと比較すると圧倒的に低価格である。パワーはやはり0.35ジュール前後と若干低い。命中精度は比較的高く、場合によっては5mで10cm程度にまとまることもあるが、パッキンの状態に左右されるため振れ幅が大きい。外観は低価格エアガンとしては非常に完成度が高いが、バレル右側の刻印はクラウンの刻印である。

 バリエーションは4、6、8インチの3種類にシルバーモデルとブラックモデルが存在する。シルバーモデルはグリップがラバー風になっている。クラウン社のエアガンはサードパーティのパーツが少ないのでこのグリップは貴重かもしれない。弱点としてはエアーガン同様にABSパーツが多いため耐久性能は他社製品と比べると低い。

 

クラウンモデル スパークリング エアガン No.1 コルトパイソン .357 マグナム 6インチ BK

 スパークリングングエアガンは、対象年齢10歳以上のホップアップエアリボルバーのパイソンをベースとしてシリンダーのカートリッジの中間あたりに火薬をセットしてBB弾の発射と同時に火薬を破裂させて射撃音を楽しむというものだ。

 使用する火薬は金キャップで、銃本体にはハンマー横に金キャップ発火用の撃針が付いている。これがハンマーに連動して金キャップを打撃することで発射と同時に火薬を破裂させることを可能としている。エアガンの性能はベースモデルのままだ。

 火薬用撃針が装着されている部分はどうしても外観上目立ってしまうがそれ以外はエアーガンのパイソンと変わらない。値段は若干高くなるが、それでも4980円と低価格である。

 

まとめ

 

 パイソンはS&WM29と並んで最も人気のあるリボルバーといっても過言ではない。当時世界最強であった357マグナム弾を使用するという性能もさることながら美しいシルエットに丁寧に作りこまれた加工、仕上げと現在生産されているリボルバーの中で最高のモデルの一つであることは間違いない。

 

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01_トルーパー
(画像はwikipediaより転載)

 

 コルトトルーパーは1953年に登場したコルト社の中型リボルバーである。同時に発売されたコルト357の廉価版として発売されたが、コルト357がパイソンの登場によって生産中止されたのに対して1980年代まで生産が続けられた。バリエーションとして固定サイトの廉価版ローマンがあり、日本ではこのモデルガンが刑事ドラマで多用されたために有名である。

 

コルトトルーパー&ローマン(実銃)

 

 

性能(ローマン2インチ)

全長 190mm
重量 992g
口径 38口径
使用弾薬 38スペシャル弾、357マグナム弾
装弾数 6発
設計・開発 コルト社

 

概要

 

コルト357、トルーパー

02_357
(画像はコルト357 wikipediaより転載)

 

 第二次世界大戦後もコルト社は主なリボルバーユーザーは38スペシャルリボルバーを引き続き買い続け、357マグナムリボルバーは極少数のユーザーの購入に留まると予想していたが、予想に反し、357マグナムリボルバーの需要は大きかった。この市場の予想を完全に失敗したコルト社は急ぎ357マグナムリボルバーの開発を急ぐこととなる。

 当時世界最強のカートリッジであった357マグナムを使用するリボルバーは全て大型のフレームを採用していたが、実際に使用するユーザーからは携行に不便であるため小型化の要求が強かった。このためコルト社はフレームのサイズをミドルサイズフレームとして、357マグナムの圧力に耐えられるようにシリンダーとフレームに熱処理を行って強度を高めた上で、新しくフレーム内にファイアリングピンを装備したフレームを開発。このフレームを"I"フレームと命名した。1953年にはついにこのフレームに調整可能なリアサイトを装備した「コルト357」及び以前からの"E"フレームで製造された廉価版のトルーパーが誕生した。

