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トイガン

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管理者愛用のガスガン。主要パーツは樹脂製で構成されておりパワーも含め完全に法律を順守している。法律内でも外観のリアリティの追及は可能である。メタルパーツは必要ない。

 

 私が初めてWAのマグナブローバックを購入した当時、確か、1990年代中盤だったと思う。サードパーティーからコンバージョンキットが発売された。当時はフルメタルというのは違法ではなかったので、興奮しながら購入したものだった。何たって、トイガンが全金属製になるのだ。ガンファンにとっては夢に一歩も二歩も近づいたのだ。興奮しないはずがない。しかし一抹の不安というのもあったのは確かだ。子供の頃からのガンマニアだった私にとって日本の銃規制というのは良く知っている。

 

モデルガンの2度の規制

 

46年規制

 今では想像もつかないが、当初のモデルガンは金属製で銃口がガッポリ開いた実銃と見間違うばかりの外観と実銃と同じ撃発システムを持ったものであった。とはいっても、素材は強度の非常に弱い亜鉛合金で、メーカーによっては実銃よりも小さめに製作したりしていたが、一般人に素材の強度や実銃の大きさの違いが分かるはずもなく、残念ながら威嚇用途で犯罪に使用されてしまった。そのため1971年(昭和46年)にモデルガンは銃口にあたる部分を完全に閉塞した上で黄色、または白色に着色しなければならないという法律が制定された。これがいわゆる46年規制というものだ。

 

52年規制

 この時点では外観上の規制はされはしたが内部機構等には規制が無く相変わらず銃口が閉塞された状態の金色または白色(金色も黄色と看做される)のモデルガンであったが、モデルガンの構造上、実銃への改造が容易と考えた一部の人によりモデルガンに実弾を込め発射出来るように改造するという事件が勃発した。所謂「改造拳銃」というもので、これに対応するように1977年(昭和52年)、モデルガンを改造して実弾を発射できるようにした「改造拳銃」を取り締まるために構造の規制が行われることになった。

 この規制の主な内容はモデルガンの材質として柔らかい金属を使用すること、銃口、シリンダーにインサートという改造防止の鋼材を入れること、同時にリボルバーはシリンダーの強度を低下させるために隔壁に切れ目を入れること、銃身分離式モデルガンの禁止(銃身のみを交換することで実弾を発射することが可能となるという判断)等、厳しいものだった。これが52年規制と呼ばれるものだ。

 これにより構造上、コルトガバメントのような銃身分離式の金属モデルガンは違法になった。因みに金属以外のモデルガン、エアーガンにはこの法律は基本的には適用されないが、メーカーの自主規制としてプラスチック製モデルガンにも銃口にインサートが設置されている。

 

フルメタルエアーガン誕生

 

 1980年代になるとモデルガンは徐々に衰退していきエアーガン全盛の時代となる。6mmBB弾もこの時に生まれた。実銃とは全く異なる発射機構を持つエアーガンはガスガンとなり、徐々に高性能化して外観上のリアリティも実銃さながらの完成度にまで達したのだった。この進化は現在でも続いている。

 ここで1990年代になるとサードパーティからフルメタルに改造可能なパーツが発売されることが多くなった。上記の規制がありながら大丈夫なのかと心配になったが、どうも実銃と全く異なる発射機構であるが故に法律には抵触しないという理屈であったようだ。

 しかし、間違いなく46年規制には抵触しており、現在では全金属製のガスガン(模造拳銃)は違法という認識で間違いはない。ただし、パーツとして所持する分には問題は無いようだ。因みにモデルガンやエアガンのライフルやショットガン、サブマシンガン等のいわゆる「長物」に関してはフルメタルは合法である。理由は定かではないが、日本でもこれら「長物」の実銃を所有することが可能であるということからそれほど厳しくは取り締まっていないようだ。

 

法律は守ろう

 

 実銃の世界でポリマーフレームが流行している現在、実銃=全金属という発想自体がガンファンからすると前時代的だし、ガスガンを全金属製にしたところで実弾を撃てる訳でもない。発射機構が全然違うのだ。そもそも実弾を持っている段階で違法だ。

 実際、この法律に怒っているファンは少なくない。しかし、おかしいと思っても法は法。「おかしいと思うので守りませーん」という訳にはいかない。日本に住んでいる以上、法律は守らなければならない。ちょっと面倒は話になってしまったが、とりあえず、これが私のフルメタルに対する考えだ。

 

金属製スライド、フレーム

 

 それはそれとして、スライドのみ、フレームのみを金属とするというのは違法ではないようだ。但し、スライドのみ金属のガスガンが違法と判断された事例もあるようなので合法とも言い切れない。それを承知の上でハーフ金属をやるかやらないかというのは個人の好みになるが、私は基本的にはやらない。これはグレーゾーンだから止めといた方がいいというような考えではなく、純粋に性能面からの理由だ。

 アルミフレームはともかく、アルミスライドはプラスティックに比べて頑丈だ。実銃のトレーニングとして使用している人には強度を確保するためにアルミスライドに交換する人や外観のリアリティが増すので好む人もいる。

 但し、アルミスライドに交換することによりスライドの動きは遅くなる。そもそもメーカーはプラスチックのスライドを使用することを前提にエンジンを設計している。アルミの重量が負担になるのは当然のことだ。それを改善するためにはリコイルスプリングを軽くしたり、バルブのガス流出量を増やしたりするカスタムが必要だ。

 私がアルミスライドを組み込まないのは単純にそのカスタムが面倒だからだ。金もかかる。スライド、パワーは命中精度にも影響するのでそのことも考えなければならない。最近のエアガンメーカーの製品は命中精度が高い。昔とは比べ物にならない。

 アルミスライドを組み込めば、どんなに調整してもなかなか正規品以上の命中精度にはならない。落ちるが維持できるかだと思う。もちろん腕のいいガンスミスが調整すれば命中精度が上がることもあるだろうけど、私にはそんな腕がない。

 プラスチック製といえども現在のメーカーのプラスチックの技術はかつての比ではない。HW材の使用やブルーイング済の製品、メッキ技術も今では外観上は実銃と遜色のないところまで高められている。それらを捨てて敢えて「ちょっとだけ重くなる」「金属の作動音がでる」という程度の目的のために大枚を払って金属パーツを購入する必要はあるのだろうか。

 ということで私は基本的にドレスアップパーツを装着する以外のカスタムはしていない。リアルな外観であれば、タナカのジュピターフィニッシュ、WAのダメージ仕様等、プラスティックでも金属顔負けの外観のものもある。さらにカスタムメーカーに頼めばメッキ加工をしてくれるところもある。それで十分じゃないか。

 

エアーガンのパワー規制

 

 カスタムに関してもう一つ、エアーガンのパワーについても少し書いてみたい。エアーガンのパワーは実は2000年代に入るまで規制はなかった。ASGK(日本遊戯銃協同組合)というエアーガンの組合がかつて0.4ジュールと自主規制していたが、これは自主規制に過ぎなかった。

 1980年代のエアーガンは基本的にこの自主規制内に収まっていたものがほとんどだったと思う。しかし90年代に入ると徐々に威力を高めたエアーガンが発売されるようになった。さらにはカスタムパーツによって改造したエアーガンが犯罪に使用されるようになり、2006年に改正銃刀法が施行された。

 この法律では、パワーの上限が6mmBB弾では約0.98ジュールとされ、それを上回るエアーガンは準空気銃として規制の対象になる。つまりは違法である。現在市販されている国産のエアーガン、ガスガンは当然、この基準を上回ったパワーの銃は存在しない。国産のメーカー純正品を購入していれば問題は無い。

 しかし、海外ではこのようなパワー規制はないため、海外製品が日本に輸入される場合には日本仕様として威力を落としたものとなっているものがほとんどであるが、一部、パワーが法定値を超えてしまっているものもあるという話を聞いたことがある。これは注意が必要である。

 同様に注意が必要なのは、個人でのカスタムだ。上記の金属パーツの使用さえ気を付けていればカスタムをするのは全く問題ない。しかし、内部のエンジンをいじってパワーを上げた場合、この改正銃刀法に抵触する可能性がある。エアーガンのパワーは安定しているが、ガスガンは季節によって威力が異なる。冬場では法定内であったパワーも夏場では違法となる可能性もあるのでこれも注意が必要である。

 

まとめ

 

 私は個人的にはフレーム、スライドはメーカー純正品のままでカスタムをするのが好きだ。上記のように今のエアーガンはメーカー純正品の箱出し状態が最も高性能でバランスのとれた状態だ。個人ですごい技術を持っている人はいるが、営利目的の企業が本気で性能を追求した結果が出荷された製品の凄みというものもある。これは全く好みの問題ではあるが、私は日本メーカーの純正品愛好者だ。金が無くてカスタムパーツが買えないという説もあるが。。。

 

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 んで、デジカメ復活第一弾の記事は、ずっとアップしたかったマルゼンM4506!・・・ん?何故いまさらこんな古いものを?・・・とお考えのみなさん。アップした画像を見てくだされ!(デジカメ効果!)正直、20年前のものとは思えない品質の高さ!・・・でしょ?

