(画像はwikipediaより転載) はじめに 岩本徹三とは、日本海軍航空隊の搭乗員であり、日中戦争から太平洋戦争までほぼ第一線で戦い抜いた搭乗員である。1916年に樺太で生まれ、1934年17歳で呉海兵団に入団。その後航空機搭乗員として日中戦争、太平洋戦争で活躍 ...
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【海軍戦闘機隊】『渋川茂 飛曹長』生存率9%を生き残った男
(画像はwikipediaより転載) 略歴 1923年8月12日大阪府生まれ。1940年海軍に入団。丙飛6期に採用され航空兵となる。1942年9月23期飛練を卒業。同年12月253空に配属。1943年はじめカビエンに進出。1943年5月サイパンに後退。9月上旬再度ラバウルに進出した。11月1日ト ...
【海軍戦闘機隊】『高塚寅一 少尉』「口だけではない」と言われた老練搭乗員
(画像はwikipediaより転載) 略歴 1914年静岡県生まれ。1933年11月22期操練を卒業。12空所属。1940年9月13日の零戦初空戦にも参加している。1941年10月飛曹長に進級して除隊後、直ちに招集され、台南空に配属される。1942年6月ラバウルに進出。9月13日ガダルカナル島 ...
【海軍戦闘機隊】『中島文吉 飛曹長』17歳で搭乗員となった律儀なベテラン下士官
(画像はwikipediaより転載) 中島文吉飛曹長の経歴 1918年富山県生まれ。1936年9月33期操練を卒業後、鹿屋空へ配属された。1938年3月13空、7月15空に異動。1941年9月3空に配属され太平洋戦争開戦を迎える。3空隊員として比島・蘭印航空撃滅戦に参加。1942年11月2 ...
【海軍搭乗員】『大木芳男 飛曹長』鬼神の如く、菩薩の如く、隼の如く
(画像はwikipediaより転載) 略歴 1916年茨城県に生まれる。1933年機関兵として海兵団に入団後、整備兵に転科。1937年7月操練37期修了後、戦闘機搭乗員となった。1940年7月横空から12空に異動。初陣で零戦初空戦に参加した。1942年7月台南空に転属後、11月までニュー ...
【海軍搭乗員】『増山正男 飛曹長』名門横空で活躍したベテラン搭乗員
(画像はwikipediaより転載) 増山正男飛曹長の経歴 1921年長崎県に生まれる。1940年6月に49期操練を修了後、佐世保空を経て14空に配属される。海南島、ハノイ、中国大陸を転戦したのち1941年秋に3空配属となり開戦を迎える。比島蘭印航空撃滅戦に参加したのちチ ...
【海軍戦闘機隊】『藤田怡与蔵 少佐』人望のある歴戦の隊長
(画像はwikipediaより転載) 藤田怡与蔵少佐は、岩本徹三、西澤廣義、坂井三郎等に比べると知名度は今一つであろう。しかし撃墜42機ともいわれるエースである。藤田は撃墜王には珍しく海軍兵学校出身の士官であり、それも海兵66期出身という、太平洋戦争開戦前に中国 ...
【戦闘機】「ブラックドラゴン飛行隊」と零戦「ナゴヤタイプ」
(画像はwikipediaより転載) 最近、私は陸軍戦闘機隊の記録を読むのが楽しみだ。記録といっても梅本弘氏の著作なのだけど、この梅本氏の著作は、日本と連合国の記録を照合して空戦をリアルに再現しているのが特徴だ。私は外国語は「からっきし」なので、どうしても日 ...
【海軍戦闘機隊】『石井静夫 飛曹長』台南空、隼鷹と渡り歩いた名パイロット
(画像はwikipediaより転載) 石井静夫は、福岡県出身で1941年4月〜1943年10月までと2年半の間、台南空、隼鷹戦闘機隊等で活躍、日中戦争で3機、太平洋戦争で26機撃墜した搭乗員である。操練50期だと大体初陣は太平洋戦争なのであるが、この石井静夫は中国戦線が初陣で ...
【海軍戦闘機隊】『西澤廣義 中尉』太平洋最強の撃墜王
(画像はwikipediaより転載) 西澤廣義の経歴 経歴 西澤は、1920年長野県に生まれる。1934年3月、高等小学校を卒業すると製糸工場に勤める。1936年6月、第7期予科練習生として海軍に入隊。1938年8月、霞ヶ浦空で飛行練習生、1939年3月〜6月まで大分航空隊で延長 ...
【海軍戦闘機隊】『福本繁夫 飛曹長』撃墜72機。謎のエース
(画像はwikipediaより転載) 福本繁夫の経歴 撃墜72機といわれる謎の多い撃墜王である。 生年月日不明である。1920年前後生まれ。乙種予科練7期生なので、1936年6月予科練7期生として海軍に入隊したと推定される(但し、1935年とする資料もあり)。1939年3月飛練 ...