 コルト357がよく調整されたバレルやアクションを持ち、手間のかかる仕上げをしたプレミアムモデルであるのに対してトルーパーは主に警察官や法執行機関向けに安価で提供されたのであるが、1955年に発売された357マグナムの最高級モデル「パイソン」の登場によりコルト357は存在意義が無くなり1961年に生産を終了した。総生産数は15,000丁である。

 当初のトルーパーはS&W社製リボルバーと同じくハンマーにファイアリングピンを装備しており、フレームも旧来の"E"フレームであったが、コルト357の生産終了の前後にパイソンやコルト357と同様の"I"フレームに変更されている。トルーパーは1969年まで製造されている。

 

トルーパーMk掘▲蹇璽泪Mk

03_トルーパー
(画像はwikipediaより転載)

 

 1969年になるとトルーパーは「トルーパーMk掘廚箸靴謄螢縫紂璽▲襪気譴拭これはフレームを新規に設計された"J"フレームに変更、同時に安全装置が新設される等、内部機構も改良されており、メインスプリングもそれまでのリーフスプリングからコイルスプリングへと変更されている。この"J"フレームへの変更はパイソンを除く全ての中型リボルバーに対して行われている。

 トルーパーがMK靴縫螢縫紂璽▲襪靴燭里汎瓜に、トルーパーシリーズのバリエーションの一つとしてローマンが発売された。これは警察官や法執行機関向けにトルーパーのコストダウンを図ったモデルで、サイトは固定式でエジェクターロッドシュラウドは廃止された。当初は細身のトリガーとハンマーにサービスグリップであったが、後期型では全て大型化され、グリップもオーバーサイズグリップに変更されている。銃身長には4インチモデルと2インチモデルがあり、2インチモデルにはコルト製のリボルバーでは珍しいラウンドバットグリップが採用されている。

 

トルーパーMk后▲蹇璽泪MK

 1982年には、コルト社の中型リボルバーは新しく開発された"V"フレームにリニューアルした。この"V"フレームは構造的には大きな変更はないものの、トリガーやハンマーの製法やトリガーストローク等に細かな変更がなされた。トルーパーMk靴發海"V"フレームを使用したMk垢箸覆辰拭3梓兢紊梁腓な違いはバレル上部にパイソンと同様のベンチリブが設けられたことである。

 同時にローマンMk靴Mk垢悗伐良されている。1983年に発売されたローマンMk垢4インチモデル、2インチモデルの2種類で、4インチモデルは今までと同様にエジェクターロッドが露出しているが、2インチモデルはエジェクターロッドシュラウドが設けられている。無論フレームは、"V"フレームで若干小型化された新型のVフレームを使用している以外はパーツに大きな変更はない。

 

コルトトルーパー&ローマン(トイガン)

 

概要

 モデルガンでは、1975年にMGCよりトルーパー、ローマンが発売、1979年にはコクサイがトルーパーMk掘▲魯疋愁鷸唆箸ローマンMk靴鯣売、1980年にはコクサイがローマンMk靴鯣売している。さらに1997年にはKSCがトルーパーMk垢鯣売している。

 

コルトトルーパー モデルガン

 モデルガンでは、トルーパーはMk靴MGC、コクサイ、ハドソン産業から発売されており、マーク垢KSCから発売されている。MGC製のローマンはMk掘Mk肯省が発売されている。内部構造はディフォルメされているものの、発火性能は非常に良い。コクサイのみ金属製トルーパーを発売している。KSC製のトルーパーは最も完成度の高いモデルで、実銃で一時期限定生産されていたトルーパーマーク垢離泪奪肇屮薀奪モデルピースキーパーもモデルアップしている。

 

コルトローマン モデルガン

 MGCがABS製ローマンを発売、のちにHW製、SRHWでも製作された。コクサイはABS製、金属製、ハドソン産業は金属製のみで発売していた。2002年には新日本模型ブランドでMGC製ローマンが再販、2014年にはMGCの金型を買い取ったCAWがローマンを発売している。

 