 

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 この銃はマルゼンが恐らく1989年に発売したガスガン。私の記憶ではこの銃で今まで二流メーカーだったマルゼンが一流メーカーと認められるようになった記念碑的な銃(少なくとも私の中では)。当時はまだバブル景気でトイガンメーカーも製品に金をかけていた(と思う)。値段が12000円だったと思うな。

 

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 確か、MGCのM645の後に発売されたものだと思う。実銃はS&Wのオートマチック、製品ナンバーが4桁のいわゆる「サードジェネレーション」と言われるシリーズ。因みに2桁(M39、M59)がファーストジェネレーション、3桁(M645、M745等)がセカンドジェネレーション。昔の人気ドラマ『マイアミバイス』で主人公がブレンテン、M645に次いで使っていたというがよく知らん。他の人のブログを参照。

 

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 んで、マルゼンのM4506レビュー。トイガンでM4506をモデルアップしているのはマルゼンのみなので固定スライドでも貴重なモデル!プレミアが付きなんと!6000円・・・(全然人気無い)・・・とっとにかく購入したのだ。

 

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 何より注目してもらいたいのがこのメッキの美しさ。ヘアラインもしっかり入っているし・・・パーティングラインまでしっかり入っている!・・・まあ、これはご愛嬌。

 

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やっぱりS&Wのオートマチックはいいねぇ。。。

 

M4506

 

 実際、大げさだけど実物と見間違う位きれいなメッキだよ。ワンピースグリップのグリッピングは手にぴったり吸い付くし、実物の完成度の高さが窺える訳だ。

 

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 何より、私がこの銃を一番すごいと思うのはその命中精度だ。私が測定した結果、5mで16発撃った結果、何と3cmに集中!20発で7cm(私の集中力が切れた)。今のガスガンに引けをとらない命中精度。可動式インナーバレルでよくこの精度が出せたものだ。

 

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 トリガープルは非常に軽いが固定スライドのためにストロークはリボルバー並みに長い。パワーは測定できないけど、20年前のものだからかなり低いと思う。

 

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 私のは初期のものでノンホップ。まだS&Wのロゴがしっかり入っている。もちろん無許可だと思う(笑)。のんきな時代であった。例によってダメだしを少し。まず前述のパーティングラインが残ってしまっていること。これはメッキの良さと銃自体のデザインの正確さからするといかにも惜しい!トリガーのストロークが長すぎることは仕方ないとして、この銃は何故かマガジンを抜く時に生ガスが噴出する。

 

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 イメージとしてはマガジンキャッチを押すとガスの圧力でマガジンが射出される感じ。あと、マガジンの切断面が何も加工されていないので、マガジン挿入口のメッキが傷つくのが難点。

 とまあ、探せば欠点は出てくるが、メッキの美しさとモデリングの正確さ、命中精度の高さから考えると今でも充分に通用するモデル。コレクションとしては最高。トイガンとしてモデルアップされているのはこれだけなので店頭で見かけたら購入をおススメ!

 

【追記】2019年10月4日

 

 M4506のスムーズなトリガープルと脅威の命中精度は今でも覚えいてる。S&Wオートの中でも特に、M645、M4506はドラマ『特捜刑事マイアミバイス』の主人公ソニークロケット刑事が使用していたため人気がある。ガスガンとしては数社がモデルアップしているが、完成度が高いのはこのマルゼンのM4506とMGCのM645の2モデルだ。どちらも発売されたのが1990年前後の製品で、かなりの高品質だ。

 メッキも丁寧にかけられているし、パーティングラインもほぼ消されている。さらにピン類はステンレスを使用するという贅沢な仕様だ。そのような製品であるため、固定スライドガスガンではあるが、現在でも高値で取引されている。もしもリサイクルショップ等で安値で見かけたら購入しておくのがおススメ。

 

 


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はじめに

 

 コルトガバメントとは1911年に米軍が採用した45口径拳銃M1911の通称で知られるモデルで、1911年にジョン・ブローニングが専用の45ACP弾を使用するオートマチックハンドガンとして完成、米軍に制式採用された。1926年には細部が改良されM1911A1として再び米軍に制式採用されており、110年を経た現在においても内部機構はほとんど変更されることなく世界中で使用され続けている名銃中の名銃である。

 

 

MGCコルトガバメントモデル。

 

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 M1911はコルトガバメントの通称で民間向けにも販売されており、70年代にはマーク献轡蝓璽70が発売、さらに安全装置を追加したシリーズ80と続く。米国で人気のあるモデルは日本でも人気がある。ガバメントは日本でも人気であり、数えきれないほどのメーカーが製品化していた。今回紹介するガバメントは現在は廃業してしまっているが、90年代までモデルガン業界をけん引し続けた最大手メーカーMGCが発売したいわゆるGM-5というものだ。

 MGCは60年代からモデルガンを作っているだけにガバメントモデルも数多く制作している。これらのモデルには初期型から順番にMGC内部で使用するGM●●という型番が振られていたが、それがいつしかファンの間でも使用されるようになっていった。1966年にMGCは最初のガバメントモデルを発表する。これがGM1である。さら1974年にはミリタリーモデルのM1911A1をモデルとしたGM2、1976年にはこれを金属化したGM3、1979年にはGM4が発売される。

 これらは発火性能を確保するために多少ディフォルメされていたが、1983年、これらのディフォルメを最小限度にしたガバメントモデルが発売された。それがGM5である。古いファンは知っていると思うが、MGCというメーカーは外観や内部機構のリアリティよりも作動を重視するメーカーであったが、このGM5に関しては樹脂製ではあったが内部構造は極力実銃の機構に忠実に再現されていたものであった。

 

ヘビーウェイト素材の登場

 

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 1990年頃になるとモデルガンの素材に革命が起こる。ヘビーウェイト材(HW)の登場である。これは樹脂に金属粉を混ぜたもので比重の重い金属を混入させることで20%程度の重量の増加が可能となったのである。それまでのモデルガンは内部機構を忠実に再現しようとすればするほど重量を増加させるためのウェイトが無くなっていき軽くなってしまうという悲しさがあった。

 このHWの登場により十分とはいえないが少しは重量感のあるモデルガンを楽しめるようになった。このHWは現在でも多くのモデルガンメーカーで使用され続けている。このHWをいち早くモデルガンに取り入れたのがMGCで当初は試作的なモデルとしてグレーの地肌丸出しでブルー液がセットになっているGM5等が発売された。そして1990年にはメーカーで着色したHW製GM5が発売されたのである。それが今回紹介するモデルである。

 MGCはカートリッジにも変遷があり、このモデルはいわゆる「スモールカート」と呼ばれるものであった。ただHW化に合わせてカートリッジも更新、それまでキャップ火薬の受け皿で代用していたカート内のパッキンもゴムパッキンに改良されており、弾頭部には銅メッキ、カート部にはニッケルメッキが施されそれまでのカートに比べて高級感があるものとなった。

 

モデルガンの楽しさを知った

 

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 当時のモデルガンは「1マガジン装填不良を起こさなかったら優秀」というレベルであったが、このGM5の作動性能は非常に高かった。 このモデルは私が購入後発火テストをしたところ100発中ジャムはわずか2発のみという当時としては信じられないくらいの高性能であった。個人的な話になるが、実はこれが私が初めて買ったモデルガンだった。今のガスブロのブローバックも迫力はあるが、火薬を使ったブローバックはスピードと反動が全然違う。45ACPの巨大なカートがエジェクションポートからドカドカと排出され、撃ち終わった後、銃口とエジェクションポートから火薬の匂いと共に煙が立ち上る。これには正直感激だった。

 とはいえ、欠点がない訳ではない。このGM5、実銃を極力正確に再現したといってもそれは当時の話、外観は今ほど洗練されていないし強度が弱いためパーツ、特にバレルとエジェクターロッドはすぐに壊れてしまう。壊れては御徒町のニューMGCに買いに行ったことをよく覚えいている。まあ、これは当時のモデルガンとしては当たり前といえば当たり前であったのだが。

 

さいごに

 

 すっかり気に入ってしまい絶えず手元に置いていたため銃はボロボロになってしまったがとにかく楽しいモデルであった。現在では手放してしまったが、この画像を見るたびに、当時の、あのワクワクしながらモデルガンを買いに行ったことを思い出すのだ。

 


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(画像はwikipediaより転載)

 

『戦国魔人ゴーショーグン』とは

 

 『戦国魔人ゴーショーグン』とは1981年に放送されたアニメーションで全26話の巨大ロボットアニメである。主人公は10歳の少年ケン太で父親はケン太の乗る巨大ロボ、要塞の設計者という古典的な設定である(『機動戦士ガンダム』も同様の設定)。ストーリーは王道で悪の秘密結社ドクーガが地球を侵略、これに対して主人公ケン太とその仲間達は地球を守るために父親の建造した高性能兵器で戦うというものである。

 登場人物は個性的でそれぞれ暗い過去を持っているという子供向けアニメだがちょっと毛色の違うものであった。設定のモチーフは何と大坂の陣である。ケン太の苗字は真田であり、主人公たちの拠点はグッドサンダー号、これは真田幸村が蟄居した九度山をもじったもの、悪の秘密結社ドクーガは徳川である。

 

スピンオフ作品『時の異邦人』

 

 実はこのアニメ、私はリアルタイムでは見ていないし、実は全話見ていない。面白いのはその番外編『戦国魔人ゴーショーグンー時の異邦人―』なのである。これは本編の戦いが終わって40年後という設定である。主人公はレミー島田、ゴーショーグンチームの紅一点である。そのレミー島田は車で移動中に事件に巻き込まれ負傷、担ぎ込まれた病院で全身を病魔に侵されていることが分かる。

 生と死の狭間の意識の中でレミー島田は幼少期の自分のトラウマ、精神世界での仲間達との旅、そして不思議な街での運命との戦いをする。現実世界では中年となったかつての仲間達が集まりレミー島田を助けるためにあらゆる手段を尽くす。

 ストーリーは何度も観ればわかるが初見ではなかなか分かりにくい。ストーリーは三つの世界の中で進んでいく。現実のレミーの世界、レミーの幻覚の中の世界、レミーのトラウマの世界でレミーの三つの世界が交錯するというもの。明るく気丈なレミー、実は母親は売春婦で孤独の中で生きてきたことも徐々にわかってくるなど物語は意外と深い。

 本編ではレーザーガンのようなもので銃撃戦をやっていたり、巨大ロボで敵と戦う等のやんちゃをしていたゴーショーグンチームだが、『時の異邦人』では違う。すべて現用銃を使用する。そしてレミーの三つの世界の一つ、レミーの幻覚の世界でレミーが愛用しているのがM29なのだ。

 

作中に登場するS&WM29

 

 M29の中でも銃身が6.5インチあると推定されることから、多分M29‐2。プレートにはシルバーのメダリオンが付いている。グリップはS&W純正木製グリップ、使用する弾丸は重量不明のシルバーチップ。ホルスターはヒップタイプでガンベルトには革製弾薬ケースがあり、レミーはそこに44マグナムのバラ弾を入れている。

