01_Redhawk
(画像はwikipediaより転載)

 

スターム・ルガーレッドホーク

 

 

性能(44口径7.5インチ現行モデル)

全長 330mm
重量 1531g
口径 44口径
使用弾薬 44スペシャル弾、44マグナム弾
装弾数 6発
完成 1979年
設計・開発 スターム・ルガー社

 

スターム・ルガー社のリボルバー

 1949年に創業したスターム・ルガー社は22口径ピストルルガーマーク気鯣表、堅牢で信頼性が高く高品質なその銃は大ヒットとなった。続いて1953年には22口径シングルアクションリボルバーシングルシックスを発売、西部劇ブームの中でこちらも大ヒットしたのだ。同年、スターム・ルガー社は357マグナム弾を発射できるシングルアクションリボルバーであるブラックホークを発表、さらに翌年には44口径マグナムモデルを発売した。44口径マグナム弾は1956年に開発されたばかりのカートリッジで44口径マグナムを発射できるのは専用に開発されたS&W社M29とブラックホークのみであった。

 それまでリボルバーはシングルアクションのみを製造していたスターム・ルガーであったが、1971年にはセキュリティシックスを開発、初のダブルアクションリボルバーは市場でも受け、セールスも公調であった。このセキュリティシックスを大型化、44口径マグナム弾を発射可能にしたのがレッドホークである。ブラックホークとの違いはブラックホークがシングルアクションであるのに対してレッドホークはダブルアクションであることだ。

 

 

堅牢で安価

 スターム・ルガー製リボルバーの他社との大きな違いは、コルト社やS&W社のリボルバーがフレームにサイドプレートがあるのに対してスターム・ルガー社のリボルバーはサイドプレートが無くフレーム一体型である。これによって重量は同程度でも他社に比べて強度が増しているのだ。さらにシリンダー長も他社製に比べて平均して長いため、ハンドローダー(カートリッジを自作する人達)に人気がある。

 機関部は一体化しており、トリガーごとまとめて取り外すことができる。このため分解整備も簡単である。さらにシリンダーを3点で固定するトリプルロック、暴発を防ぐトランスファー・バーも採用されている。発売されたのは1979年で口径は44口径、7.5インチモデルのみであった。のちに5.5インチモデルが追加、スチール製とステンレス製のモデルが存在する。1984年には357マグナムモデル、41マグナムモデルが登場、45ロングコルト弾、45ACP弾を使用するモデルも発売されている。45ロングコルト弾とはコルトSAAに使用するカートリッジで、45ACP弾とはコルトM1911用のカートリッジだ。

 2018年には357マグナムモデルに8連発モデルが登場した。これはシリンダーに溝が入っていないノンフルーテッドシリンダーである。2023年現在のラインナップは44口径、41口径、357マグナム、45口径(45ロングコルト、45ACPの両方が使用できる)モデルのみである。価格は1,379ドル(M29は1,359ドル)。30万挺以上が販売されている。フレームとバレルの接合部に亀裂が入るという事案が発生、1987年、これに対して対策を施したスーパーレッドホークが発売される。

 スーパーレッドホークの登場により、生産中止される予定であったが、スーパーレッドホークにはないクラッシックなデザインが人気があり、現在でも生産が続いている。因みに44口径や454カスール弾、500マグナム等の大口径ハンドガンは、映画『ダーティハリー』の影響で警察官などが使用しているように思われるかもしれないが、実際には狩猟時の護身用に購入しているのがほとんどである。熊などの猛獣に襲われて、ライフルを失った時の最後の護身用として使用するのだ。

 

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