まとめ

 トルーパー、ローマンともにモデルガンとして発売されているが、日本ではトルーパーよりも米国ではほとんど知られていない廉価版のローマンが有名なのが面白い。これはMGCがモデルガンとして販売したものが70年代から80年代の刑事ドラマで多用されたことに起因する。理由はインナーシャーシが重量を稼いでいる上に頑丈だったからのようだ。それはともかく、これらコルトの中型リボルバーであるトルーパー、ローマンはやがてキングコブラにその地位を譲ることとなる。パイソン以外はあまり知られていないコルト社のリボルバー達、結構魅力的である。

 

 

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01_M27
(画像はwikipediaより転載)

 

 S&WM27/28とは、1935年に357マグナム弾と共に発表されたS&W社のNフレームリボルバーである。新しく開発された357マグナム弾を発射するために大型のNフレームを採用、当初は受注生産の高級モデルであった。発売してみるとS&W社が想定していた以上に人気があり、第二次世界大戦中は製造が中止されたものの現在に至るまで販売されているロングセラー商品である。

 

S&WM27/28(実銃)

 

 

性能

全長 190mm
重量 1,070g
口径 38口径
使用弾薬 357マグナム弾、その他38口径弾
装弾数 6発
設計・開発 S&W

 

開発

02_M27
(画像はwikipediaより転載)

 

 M27は、当時世界最強のハンドガンカートリッジである357マグナムと同時に発表された357マグナム弾を発射できるリボルバーである。357マグナムとは38スペシャル弾のカートリッジを延長、そこに火薬を詰め込んだ38スペシャル弾の強化型といえるカートリッジでアメリカの銃器ライターフィリップ・シャープスがS&Wにアイデアを持ち込み、興味を示したS&Wがウインチェスター社に開発を依頼、1934年に完成した。

 カートリッジが開発されても撃てる銃が無ければ意味がない。S&Wはハンドエジェクターで完成されたお馴染みのリボルバーメカニズムで357マグナム弾の衝撃に耐えられる大型のNフレームを開発、1935年に357マグナム弾を発射することが出来るレジスターモデルを発売した。これがのちのM27である。「レジスターマグナム」とは所有者登録証(レジストレーション)に由来する名称で、レジ係が使う銃という意味ではない。因みに「マグナム」という名称はキャッチコピーのようなもので酒の増量ボトルを意味するマグナムに由来している。ただのネーミングなのでカートリッジ自体が特殊な形状をしていたり特別な機能があったりする訳ではない。

 このマグナム弾を発射するというのにS&Wは相当プレッシャーを感じたのか、レジスターマグナムはやたらと頑丈なNフレームを採用したのだが、これは完全なオーバークオリティであることはのちに開発される世界最強の44マグナムのプラットホームとしても使用されたことから分かる。これらからも分かるようにS&Wは「世界最強のカートリッジ」が非常に好きで1934年に当時世界最強の357マグナム、1955年に当時世界最強の44マグナム、2003年に当時世界最強の500マグナムを開発しているが500マグナムはさすがに行き過ぎであったようでほとんどのユーザーはインテリアとして使用しているようだ。

 それはともかく、レジスターマグナムは完全受注生産の登録証付きオーダーメイドモデルとして発売された。当時の価格で60ドル(現在の1134ドル位)、他のモデルが45ドル(現在の850ドル位)前後であったことを考えるとかなり高価な銃であった。世界最強のカートリッジが好きなのは今も昔も変わらない。発売はしたもののあまり期待していなかったS&W社は月産120挺程度を予定していたのだが、届いた注文は数千挺、レジスターマグナムは一躍人気商品となりS&W社はうれしい悲鳴を上げた。

 

M28ハイウェイパトロールマン

02_M28
(画像はwikipediaより転載)

 