 私が今まで見たアニメの中でこれほどM29の良さを描いたものはない。レミー一行が安宿に泊まる。化粧台に無造作に置かれたM29とシルバーチップ。M29は威力も強いが反動もすごい。実はレミーの腕はM29の反動にやられてしまっている。激痛を堪えてM29を撃つレミー、途中ではとうとう血が噴き出してしまう。そして徐々に弾丸は減っていく。M29の存在感、44マグナムの威力を良く表現している。

 

まとめ

 

 もう今では忘れ去られている劇場用アニメであるが、人の内面や「生きる」ということを真正面に捉えた作品である。演出手法としても現在と過去、そして幻覚の世界と三つの世界が交差するのが面白い。主人公達も本編の戦いから40年を経ているため70歳を超えているはずなのに40代にしかみえない謎等、細かい設定も調べると面白い。私としては何よりS&WM29の重厚さが表現されているのが一番の魅力なのだが。

 

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M686とは

 

 M686とは1981年にS&W社が発表したステンレス製リボルバーで前年の1980年に同社が発表したM586のステンレスバージョンである。S&W社には同様に357マグナムを使用できるM19があったが、M19は357マグナムを使用するには耐久力が弱いことが指摘されたため、フレームを強化、当時、コルトパイソンで好評を博していたバレルシュラウドをバレル下部に装備しているのが特徴である。バランスが良く耐久性に優れているため現在に至るまで販売され続けているベストセラー製品である。

 

 

M586、686トイガン

 

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 米国でM586が発売されると1983年にはMGC、コクサイがモデルガンを発売、一足遅れの1984年に発売されたのがマルシン製M586、686である。設計は著名なモデルガンデザイナー六人部氏で内部機構も精密に再現されていた。他のメーカーがカートリッジの先端に火薬を込めて発火する外発火式カートを採用していたのに対してマルシン製はカート内に火薬を入れる内発火式カートを採用しておりリアルさの面ではマルシン製が一歩リードしていた。

 1983年発売時の価格は完成品がM586が6,500円、キットが3,700円でM686は8,000円であった。90年代に入るとHW製で再生産、さらに鉄粉を混入したエクセレントHWモデルも存在した。これは当時、「磁石がくっ付く」というリアリティを測る謎基準があり、これに対応したためであったと思われる。特に重量が重くなったりするなどHW製と大きな変化はなかった。

 

驚異的なリアリティの六人部作品

 

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 このモデルは私が中古で購入したものであるが、何より素晴らしいのはこのメッキ。黒ベースのメッキなので深みがあるのだ。そしてメカニズムももちろん実物同様に再現されている。んで、このモデルはまだパテントの問題がうるさくなかった頃のものなのでS&Wのロゴがしっかりとある。後のモデルではマルシンのロゴに変更されている。

 外観のリアリティはM686モデルガンではダントツのトップ、そして内発火式のフルサイズカートであったためダミーカートも挿入することができるという大変にリアルなものであった。とはいっても自主規制でシリンダー前面にインサートが入っているため357マグナムのダミーカートは挿入することはできないが38口径のカートは問題なく挿入することができる。

 

マルシン製M686の欠陥

 

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 ではこのマルシン製M686、いい事ばかりかというとそうではない。実はこのモデルはかなり問題があるのだ。まずフレームである。フレームのグリップ付け根部分が強度が非常に弱く、かなりの率で破損するしてしまう。これは樹脂製フレーム内部に金属製シャーシを入れるという構造に原因があり、内部の金属シャーシのためグリップ付け根の樹脂部分が細くなってしまったためである。これは同じく六人部氏が設計したCMC製M19でも多発していた問題でM686でも「伝統」を継承してしまっている。

 問題はそれだけではなく、リアサイトにもある。このリアサイト、亜鉛合金で造られており強度が弱いのであるが、何かにぶつかると必ずと言って良いほどリアサイトが折れる。さらにはハンマーも最初はきちんと作動するもののしばらくするとトリガーのかみ合わせ部分が磨耗してシリンダーが回らなくなる。これはコクサイ製パイソンにもあった問題で実銃の内部構造を正確に再現したために起こった問題であるといえる。実銃に比べてモデルガンに使用している亜鉛合金は強度が弱くすぐに摩耗してしまうのである。

 これらの問題はあるものの外観のリアリティは抜群で作動も良好である。発火を楽しむのであれば「スペアリアサイトプレート」「スペアハンマー」は必須であるかもしれない。新しいファンは驚かれるかもしれないが、昔のモデルガンというのは部品がすぐに壊れるのは当たり前であり、スペアパーツは必須であった。ただ発火せずにコレクションとして購入する分には文句無しのクオリティである。

 

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 これはかつて販売されたキャロム製のステンレス製エジェクターロッドのセット。非常に精度が高い製品であった。マルシン製M586ユーザーであれば是非欲しいところだけど現在は販売されていない。

 

まとめ

 

 現在のトイガンは非常に完成度が高く装填不良や初期不良は非常に少ない。しかし1990年代以前はモデルガンというのは「箱出しでは動かない」というのがファンの当然の認識であった。このためすり合わせなど購入後に自分で調整する必要がありこれが「モデルガンの醍醐味」という変な時代でもあった。当然、パーツの故障等も多く、直営店に行ってパーツを買ってくる→売ってない。等というのは日常茶飯事であった。そんな時代の匂いの残るマルシン製M686である。


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はじめに

 

 S&WM29とはS&W社が1956年に発表した大型リボルバーで専用に開発された44マグナム弾を使用する当時としては世界最強のリボルバーであった。現在ではさらに大型のカートリッジが登場したため世界最強ではなくなってしまったがハンターのサイドアーム等には重宝されている。

 

 

傑作M29モデルガン

 

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 アメリカで人気が出れば日本でも人気が出るのがモデルガン業界。M29は多くのメーカーでモデルアップされてきた。しかし作動を優先させるために外観や構造がディフォルメされていたりと中々ベストと呼べるモデルはなかった。このモデルガンM29の中で特に完成度が高かったのは今は無き東京CMCの金属製M29であった。

 1976年に発売されたCMC製M29は完成度が非常に高く発売以来高い評価を得ていたのに対して、コクサイが前年に発売したM29はMGCのコピー品といわれるもので完成度の高さも今ひとつであったが、1985年にリニューアル発売したM29はCMCに匹敵する完成度の高さを持った傑作モデルとなった。そして翌年にはコルトパイソンもリニューアル、完成度の高さから「リボルバーのコクサイ」と呼ばれるようになった。

 

リボルバーのコクサイ

 

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 私が本モデルを購入したのは1990年であったと思う。当時のM29は後期のようにバフ掛けした後に金メッキを施した仕上げのものではなく、ニッケルメッキで表面仕上げも荒かった。カートも後期にはフルサイズカートになったが、この時期はまだ外発火式のスモールカートであった。それでも弾頭部には銅メッキが施されており、底部には刻印が打たれている等精いっぱい凝ったものであった。

 内部構造も実銃を参考に正確に再現しており、翌年発売されたパイソンが内部構造を正確に再現したために作動不良を起こしてしまったのに対してM29は作動も確実であった。CMCのM29が生産中止になったのに対してコクサイ製M29は長く入手が可能であり、2000年頃にタナカワークスが新規金型でM29モデルガンを発売したことにより若干古さが気になるようにはなったが、長くモデルガンM29の定番モデルの一つであった。

 

1985年版初期モデル

 

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 私が購入したM29はオリジナルのプラ製グリップからモデルワークスグレネード製とんかちグリップに変更している。現在はver.2.0であるが、私が購入したのは最初期のver1.0である。これはタナカワークス製M29用のグリップであったが、コクサイ製M29は再現性が高いため多少の加工で装着することが出来た。このとんかちグリップとは米ドラマ『俺がハマーだ!』にの主人公スレッジ・ハマー刑事が愛用しているM629に装着されているグリップを再現したもので、私は本ドラマが大好きであったため購入した。

 このM29、現在ではコクサイが廃業してしまったため入手することは困難で、特に80年代、90年代製のものは中古市場でも中々見つけることができない。この初期のM29は後期型に比べて表面仕上げが雑であり、カートもスモールサイズであるがニッケルメッキの上に黄色を着色したモデルは金メッキに比べてリアリティがあり、こちらを好む人も多い。

 

さいごに

 

 現在ではタナカワークスが非常に完成度の高いM29を発売しているが6インチモデルは発売されておらず、この一点において未だにコクサイ製がリードしている。このコクサイ製M29を含め、コクサイの完成度の高いモデル、どこかの会社が金型を買い取って再生産してくれないかと願っているのだが残念ながらそういう話は聞かない。

 


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 今回はコクサイの名作、ニューコルトパイソン旧タイプ。このモデルは確か80年代後半に発売されたモデル。前作コルトパイソンはリアリティーの面ではいまひとつだったこともあり、「リボルバーのコクサイ」が面子をかけて(本当か??(笑))リニューアルしたもの。

 

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 かくいう私は実は大のパイソンファン!一番好きな銃はコルトパイソンなのだ^^。パイソンのモデルガンは今はコクサイだけでなくタナカからも出しているが、当時はMGCとコクサイ位しかなかった。

 

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 MGCは発火性能は良かったがデザインがデフォルメされ過ぎていて私としてはいまひとつだった(といいつつ2丁持っていたが(笑))。

 

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 パイソンのイメージとしてはゴツイ銃というのが一般的なイメージらしく、MGCはそのゴツさを強調したデザインだった。しかし実際パイソンというのはもっと女性的で繊細なスタイルなのだ。そのスタイルを正確に再現したのはコクサイニューパイソンのみだった・・・。

 

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 この銃は新宿のアンクルがオープンした当初に買ったもので金額は7000円(2丁とも)だった。購入以来私の一番のお気に入りだったのだ^^。4インチ、6インチ共に木製グリップ付き、未発火のもの。

 

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 ただこのモデルの欠点としてはリアルな外観、内部機構であったため作動が悪かった。買った当初は作動するが少しするとシリンダーが回らなくなるという致命傷(笑)。リバウンドレバーが磨耗してしまうのだ。

 

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 最近のモデルでは改良されているのでリバウンドレバーのみ購入。グリップは実銃のフィンガーチャンネル付きローズウッドグリップを購入。カスタムと呼べるほどではないけど、リバウンドレバーを最新のものに付け替え、木製グリップを装着して保管してある。

