カテゴリ: 歴史

 本屋の定期パトロールをしていた時に発見、購入してしまった。私が期待していた内容は、東京都多摩地域の防空体制と生産工場等の詳細な情報であったが、内容は基本的に多摩の工業の変遷であった。  軍事関係の本だと思っていた私はちょっと肩透かしを食らってしまっ …
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 本書の執筆者、原朗氏は経済史が専門とのこと。私は経済史の研究者には暗いので残念ながら原氏の存在は初めて知った。それはともかく本書は著者が2012年に行った講演を文章化したものであり、明治から太平洋戦争までの期間を概論的にみている。  本書だけではないが …
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 5人の「撃墜王」へのインタビューを中心に書かれている。ほとんどが戦争後半に活躍した搭乗員ということに時の流れを感じる。私が零戦搭乗員の手記に興味を持った1995年前後は日中戦争以来の搭乗員がまだ存命だった。  インタビューは貴重。しかし井上氏の著作はかな …
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 内容的には結構玄人好みかなぁと思う。つまり私としてはあまり楽しめなかったということなのだが。。。これは全く好みによると思う。本書を知ったきっかけは佐藤優氏が推薦していたからだ。  現在、私自身、戦争プロパガンダや大衆扇動のようなものに興味を持ってい …
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総評  本書は値段の割にはかなり充実した内容だと思う。近著『大本営発表』でもそうだったが、辻田氏の本は中身が濃いし、現在への問題提起も的確だ。良書だと思う。 書評  今日、紹介したいのは辻田真佐憲『たのしいプロパガンダ』である。プロパガンダとは、 政 …
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 太平洋戦争とはどんな戦争だったのか。戦争にはいろいろな側面があり、本当に全体を知るというのは結構難しい。今回はこの中でも作戦、戦略という側面から太平洋戦争を見た良書を二冊紹介したいと思う。  それぞれこのブログでも紹介したが、あまりにも良いために再 …
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総評  本書は内容的には非常に読み応えがあり素晴らしいものだった。私は精読派なので読了には時間がかかったが一気に読み終えてしまった。調査には相当の労力が必要だっただろう。巻末の参考文献の量や内容の多彩さからも著者の苦労が分かる。  本書は虚飾に満ちた大 …
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 ちょっと前まではたたき売りされていたのに少しの間で値段が高騰してしまうものというのは多々ある。今日紹介するのはつい数か月前までは数百円だったが今ではすっかり値段が高騰してしまった秋本実『日本軍用機航空戦全史』を紹介していみたいと思う。  結論から先 …
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