 1939年には第二次世界大戦の勃発によって生産は一旦中止されるが、1948年には各部を改良したニューモデルを発売、1957年にはさらに改良が加えられM27として発売された。人気のあるM27であったが、警察官の中では特に人気は高く、装備したいののの高級品であるために中々手が出せないモデルであった。そこでテキサスハイウェイパトロールがS&W社に対して極限まで品質を落とした貧乏人用M27の開発を強く要求。その結果、1954年には、表面の美しいブルー処理は艶消しのブラッシュ仕上げ、銃身からフレーム上部に彫られていた乱反射防止チェッカリングは廃止、サイトやハンマー、トリガーは標準サイズのみとした貧乏人仕様のM27が発売、1957年にM28ハイウェイパトロールマンと命名された。

 

バリエーション

03_M327
(画像はwikipediaより転載)

 

 銃身の長さ以外にはバリエーションがほとんど存在しないM27/28であったが、1989年にはステンレス製のM627が発売、1996年にはまさかの装弾数8発のM627がS&Wパフォーマンスセンターから発売された。これはノンフルートシリンダー(シリンダーに溝がない)で、2.625インチ、4インチ、5インチ、6インチモデルがある。2003〜2004年にかけてスカンジウム合金とチタン合金で造られたM327が少量生産、これが市場で割とウケたため、2006年には競技用のTRR8と軍警察向けM&P R8が発売された。M&Pモデルはバレル下部に、TRR8はバレル下部とフレーム上部に20mmレイルが装備されている非常にメカニカルな外観となっている。2008年にはアンダーラグ(銃身下部についている錘)仕様のPD、NGが発売されている。

 

S&WM27/28(トイガン)

 

概要

 モデルガンでは1972年にMGCがハイウェイパトロールマン41を発売、これは日本初のプラ製リボルバーであった。1976年にはCMCがM27を発売、1975年にはコクサイがMGCコピーの疑いが濃厚なハイパトを発売している。1981年にはコクサイがハイパトをリニューアル、1984年にはクラウンが組み立てキットを発売しており、近年ではタナカワークスが非常に完成度の高いペガサスシステム仕様のM327を発売している。

 

タナカワークス M327 ガスガン

性能(M327 4インチモデル)

全長 263mm
重量 900g
装弾数 16発

 タイムプルーフされたペガサスシステムを採用しているので作動は安定している。初速は60m/s前後と若干低めである。命中精度はリボルバーとしては良い方であるが、リボルバーは構造上、高い命中精度を出すのが難しい。ガスガンのリボルバーは「ロマン」を買うのだ。

 

まとめ

 

 M27とM28の違いが分かりにくいが、M27がオリジナルの高級モデル、廉価版がM28と考えると分かりやすい。357マグナムを使用できる銃は38スペシャル弾も撃つことができるため使い勝手が良いという特徴がある。因みに38口径のマグナムがなぜ「357」なのかというと38口径を正確に測定すると0.357インチであることに由来する。38口径は本来は35口径、または36口径と表記するべきなのだが38口径となってしまったためこのような混乱する名称になってしまうのである。

 

 

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01_S&WM36
(画像はwikipediaより転載)

 

 チーフスペシャルとは、S&Wが1950年に発表した38口径リボルバーで重量はわずか554gであった。装弾数こそ5発と一般的なリボルバーよりも1発少ないものの小型リボルバーで38スペシャル弾を発射出来る銃というのは衝撃的であった。

 

チーフスペシャル(実銃)

 

 

性能

全長 160mm
重量 554g
口径 38口径
使用弾薬 38スペシャル弾
装弾数 5発
設計・開発 S&W社

 

開発

 第二次世界大戦直後から設計が始まり、1950年に発表されたS&Wの小型拳銃で、新規に設計されたJフレームにより小型リボルバーでありながら強力な38スペシャル弾を発射することが出来る。発売当初は「チーフスペシャル」という名称で呼ばれたが1957年以降はM36と改名されたが、以降も愛称として親しまれている。