 

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 現行モデルは金メッキになり金ぴかだが、旧タイプは金メッキではなかったので触っていると自然と落ちてしまいこのような地肌丸出しになってしまうのだ。ヤフオクではそれなりの高値で取引されているらしいが売る気はないのでスルー(笑)。

 

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 やはり持つとずっしりとした重量感は金属モデルならではのもの。観賞用としては最高のパイソンだと思うので中古で見かけた方は是非購入することをおススメします。

 

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【追記】

 

 この記事を書いたのち、このパイソンはヤフオクで売ってしまった。この記事を久しぶりに読んでちょっと惜しい気持ちになってしまった。現在では、内部構造まで含めてタナカ製のパイソンが最高品質だと思う。さらにマルイのパイソンもディフォルメはあるが、それなりにスタイルは良いと思う。

 しかし、このパイソンが発売された1980年代では、対抗馬としてはMGCのパイソンがある程度で作動重視のMGCと動かなくても外観や構造重視のコクサイでは、むろんリアリティはコクサイの圧勝であった。「動かない」というのは、無可動とかではなく、作動不良で動かないのだ。昔のモデルガンはこういうのは当たり前だった。今の人からしたら信じられないだろう。それを作動させるようにするのがファンの「腕」であった。今思うとふと懐かしくなる。。。

 


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 今回紹介するのは私のかつて所有していた(今は売却してしまった)懐かしのトイガンシリーズから私がもっとも愛着を感じた銃、WAのコンバットコマンダーを紹介したい。このコンバットコマンダーは1988年に発売されたもので、発売当日に渋谷のWA直営店に買いに行ったのを覚えている。当時は発売日ということで大混雑していた。今ではトイガンの発売日に大混雑なんて絶対ないが。とまあ、このコンバットコマンダー、当時にスペアマガジン2本とサイレンサーを購入したのであった。

 

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 この銃、コンバットコマンダーという商品名になっているが、古いファンと最近のファンには”シーキャンプ”という名称の方が分りやすいのではないだろうか。このシーキャンプとはシングルアクションオートであるコマンダーを強引にダブルアクションにしてしまったものだ。最近の銃に見慣れた人には無駄な機構が山ほどついているように思われるだろうが、これが往年のファンにはたまらないものなのだ。

 これは本当のダブルアクションというよりも「なんちゃってダブルアクション」というべきものであり、ダブルアクションのトリガーを引くとハンマーが起き、そのままトリガーを引き続けるとフレーム部にある「本当のトリガー」を押すことになる。このトリガーはマガジンキャッチの上部トリガーガード内にある突起である。

 

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 WAは最近またシーキャンプをガスブローバックで販売しているので、この銃はガスガン初代ということになるだろうか。モデルガンでは以前に販売されているが、ダブルアクションではなかったはずである。この初代シーキャンプの特徴としては当時としては命中精度が高かったことだろう。

 それと当時の主流だったMGCのウィルソン系のガバの独特の粘りのあるトリガープルと異なり、ダブルアクションのキレのあるトリガープルだったことも特徴である(私の中では)。パワーは貧弱(0.4ジュールという自主規制のせいか)だったが、重量バランスが大変よく、良く当たるし、トリガーのキレも良い私にとってはお気に入りの銃であった。

 因みにサイレンサーはただの飾りと思われがちであるが、実際効果がある。初代シーキャンプは撃つと「ポン」という甲高い音がするが、サイレンサーを付けると「ポス」っという音になる。と、まったくどうでもいい情報である。どうでもいいついでに現在でもこの銃をサバゲで愛用している人もいるようだ。まったくすごい。

 この銃が発売されたのが1988年、最新のシーキャンプカスタムはさすがによくできている。再販されたら購入しようかな。。。

 

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 今日紹介するのは旧MGCベレッタM9。実銃のベレッタM9について簡単に説明すると、1980年代前半に米軍の新採用の拳銃のトライアルがあった。そのトライアルに最後まで残ったのが、シグP226とベレッタM92Fだった。んで、性能はもちろんP226の方が良かったが、結局コスト面でベレッタの方が優れていたので(要するに安かった)ベレッタM92Fが採用され、正式名称M9となった。

 

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 2019年現在、正直、評判は良くないようだ。ベレッタ特有の上部が開いたスライドはやはり耐久性が悪かったようだ。その他の不評の原因は良く知らないが良い噂は聞かない。ベレッタM9は装弾数15発、ダブルアクション・・・こんな話は誰でも知っているのでどうでもいいとして、MGCベレッタM9について書いてみたい。ベレッタM9は1990年位に発売されたと思う。この前の時期のトイガン業界の流れを簡単に説明すると、70年代後半くらいまでモデルガンが主流だった。

 

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 結構ファンが活発に活動していたようだ(私はチビッ子だったので良く知らない)。80年代前半になるとつづみ弾のエアーガンが登場し、サバイバルゲームが流行し始めた。その後6mmBB弾が普及し、80年代中盤から後半にかけてガスガンが登場した。80年代はエアガン、サバイバルゲームが結構流行っていた。

 逆にモデルガンはエアガンに押されほとんど人気が無くなってしまった訳なのよ。モデルガンの新製品なんてほとんど無く、再販すら珍しい状況だった。当時は御徒町にニューMGC、レプリカ、東京CMC、目黒にコクサイ等メーカーが直営店を出していた。

 んで、銃のパーツはそこで調達した訳なんだけど、メーカー直営店に行っても「モデルガンのパーツなんてもうないよー」なんてことはザラだった(MGCだけは何故かパーツが必ずあった)。そんな中、本当に久しぶりに登場した新作モデルガンがこのM9だったのだ。

 こんな状態だったものだから私はお金を握りしめて発売されるや否や買いにいった訳だが、このM9はまた凄かった。当時の最新の技術で作られたモデルガンは形状はあくまでリアル。カートも実弾の形状を良く似せてあった。昔のモデルガンは装填不良なんて当たり前だったが、このM9においては装填不良なんてものはほとんどなかった(100発に1発位)。

 シリーズには湾岸戦争記念モデル。SRHW(スーパーリアルヘビーウェイト)、M96(40S&W弾)等があった。SRHWは鉄の比重の高いヘビーウェイト素材で強度が弱いため発火は出来なかった。しかし鉄分が多いので(食べ物の話ではない)、「磁石がくっ付く!」というのがウリであった。しかし磁石がくっ付くことの何がすごいのかは今もって謎である。

 因みに、 必ず錆が発生するマガジンはミルコート処理というのが施され、何十発撃っても錆はほとんど出なかった。せっかくなのでスペアマガジン2本とカート50〜60発を購入しバンバン撃ちまくっていた。結局、去年売却するまで持っていたが、特にこれといった欠点は無かった。

 

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(画像は実銃M1911 wikipediaより転載)

 

映画『ゲッタウェイ』とコルトM1911

 

 『ゲッタウェイ』とは1972年に公開された映画で監督はアクション、バイオレンス映画で新境地を開いたことで有名なサム・ペキンパー、主演はスティーブ・マックイーンである。その『ゲッタウェイ』の主人公スティーブ・マックイーン演じるドク・マッコイが愛用する拳銃がこのM1911である。

 M1911とは1911年に米軍に制式採用された自動拳銃で口径は45口径、装弾数7発の大型拳銃である。M1911は1926年に改良されてM1911A1となり強力な威力と信頼性の高さから1985年のベレッタM9の採用まで米軍の制式拳銃であり続けた。『ゲッタウェイ』で主人公ドク・マッコイが使用するのは最も初期のM1911である。

 改良型のA1との主な違いは、ハンマースプリングハウジング(グリップ後方下部のパーツ)がストレートであること、トリガーの長さが長いことである。表面はブルーイング処理されており、ダブルダイヤモンドレリーフ付きダイヤモンドチェッカーの木製グリップが標準装備されている。設計者は銃器設計の天才ジョン・ブローニングである。

 このM1911モデルは1911年から1924年まで製造されたが、第一次世界大戦終戦にともない民間向けにも発売されていた。この民間モデルは「ニュースタイルスライドマーキング」と呼ばれるスライド右側面に「COLT AUTOMATIC CALBRE.45」という文字とコルト社のマークである「ランパンコルト」が刻印されているのが特徴である。

 映画『ゲッタウェイ』でドク・マッコイが使用しているモデルはこの民間向けモデル(コマーシャルモデル)に樹脂製のグリップを装着したものであった。

 

WA コルトM1911ゲッタウェイビンテージ

 

 WAは、この『ゲッタウェイ』版M1911を忠実に再現している。完全に提灯記事になってしまっているが、実際に渋谷のWA直営店でこのカスタムを観た時は本当に驚きの一言であった。あまりにも感激したのでどうしても書きたくなってしまっただけである。当然WAからは何ももらっていない。

 WAは現在では主にM1911とベレッタM92系、M4を中心にバリエーション展開をするという経営戦略をとっている会社で、この中でも特に中心になっているのはM1911(いわゆるガバメント)である。WA製のM1911は命中精度こそ東京マルイ、KSCに若干劣るものの、外観や内部構造の再現性の高さや作動の確実さは秀逸である。同じ金型の銃をカスタムすることで安価に高い品質のカスタムを提供できているのだろう。

 

WA コルト M1911 ゲッタウェイ ビンテージ

 

性能

全長:約216mm
銃身長:約114mm
重量:約910g
装弾数:21+1発

 

概要

 ゲッタウェイビンテージは、上記の『ゲッタウェイ』で使用されたM1911を刻印からグリップのへこみまでを正確に再現している。特に秀逸なのはブルーイングを施された上に施されているエイジド加工だ。エイジド加工とはレプリカモデルを実物と同じく使用感を出すための加工で塗装の剥がれや傷等を意図的に再現する処理だ。

 このエイジド加工においては、WAは秀逸だ。WAではコルトM1911エイジドカスタムは多く発売されている。専門の職人が担当しているようで非常によくできている。しかし私は今一つ気に入らないのだ。もちろん製品の完成度は非常に高いし、私はWAの製品は職人気質みたいな匂いがして好きだ。

 しかしこれは私の主観だけど、WAのエイジドカスタムは本体の濃いブルーと使用感を出すためにエッジ等を磨いた挙句に出る銀色とのコントラストがはっきりし過ぎているように思うのだ。私にはこれが何か不自然に思えてしまう。

 だが、今回紹介するこのゲッタウェイビンテージは違う。そのはっきりとしたコントラストの不自然さが全くないのだ。これはこれらコントラストがはっきりしているモデルと異なり、このゲッタウェイビンテージはまずブルーイング処理を行い、それをまた落として透き通るような質感を再現したということだ。

 このエイジドカスタムはトイガン業界全体を見ても一二を争う完成度の高さだと思う。画像を観てもらえれば分ると思うけど、このゲッタウェイビンテージは全体の色が薄いのだ。濃いブルーではなく薄いブルーなのだ。その薄いブルーに薄くエイジド加工をしているのですごく自然なのだ。透き通るようなブルー処理に自然に付けられたエイジド加工と細かいところまで気を使っているのがよく分る。本当に完成度の高いカスタムだ。

 

実射性能

 WAのガスガンはスライドの質量が重さやエンジンの関係でキックは強い。固定ホップなのが残念だが作動はかなり良い。初速は70m/s 強で、命中精度も高いが東京マルイやKSCに比べると一段劣る感じだ。それでも5mで500円玉に命中させる性能というのを謳っているので決して悪いという訳ではない。強烈なキックが命中精度にとってはマイナスになっているのかもしれない。マガジンが高いのが玉に瑕ではあるが、完成度は非常に高い。

 

まとめ

 

 今日、紹介したゲッタウェイビンテージは、私はイチオシのアイテムである。外観の完成度の高さ、WA独自のキックの強いエンジン。そしてモデルにしたのが全てのM1911の元になったM1911そのものであることからも、コルトガバメントを一丁欲しいという人には絶対おすすめだと思う。

 


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109_0988

 

 コクサイ産業のモデルガン、コルトパイソンは1970年代後半に発売、以降様々な改良を加えられ2018年まで生産された。改良は大きく初期、中期、後期に分けられるが、いつの時期のパイソンも当時としてはリアリティは随一であった。

 

コルトパイソン(実銃)

 

性能

口径 357マグナム
全長 241mm
重量 1092g
装弾数 6発
銃身長 2.5、3、4、4.25、6、8、10インチ等。

 

構造

 コルトパイソンは1955年にコルト社から発表された357マグナム弾を使用するリボルバーである。コルト社の大型フレーム遺Iフレームをベースに当時世界最強のカートリッジであった357マグナムを使用できるように設計された。

 バレルは上部にベンチリブ、下部にフルバレルのアンダーラグが装備されているのが外観上の特徴である。リアサイトは上下左右調整可能な精密サイトで全体的に精度は非常に高い。1955年からコルト社のハイエンドリボルバーとして生産され続けていたが、1999年には販売不振から生産が打ち切られた。その後は受注生産を行っていたがそれも2005年で打ち切られたが、2020年1月に再販されている。

 

コクサイ パイソン

 

コクサイ パイソン(初期)

 コクサイ製パイソンが初めて発売されたのは1970年代後半で金属製、ABS製であった。金属製はグリップはブラックのプラスチック製でABSモデルは茶色の木製風グリップであった。グリップの親指を乗せる部分の段差が実銃に比べて小さいのが特徴である。全体には黄色のメッキが施されていたが、すぐに落ちてしまい地肌の少し黄色がかった銀色になってしまう。カートリッジはシリンダー側に発火ピンがあり、カートの先端に火薬を詰めるという外発火式でいわゆるスモールカートであった。

 バリエーションは2.5インチ、4インチ、6インチで後に8インチモデルも追加される。価格は金属製で2.5インチが6500円、4インチが7000円、6インチが7800円となっている。1980年にはABS製パイソンが2.5インチ7300円、4インチ7800円、6インチ8300円となっているので値上がりしたのかもしれない。1981年にはカスタムモデルとしてPPCカスタム風のパイソンが発売された。価格は13800円と通常モデルの倍以上であった。

 

コクサイ パイソン(中期)

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コクサイニューパイソン
コクサイ産業
発売時価格9800円

 1986年にはリニューアルされ、ニューパイソンとして発売された。前作では多少ディフォルメされていた部分は極力実銃通りに再現されており、現在においてもパイソンモデルガンの最高傑作であると言っても過言ではない。当初は金属製のみで価格は2.5インチ9500円、4インチ9600円、6インチ9800円であった。

 外観や内部構造の再現性は極めて高く、当時としては完全版と呼べるべきものではあった。全体は初期型同様に黄色のメッキが施されており、これも初期モデル同様にすぐに落ちてしまう。カートも薬莢部分はニッケルメッキ弾頭部分は同メッキ、底には刻印が刻まれる等凝ったものであったが、相変わらずスモールカート仕様であった。

 再現性は極めて高かったが、問題は内部構造も実銃通りに再現してしまったために作動が悪くなってしまったことだ。金属製モデルガンといっても、実銃のような硬質の金属を使用してはならない。このため通常は亜鉛ダイキャストを使用するのではるが、硬質の金属で作動することを前提に設計された内部機構では軟質の金属だとすぐに摩耗してしまうのだ。

 ニューパイソンで最も耐久力が無かったパーツはリバウンドレバーである。リバウンドレバーとシリンダーノッチの両方が極めて脆い亜鉛ダイキャストで出来ていたためこれらの接触部分が摩耗してしまいシリンダーが回転しなくなるというのがニューパイソンの一番の欠陥であった。

 

コクサイ パイソン(後期)

コクサイ パイソン(後期)
コクサイ産業
発売時価格 -

 コクサイは2000年前後に廃業してしまうが、以降、サンプロジェクト社がコクサイブランドを引き継ぎ、モデルガンの販売を継続した。この時期に内部構造の改良が行われた。この改良によって以降のモデルでは作動性は大幅に向上する。同時にカートリッジのフルサイズ化も行われた。金属製パイソンのメッキは全て24kメッキとなり、全体が丹念にポリッシュされたものとなる。バリエーションもそれまでは発売されていなかった金属製コンバットパイソン、8インチモデルが新たに発売された。

 この時点でコクサイパイソンは完成されたといっていい。全くの新規金型の製品こそ発売されなかったが、ABSモデルもHW化してサイドプレートも金属製に変更する等、多くの改良が行われた。2018年に生産を中止するが、これはモデルガンを生産していた時代の「職人さん」の高齢化によるもととも言われているが実際のところは不明である。

 

まとめ

 

 実に30年近くに亘って生産されてきたコクサイパイソンは2018年には生産が中止された。コクサイパイソンといっても各期によってスペックは大幅に異なる。しかし、どの時代のモデルにしても当時の最大限の努力の下に完成した当時としては群を抜いたリアリティを持つモデルであったのは間違いない。やはり「リボルバーのコクサイ」である。

 


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ベレッタM93R
(画像はwikipediaより転載)

 

要約

 

 マルゼンが2020年5月22日に発売した固定スライドガスガンである。近年では珍しい固定スライドガスガンで長所としては値段が非常に安価であること、命中精度は5mで3cm程度と非常に精度が高いこと、燃費が良いことが挙げられる。短所としては外観がチープであること、マガジンへの装弾がやりにくいこと等である。3点バースト機能はないが、性能と値段を考慮すると良い製品といえる。

 

マルゼン M93R-FS スペシャルフォース 18歳以上 固定スライド ガスガン

 

 

性能

全長 248mm(銃単体)/ 337mm(サプレッサー装着時)
重量 約910g / 約1010g(付属品フル装着時)
発射方式 ガス・セミオート、可変ホップアップ
初速 75m/s前後
装弾数 42発
価格 15800円
発売日 2020年5月22日

 

特徴

 エアガンの老舗でAPSに力を入れているマルゼンの新製品である。近年では珍しい固定スライドガスガンであり、主要部分は亜鉛ダイキャストで構成されているが、外装はASB製。サプレッサーとフラッシュライトが標準装備されていて価格は15800円とかなり安価。

 発射方式はガスセミオートシングル/ダブルアクションで3点バースト機能はない。ベテランのガンファンには80〜90年代に一般的であった固定スライドガスガンをイメージすると分かり易いかもしれない。固定スライドにすることで実射性能に特化したモデルと言える。固定スライドの長所である発射音の小ささをさらにサプレッサーを装着することで最大化したのが特徴である。

 

外装

 外装はスライド、フレーム共にABSである。内部機構は亜鉛ダイキャストなので耐久性や強度に関しては問題は無いであろう。但し、全体的にチープな印象になってしまうのはやむを得ないところだろうか。外観を重視する方は塗装するなどの対応が必要である。

 サプレッサーは全長12cm、重量46gで内側にはスポンジがあり消音効果もある。本来発射音が小さい固定スライドガスガンでこのサプレッサーは有効である。装着しても若干遊びがあるのは少し残念。ライトは光量25ルーメン。通常のフラッシュライトは最低でも100ルーメン程度はあるので結構光は弱い。しかし暗闇では20m程度まで照らすことが可能。逆にルーメン規制のあるゲームでは有効かもしれない。マウントは20mmレールであるが樹脂製であるので強度には若干不安が残る。マウントレールは左右分割式で六角レンチで取り外すことができる。

 

 サイトは一体成型でホワイトドット等はナシ。ガスガンは個体毎に集弾に癖があるが、固定サイトなので調整ができないのが難点であろう。光学サイト等を載せるためのマウント等があるのかは不明であるので、光学サイトを載せるのであれば自作するかサードパーティの製品を待つことになる。ただ、固定スライドなので自作もガスブロ程難易度は高くない。

 セレクターレバーとセイフティについてであるが、M93Rは3点バースト機能があるためグリップ上部に3点バーストとセミオートを切り替えるためのセレクターレバーが付いており、そのすぐ後ろにセイフティがあるという構造である。通常は別パーツなのであるが、本銃では一体になってしまっている。価格から考えると仕方ないのかもしれないが残念だ。。

 