 機構はミリタリー&ポリスで完成した従来のS&Wのリボルバー機構であるが、ハンマーのスプリングがリーフスプリングからコイルスプリングに変更されている。フロント・リアサイト共に固定式で、装弾数は5発、当初は2インチ銃身のみでグリップもラウンドバットのみであったが、1952年よりスクエアバットも用意された。ブルー仕上げとニッケル仕上げ、2インチ銃身と3インチ銃身のバリエーションがあった。

 1951年にはアルミニウム製M37エアウエイトが発売されるが、シリンダーの強度不足により1954年にはスチール製シリンダーに変更された。このM37は2インチモデルのみで、2003年には日本警察にも制式採用されている。1952年には、S&W創立100周年を記念して、センチニアルモデルが発売されている。これはハンマー内蔵式でグリップセイフティを装備した独特のリボルバーでスチールモデルをM40、アルミモデルをM42と呼んだ。1977年には生産終了したが、1995年にグリップセイフティを省略したモデルがM442として復活している。

 1955年にはフレームを延長してハンマーを覆って服などに引っかかりにくくしたM49ボディーガードが発売、1965年にはステンレス製M60が発売されている。翌年にはサムピースがフラットな楕円型から指にフィットする形状の現行型に変更さている。

 

チーフスペシャル(トイガン)

 

概要

 モデルガンは、1963年にMGCが発売したのが最初であり、1966年にはコクサイがMGCのフルコピーでチーフスペシャルを発売、1969年にはMGCがニューチーフスペシャルを発表、1975年には、CMCがチーフを発売している。これは1981年にリニューアルされ、のちに金型を買い取ったHWSによって再販された。1987年にはマルシン工業がガスガンでチーフスペシャルを発売、近年ではタナカワークスがモデルガン、ガスガン共に完成度の高い製品を発売している。

 

タナカワークス M36チーフスペシャル

性能

全長 160mm
重量 485g
装弾数 10発

 モデルガンメーカーのガスガンなので表面仕上げ等の完成度の高さは尋常ではない。細部に至るまで精巧に再現されている。エンジンはペガサスでカートは使用しないが、シリンダーは回転してスイングアウトは出来る。カート式でないためリアリティはないが、内部構造は実物同様である。これはカート式ではできない。初速は60m/s前後とリボルバーにしては高い。タナカ製ガスリボルバーは命中精度は比較的高いが、チーフは銃身が短くガスタンクも小さいため命中精度はそれほど高くはないが、5m先の10cm位の的の範囲内には命中する。

 

マルシン M36チーフスペシャル

性能

全長 163mm
重量 390g
装弾数 5発

 80年代以来のガスガンチーフスペシャルである。もちろん内部機構はブラッシュアップされているが基本的な機構は80年代のままである。カート式リボルバーで、シリンダー内は改造防止のため切り抜きされている。初速は30m/s強で命中精度もあまり良くはないが、そもそも命中精度を求める銃ではないので楽しめれば良いであろう。遊ぶための銃、つまりはロマン銃なのである。

 

タナカワークス M36チーフスペシャルモデルガン

性能

全長 160mm
重量 435g
装弾数 5発

 現行のM36モデルガンの中で最も完成度が高いと言っても過言ではないタナカワークス製チーフスペシャル。バリエーションが豊富なのもファンの気持ちをよく理解してくれている。特にジュピターフィニッシュは実銃と見分けがつかないほどの完成度の高さである。チーフのモデルガンで1挺といえばタナカワークス製が一番のおすすめである。

 

まとめ

 

 チーフスペシャルは人気はあるものの、映画、ドラマ等では今ひとつ目立たない銃である。しかし完成当初はわずか550gの小型リボルバーで大型拳銃が使用する38スペシャル弾を発射出来るというのは衝撃的であった。現在でも生産されている。何に使うのかは不明であるが、357マグナムを発射出来るモデルもある。

 

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