実射性能

 前述のように3点バースト機能はない。説明書だとワンチャージ200発は発射できるとなっているが、実際は130発前後のようだ。メーカーの測定は最も理想的な状況で行うので差が出てしまうのは仕方がない。しかし通常のガスガンはワンチャージ60発程度なので燃費が良いのは間違いない。トリガー周りに関しては、トリガーは金属製でストローク短めでダブルアクションで1.8kg、シングルで0.9kgと比較的軽い。トリガーフィーリングは押並べて評判は良い。

 初速は75m/s 前後と比較的高い。気温が高ければ80m/s辺りまでは出そうだ。それでも0.2gのBB弾では0.64ジュールなのでジュール規制でも問題はない。もちろん法的には超余裕で問題はない。但し、当然のことであるが個体差があるので注意が必要だろう。

 さすがにマルゼンの製品なので命中精度は非常に良い。測定では5mではどのユーザーも3cm程度の精度をマークしている。ユーザーによっては7mでも同程度の命中率を出している。可変ホップを搭載しているので直進性も高く箱出しでも30mでも20cmの的にほぼ命中させることもできそうだ。

 特に固定スライドガスガンであることも関係しているのだろうか、初速が非常に安定しているのも高ポイントだ。初速が安定しているというのは射撃性能に変化が生じないことを意味する。高い命中精度を持ち、さらに初速も安定しているというのは性能的には申し分ない。

 実射性能で欠点と呼べるものとしてはマガジンへの給弾のやりにくさがある。BB弾の装填は最初の弾がマガジンのガス放出口に引っかかってしまうので装填しにくい。このためローダーでの装填は難易度が高い。フォロアーをロックする機能が無いので指で押さえるしかないが、何かの拍子にフォロアーを離してしまうと今まで詰めたBB弾がマガジン先端から飛び出してしまうとストレスになる。BB弾ボトルから直接入れるには入れやすいというユーザーもいるのでこれは好みなのかもしれない。

 

その他

 マガジンに新旧の互換性はないので旧製品を持っているユーザーは注意が必要だ。固定スライドガスガンというのはあまりメジャーではないが、東京マルイがソーコムを発売しているのでこれが競合するだろう。値段もほぼ同程度で16800円である。

 

長所

命中精度が非常に高い。
燃費が良い。
価格が安価。
発射音が小さい。
初速が安定している。

 

短所

給弾しにくい。
外観はプラ丸出し
3点バーストが無い。
セレクターレバーとセイフティレバーが一体化している。
ホルスターの選択肢が少ない。

 

まとめ

 

 最近では珍しい固定スライドガスガンである。全体的に見ると外観やギミックよりも実射性能に特化した製品であることが分かる。外観がチープなのと引き換えに高性能低価格を実現している。タイムプルーフされた安定したエンジンであるが、ダブルアクションでの連射は指が痛くなってしまうのは固定スライドガスガンの宿命だろうか。ともかく高い命中精度と安定した初速を持つガスガンがこの価格で購入できるというのは良い。とにかく楽しい製品であるといえる。

 

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グロッグのグリップ

 

G19

 現在、私が愛用しているのは、KSC製G19とG23Fだ。この2挺はオリジナルモデルではなく、それぞれスライドとフレームを相互に組み替えてHWのみのモデル、ABSのみのモデルに組み替えている。詳しくは以前のブログを参照して欲しい(「KSC G19 オールヘビーウェイト」)。これによってG19はオールHWとなり、実銃のフルロードした状態とほぼ同じ重量にすることに成功した。

 

 

G23F

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 逆にG23Fはライトウェイトモデルとして軽量で取り回し易くなった。同時にスライドもフレームもABSで軽量化されたため反動もよりシャープになった。ただ、スライドがプラスチック丸出しのあまりにも安っぽい外観が気に入らなく、結構手間暇かけて塗装することになった。

 その結果、ぱっと見プラスチックのように見えつつもよーく見ると金属のような光沢のある外観に代わった。ぱっと見プラスチックというのが微妙だが。。。さらにグロックシリーズ特有のグリップの滑りを防ぐためにパックマイヤーのグリップグローブを取り付け一応見た目もちょっとはカッコよくなった。私は意外と気に入っている。

 

HW材のグリップは滑る

 

 G23Gはそれで良かったのだが、今度はG19の方が気になってきた。G19、外観上は実銃そっくりで非常に満足で、HW材のマットな仕上げは実銃のグロックに非常に近い。外観上、重量とHW材は100点満点なのだが、唯一問題がある。それはグリップだ。

 何が問題なのかというと、ABSでもそうだが、特にHW材のグリップは非常に「滑る」のだ。HW材は表面が滑らかであり柔らかい。逆にこれはエッジが効いていないということも意味する。これは材質の個性なのだが、ことグリップに関しては困りものだ。グリップする時にとにかく滑るのだ。

 まあ、そういう理由でG23Fにはグリップグローブを付けた訳で、グリップグローブ付けりゃ問題ないんじゃないのと思われるかもしれないが、さにあらず。グリップグローブを実際に購入して、装着してみるとグリップグローブのせいでグリップが太くなって握り辛い。実はG23Fにグリップグローブを装着しているのは、買って失敗だったので二軍的な扱いのG23Fに装着したのだ。

 グリップグローブを使用しないで滑らないようにする方法として一番手っ取り早いのはステッピング加工をすることだ。ステッピング加工とは、簡単に書くとグリップに直接滑り止め加工をすることで、具体的には半田ごてを使用してグリップに小さな窪みを付けていく。これをグリップ全体にすることによって滑り止めになるというものだ。これは非常に有効だし、実銃のカスタムもステップリング加工をしているのでリアリティも増すので好都合だ。

 

作業開始

 

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 ステッピング加工をする前の愛銃G19。オールヘビーウェイトのオリジナルの姿もこれで見納めだ。

 

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 それでは早速開始。。。と、いきなり私の愛銃にハンダで傷をつけるのはちょっと抵抗があるのでまずは練習。適当なプラスチックを用意してそこにステップリング加工を施していく。やってみると意外と綺麗に加工するのは大変だったが、それでも10分程度やれば慣れる。私のミンティアも半分だけステップリング加工を施したところで本番。練習ばかりしても仕方ないのだ。。。

 

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 ステップリング加工をする前にもう一つやっておかなければならないことがある。それはグリップ前部にある「フィンガーチャンネル」を削り取ることだ。フィンガーチャンネルとは正しくグリッピングできるように指の隙間に合わせて凸型に整形されている部分のことであるが、このフィンガーチャンネルって見た目は良いけどグリップを握ると指の位置を勝手に指定してくるので若干ウザい。これは全く好みの問題なので残しておいても問題は無い。

 

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 手のサイズは人によって違うので合う人と合わない人がいる。私は手は大きい方らしいので合うといえば合うのだが、あまり持ち味が好きになれないので取ってしまう。ヤスリでゴシゴシもいいですが、せっかく半田ごてがあるので半田ごてで溶かして削り取ってしまう。といっても半田ごてでは切り取れないので溶けたプラスチックをカッターで削りとる。

 

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 それを繰り返すとまあ、何となく平らになるのでそこからは仕方ない。面倒だがヤスリでゴリゴリ削る。HW材は柔らかいので意外と楽だ。変な形にならないようにここは真面目にやる。

 

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 作業開始。ひたすら地味に半田ごてで窪みを作り続ける。コツというほどのものでもないが、出来るだけ穴の大きさを均一にする。大きさに差が出来るとグリップした時に違和感が出てしまう可能性がある。出たとしても大したことではないが無いに越したことはない。

 

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 フィンガーチャンネルが綺麗に取れたらいよいよステップリング加工。これは何も考えず端からチマチマやっていく。私は極力加工する場所を減らしたいので必要最小限のところだけにステップリング加工を施していく。

 2時間ほどでステッピング加工終了。作業はそれほど難しくもないし、特別な器用さを必要とするものでもない。時々休みながらチマチマとやっていく。敢えて必要なことといえば「根気」位だろう。

 

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 一応完成したステッピングカスタムであるが、握ってみるとエッジが効き過ぎてしまった。あまりにエッジが効き過ぎてしまっているので表面の尖がっている部分のみをカッターで削り落とす。こういう時は柔らかいHW材はありがたい。そして、エッジを取って完成したステッピングカスタムの左側面。まあいい感じに仕上がった。

 

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 同様にグリップ後部も丹念にエッジを削り落とす。削り落としはカッターを水平にして出っ張っている部分を削り取っていく。面とカッターを平行にしてスライスしていくような感じだ。あまりやり過ぎるとステップリング加工の意味がなくなってしまうので自分の好みでほどほどに。。。HWの場合、切断面が銀色になるが、そのうち酸化するので処置は不要だ。因みに下記の画像が加工前のもの。

 

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完成

 

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 加工前。

 

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 加工後。

 

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 このステップリング加工、ほとんどテクニックは必要ない。ただ、敢えてコツというようなものがあるとすれば、できるだけ浅く半田ごてを垂直にしながらやることだ。深くすると溶けたプラスチックが大量に表面に出てきてしまう。深い穴が開くので当たり前といえば当たり前だが。。。

 実際にやってみると分かるが、穴を開けると半田ごてにプラスチックがくっ付き糸を引く。垂直にするのはこれを防ぐためでもある。これは後でも修正できる。

 

まとめ

 

 このステッピング加工は根気が必要なだけで特に技術は必要ない。作業は無心に音楽や動画でも聞きながらやるといい。私は意外と夢中になってしまった。作業時間は2時間程度。初心者でもこの程度の時間で上記のクオリティのものが出来てしまう。イイ感じじゃないかな?グリップ力も抜群で外観も実銃のカスタムガンのようになりグッド。

 材料費はゼロ。家に半田ごてがない人は半田ごて代のみ。それ以外はせいぜい練習用にミンティアの箱が必要な位だろうか。こうやって手をかけると自分の銃に愛着が湧いてくるのでお勧めだ。

 

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M4カービンM203付き
(画像はwikipediaより転載)

 

目次

  1. M4カービン概要
  2. M4ガスブロ
  3. M4各社の比較
  4. まとめ

 

M4カービン概要

 

 

 M4カービンとは米軍で4番目に採用されたカービン銃を意味する。カービン銃とは明確な定義というものは存在しないが、馬上での銃の運用を前提とした騎兵銃をルーツにした短縮版ライフルと考えてよい。米軍が採用した最初のカービンは第二次世界大戦直前に制式採用されたM1カービンで、1936年に配備されたM1ガーランド小銃より小型であり、使用する弾薬も威力が弱くボトルネックではない30口径カービン弾が採用された。そのフルオート版のM2カービン、さらに夜間戦闘用に改良されたM3カービンであった。

 1957年になると、フルオート機能を持つ自動小銃であるM14ライフルが採用され、それまでの小銃、カービン銃、サブマシンガン、軽機関銃の機能を代用できるとしてこれらの銃は姿を消した。1960年にカービン銃的な要素を持つ、小型軽量のアサルトライフルであるM16ライフルが制式採用されると益々、カービン銃の必要性は薄れていった。

 しかし、M16ライフルも長銃身であるため、ジャングルや室内での取り回しには使い勝手が悪いことから、現場では再びカービン銃サイズの銃に対する要求が高まっていた。この要望に対応すべく1960年代からM16ライフルをベースとしたカービン銃の研究が行われ、M16ライフルの短銃身版であるCAR-15、さらにマズルサプレッサー等を改良したXM177等が開発された。

 これらのカービン銃は一部の部隊では使用されたものの制式採用には至らなかったが、1994年に当時の米軍の制式採用小銃であるM16A2ライフルをカービンサイズにした上でセミオートと3点バースト機能のみに限定したM4カービンが50年振りのカービン銃として制式採用された。このようにM4はM16ライフルの直系の改良型である。

 

M4ガスブロ

 

 

 周知のように現在のトイガン長物では電動ガンが主流である。確かに電動ガンはランニングコストが安くオールシーズン安定した性能を発揮することができる傑作エンジンである。これに対してガスブローバックはフロンガスを使用するためランニングコストが高く性能が外気温に左右される。

 このように考えると、なぜガスブロなのかと思われるかもしれないが、ガスブロには上記の欠点はあるものの電動ガンにはない利点もある。以下、電動ガンと比較したガスブロの長所、短所を簡単にまとめてみた。

 

ガスブローバックガンの長所

 ・全天候型であること。特に水に強い。
 ・内部構造が実物に近い。
 ・反動が強い。

 

ガスブローバックガンの短所

 ・ランニングコストが高い。
 ・気温の変化に影響を受ける。
 ・連射に不向き。

 

 その他細かい長短はあるが、大まかに上記が電動ガンとガスブロの違いである。ガスブロは電動ガンに比べランニングコストが高く、外気温の変化に影響を受ける上に連射をするとガス圧が低下してしまうという欠点がある。しかしガスブロは電気を使用しないために水に漬けても使用できること、さらに内部構造が実物に近く、反動が強いこと等の長所がある。

 つまりはサバイバルゲームを前提に考えた場合、水に対する強さを除けば明らかに電動ガンに軍配があがるのであるが、将来、実銃を撃つためのトレーニング用としてやトイガンとしての面白さを考えた場合、ガスブロが圧倒的である。

 

M4各社の比較

 

 M4のガスブローバックガンは、現在、東京マルイ、KSC、WA、タニオコバ、VFC、G&G、S&Tなど数えきれないほどのメーカーから発売されているが、今回まとめたのはその内、東京マルイ、KSC、WAの3社である。この3社に焦点を絞ったのは、この3社は独自性が高く、エンジンから独自設計である。これに対して海外メーカーの多くはこの3社のコピーが多く、現時点においては信頼性や作動性に関してもこれら日本製メーカーに今ひとつ及ばないからである。

 

東京マルイ製M4カービン

東京マルイ初「ガスブローバックライフル」M4。ガス満充填で、約2.5マガジン分発射可能。実銃同様の発射サイクル14発/秒を再現。可変HOP UP機能搭載。直径19mmの大型ピストンを採用した新ブローバックエンジン。かつてないほど強烈なリコイルショック。メーカー耐久1万回以上を実現。ボルトキャッチの磨耗・破損を防ぐ新機構「Zシステム」搭載。

 

 まずは東京マルイ。M4ガスブロでは一番スタンダードであるといえる。電動ガンには劣るものの、やはりそこは東京マルイ製である。作動と命中精度はかなり良い。ファーストロッドに関してはストックがガタつくというのがあったようだが、セカンドロッド以降は改良された。

 東京マルイ製M4の一番の特徴は「Zシステム」と呼ばれる独自の作動システムを搭載していることだ。これはガス圧で激しく作動するボルトの摩耗を抑えるためのシステムで実銃には搭載されていないものであるが、これにより耐久性が大幅に向上している。

 この「Zシステム」の作動は想像以上にいい。未だにボルトが摩耗しているという話は聞かない。ただし欠点としては作動音が今ひとつだという。金属音がしない。というのが大方の評価だ。M4MWSの売りの一つ、セラコートは結構評判がいい。作動性能も高く、冬でも快調に作動するという声もある。可変ホップ搭載であるが、調整はテイクダウンしないと難しい。

 結局、他社と比較して評価が分かれるのは内部構造がデフォルメされていることと金属音のようだ。バリエーションは第一弾のNWS、オリジナルのM4A1、M4CQB-Rがある。それぞれ5〜6万円台で購入できる。さらにサードパーティーのパーツも多く、「自分だけのM4」を作ることも楽しめる。

純正マガジン 4980円

 

WA製M4カービン

内部の構造に至るまで可能な限り リアルさを追求。本物と見紛うほどに再現された内部構造により、各部の操作はもちろんのこと、 分解や組立に至るまで実銃をバーチャル体験可能です。豪華4大装備で、完全フルセット仕様にてお届けします。1)ドットサイト(照準機) 2)着脱可能なサイレンサー 3)フォアグリップ 4)クレーンストック

 

 恐らく一番最初にM4ガスブロを出したメーカー。フレームは強化樹脂製。現在はWAは今更書くまでもない。作動の金属音はかなり良いし反動も強い。最大の特徴はその外観の完成度の高さである。これは実物を見てもらえば分かるが、細部に至る工作精度の高さやリアリティの追及は随一といっていい。さらには内部構造も極限まで実物に近づけているという70年代から続くモデルガンメーカーであるWAの面目躍如である。

 ただし、命中精度に関しては評判が良く無い。これはWAは精度よりも外観のリアリティを優先させるメーカーの個性というのもある。WAのガスガンは昔はかなり命中精度は良かった。もちろん現在でもレベルは下がっていない。問題はその間に他社の命中精度が格段に向上してしまったことなのだ。WAの製品全般にいえることだが、ホップアップシステムの性能が他社に比べ若干劣る。独自のホップアップを開発してはいるが、命中精度となると東京マルイ、KSCに比べ若干劣る印象がある。

 WA製の一番の問題点は価格が非常に高いことである。本体の値段こそ1〜2万円ほど高いだけであるが、マガジンの値段は1本1万2000円と衝撃的だ。東京マルイが4980円、KSCが5800円と比べても倍以上の値段だ。さらにWAはサードパーティーからのパーツ供給はほぼない。WA製のカスタムパーツが少数存在する程度。渋谷にある直営店に行くと展示されている。最後に反動であるが、リサーチの結果、マルイと互角という意見とWAの方が強いという意見に分かれている。数値化しにくい部分であるため断定はできないが、それほど大差はないと考えて良いのではないか。

純正マガジン 12000円

 

KSC製M4カービン

これまでのM4バリエーションで蓄積されたノウハウを導入した、新たなベーシックモデルがバージョン2。タフな一体成型部品となったアッパーレシーバーにあわせてロアフレームも新規に設計。圧倒的な高剛性に裏打ちされたパーフェクトな射撃がお楽しみいただけます。

 

 恐らく一番バランスがいいのがKSC製M4ではないかと思う。WAと同様にモデルガンメーカーであったKSCの外観へのコダワリは結構強い。命中精度も新型チャンバーになってからはマルイと遜色はない。反動はWAや東京マルイと比べても遜色はないようだ。金属音も「ガシャン!」と結構大きい。この金属音は好みが分かれるところだが、お座敷シューターにはたまらないものがある。

 初期のモデルではボルトの剛性不足が問題になっていたが、ver.2ではボルト含め剛性が強化された。さらにバルブがシステム7TWOとなりさらに作動が安定・強化され、ガスブロの傑作と称しても過言ではないモデルとなった。

 但し、中古品を購入する場合、M4、M4マグプルには上記のver.2の機能が搭載されていない初期モデルである可能性もあるので注意が必要だ。本体価格は各社の中では一番低い水準であるが、マガジン5800円と東京マルイに比べ若干高めである。バリエーション展開も多く、マグプルやMEGAアームズ公式のオフィシャルモデルもある。

純正マガジン 5800円

 

まとめ

 

 まず、実射性能としては東京マルイ、KSCは互角というところ。若干東京マルイに軍配があがるかもしれない。WAは若干劣る。外観のリアリティに関してはWAは群を抜いている。それにKSC、東京マルイという順で続く。

 内部構造に関してもWAに分がある。同様にKSCも実物に非常に近い構造ではあるが、東京マルイは作動を優先させるために独自のZETシステムを採用しているのでリアリティの面からすると評価は下がる。

 価格はWAがダントツで高い。次に東京マルイ、KSCという感じだが、この2社はバリエーションを含めると同価格帯といえる。マガジンはWAの1万2000円がダントツで高く、KSCが5800円、東京マルイが4980円と最も安い。

 バリエーション展開はWAは最も少なく、現在確認できるのは2種類のみだ(2019年10月)。東京マルイ、KSC共にバリエーション展開は多いが、KSCは実物カスタムメーカーの公式契約のカスタムというのが特徴である。それぞれに特徴のあるメーカーなので好みの合うメーカーを選ぶのがよいだろう。

 

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概要

 

 結論から書くと、この銃は「私が人生で買ったもっとも満足したガスガン」だ。今まで私が買ったガスガンで満足度が高かったものは1988年発売のWA製コンバットコマンダー、1989年MGCM645。1995年のWAガスブロガバメントの3丁だった。今回のデルタフォースカスタムはこれら全ての銃の満足度を抜いて堂々の一位だ。

 

外観

 外観は細かいところまで手が入っている。サイトやセイフティ等の亜鉛パーツもちゃんと表面を研磨してある。バトルダメージ処理も一度ブルーイングしたのち、全体のブルーを薄く落としているのだろう。エッジ部分をHW材むき出しにしただけではない。メタルグリップのお陰で重量は1圓鯆兇┐襦そしてその金属の感触がまた実銃を彷彿とさせるのでたまらない。

 

実射性能

 実射性能に関しては東京マルイ製には及ばないものの、弾丸は直進する。それなりの命中精度だ。反動も大きい。マルイ製の「シャコーン」という反動に比べてWA製は「どーん!」という感じだ。感覚的なことなので文章で表現するのは難しいが・・・。先日、近くの山でテスト射撃をしてみたが、やはり時期的にちょっとスライドの動きは鈍かった。

 ただWA製の銃のすごいところは、シングルカラムマガジンでありながら気温が低くても良く動く。少し作動は鈍かったが、ロングマガジンを使用すれば軽快に作動した。因みに私は本体と共にノーマルマガジンを3本購入したのだ。私は基本的に本体を購入した時にマガジンは2本購入することにしている。リボルバーなら予備カートリッジ18発。オートなら予備マガジン2本が私の基本だ。

 今回3本購入したのは基本ロングマガジンは使用しない予定だからだ。ノーマルマガジンのみで動かす予定。そのために本体に1本、予備で2本、計3本とした。ノーマルマガジンはウィルソンマガジンのブラックタイプにした。シルバーは塗装丸出しなので見た目が安っぽい。ブラックは艶消しなので見た目が「シュッ」と締るのだ。

 外に出して撃ったところ、ホップが若干鬼ホップになっていた。10m位は直進するが、10m位から急激に上昇する。これはちょっといただけないので重量弾を使用するなりカスタムするなりしよう。命中精度は結構良いようだ。WAは5mで500円玉に命中する精度を謳っているだけあって良いようだ。これはいずれちゃんとテストしよう。WAガバは反動が結構あるのでそれを踏まえた上でどれだけ当たるのかを見てみたい。

 

【WAスーパーリアルガン】WA デルタフォース・カスタム〈バトルダメージ・バージョン〉

米国陸軍最強の特殊部隊デルタフォース仕様のタクティカル.45!!ロングマガジン採用!!未だ謎のベールにつつまれている米国陸軍第一特殊部隊デルタ作戦分遣隊…通称「デルタフォース」。 最強と謳われるその部隊にて使用されたとされるパーソナルカスタム1911を、 好評のバトルダメージフィニッシュで製作致しました!レースガン的エッセンスを巧みに取り込んだ 従来のタクティカル.45とは一線を画す構成が、実に新鮮。マニア必携の一丁です。

(amazonより転載)

 

まとめ

 

 今日はWAデルタフォースカスタムのレビュー第一弾だけど、総括すると外観のリアリティは100点満点。私が昔から気になっていたスライドの高さも実際に手に取ってみると全く気にならない。メタルグリップのお陰で重量バランスもいい。あまりにもいいので、ついつい持ってしまうほどだ。全くこの銃を肴に私はウイスキーを何杯飲んだことか。実射性能と外観のリアリティ。両方を求めるならWA製の銃は最適かもしれない。WA製の銃の良さはとにかく買ってみれば分かるといいたい。ホントに素晴らしいから。

 

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 MEUピストルのレビュー。外観は、いろんなブログ等のレビューで書いてあるので、詳しくは書かないけど、まず、私が一番驚いたのは、東京マルイ独特のおもちゃ的な(まあ、おもちゃなんだけど)安っぽさがない。WAのガバを初めて見たときは、そのスタイリングのよさに感動したけど、マルイのMEUピストルはそれ以上!ヒケもないし、エッジはシャープだし、スライドのガタツキ等も全く無い。パーティングラインは完璧に処理されているし、3ホールトリガーのメッキも上出来。

 特に感動したのはマガジンにかけられている硬質メッキ。こういう色はシャンパンゴールドと最近ではいうのか、色の良さと肌触りに感動。亜鉛ダイキャストの感触が気に食わなかった私としてはとてもうれしい。

 

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 と、ついつい長々と書いてしまったが、持っていてワクワクする銃だ。外観上の唯一の難点は、グリップだろう。自慢の3ピースグリップも安物感がミエミエで頂けない。おまけに強くグリッピングするとグリップの後ろの角が右手に食い込み結構痛い。・・・ということで、グリップのみパックマイヤーのGM-45CSに変更(GM-45Cは持ってない;)

 私が一番驚いたのは実射性能。とにかくマルイの銃は当るという話は聞いていたけど、実はマルイのガスガンを買うのは20年位前にハードボーラーを買ったのが最後。ハードボーラーも当時の水準からすればよく当ったが。

 

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 まあ、とにかくガスと使いまわしのBB弾を5発装填して命中精度を試す。壁に銃を押し当てて、できるだけぶれない状態にして、5m先のターゲットに打ち込んでみる。と、ワンホールショット?すげー2cm位にはまとまってる・・・。5mで2cmかよ・・・。それも使いまわしのボロBB弾で・・・。

 これが高精度のBB弾だったらどうなるんだ?さらにバレルとバルブをカスタムしたら・・・5m先のBB弾でもヒットできそうな。後に付属のBB弾で撃ってみたらフリーハンドでも5mで3cmを叩き出した。本当によく当る。

 

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 鑑賞派の私が太鼓判を押す外観、信じられないような命中率・・・多分今あるガスガンの中で最高のものじゃないかと思う。敢えて欠点を探すとしたら、プラの安物感丸出しのグリップとシングルカラムマガジンということで冬場はちょっと厳しいかも・・・。

 

購入後半年が過ぎ・・・

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 買ってからすでに半年近く過ぎた。今日まで5ヶ月間使ってみた感想を書いてみたい。例によって外観や細かいメカニズムはいろいろな方が書いているので割愛して、今回は特に買おうかどうか迷っている人が一番気になるMEUピストルの欠点を探し出してみることにした。実は5ヶ月間使ってみて特に欠点というものは見当たらなかった。ただ、強いて言うならやはり「軽い」。素材もヘビーウエイトじゃないので軽い。

 さらに私は買ってからグリップが気に入らなくてパックマイヤーのラバーグリップに替えてしまったので、グリップウエイトも無いからとにかく軽い!もう一つ、バレルがショートリコイルしていないということに1ヶ月位前に初めて気がついた。・・・これ位なのだ・・・欠点というのは。

 軽いというのは、アルミスライド、バレルカバー等を付ければ解決するが、アルミスライドにするとスライドの動きが遅くなってしまうのが難点。しかし、この重量というのもサバイバルゲーマーにとっては利点ともいえる。各人の好みの問題かもしれない。

 長期間使用してみたが、特に欠点というものはない。命中精度は5mで2cm位と超良好だし、外観は鑑賞派の私が太鼓判を押す精密なもの。まったく個人的な見解だけど、このMEUピストルは、現時点でのガスブローバックガンとしての一つの到達点と言っていいだろう。

 多分、MEUにはいくら金をかけても大丈夫だと思う。・・・が、MEUは外装位しかカスタム出来ない気がする。内部パーツは完成しすぎていて、いじる部分が無い。

 

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 デルタエリートとは、一見、ただのガバメント(アメリカでは単に「1911」と呼ぶようだ)だけど、このモデル最大の特徴は、使用弾が45口径ではなく特殊な弾丸である10mm弾を使用することにある。

 

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 10mm弾??・・・という方のために10mm弾の説明を少々。10mm弾とはコンバットシューティングの神様と言われたジェフクーパー大佐の発案による新しい口径。それまでのスタンダードな口径はアメリカは45口径、9mm口径だったわけだ。しかしそれぞれの弾丸には長所と短所が当然のように存在する。

 

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 まず、45口径弾。これは破壊力(マンストッピングパワー)がずば抜けている代わりに貫通力が弱い。これに対して9mm弾は全く逆で貫通力が優れている代わりに破壊力が弱いときたもんだ。この両方の長所のみを取り入れた新しい弾丸を作ろうというのが10mm弾の開発思想。

 

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 んで、作ってみたんだけど、いかんせん貫通力が強すぎた。それは警察官が使用する防弾チョッキをも貫通してしまうほどだったそうな・・・。んで、「コップキラー」なんてありがたくないあだ名まで貰ってしまった。

 

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 それでも一時期は次世代の弾丸!!・・・位の勢いで話題になった。確か80年代後半から90年代初頭だったと思うけど、10mm弾用に開発されたブレンテン、ガバメントクローンのオメガ、S&Wの1006等々10mm弾使用の銃が一気に出た。その中でデルタエリートも開発されるわけだ。まあ、今ではみんなコレクターズアイテムとなってしまったが。

 ・・・と大体こんな感じだったと思う。まあ、実銃の話はともかく、2004年にとうとうこの意外にマニアックな銃「デルタエリート」がWAから発売されたのだ。それより以前にはMGCから固定スライドガスガンが出ていたのと他にも数社からモデルアップされていたと思う。・・・そう、意外と人気があったのだ。

 

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 んで、人生の中で80年代後半が一番トイガンに熱中した私としてはつい欲しくなって買ってしまったのだった。まあ、外観はWAの製品なので非の打ち所はない。ヘビーウェイト製の上、グリップにもおもりが入っていてずっしりとした重みのあるものとなっている。

 

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 限定品ということで、発売日に渋谷の直営店に買いに行ったけど、その後セールの対象になっていたり、中古品が出回っていたりと、あまり人気がなかったようだ。実射性能だけど、ブローバックはマルイに比べて鋭いが、いかんせん命中精度が芳しくない。私の個体の問題か私の腕の問題か、5mで7cmに広がってしまった。何回撃っても同じような結果になる訳で・・・。マルイのMEUピストルに慣れちゃうとやはりお蔵入りとなってしまった。

 正直、あまり勧められない。デルタエリートが欲しいなら、マルイのガバメントをベースにコンバージョンキッドでデルタを作った方が良いと思われ・・・。結局、WAのデルタエリートは歴史の闇の中に消えていくのであった・・・。

 

【追記】2019年10月2日

 この記事は2014年4月30日のもので、記事のデルタエリートはSCW2モデル。現在、限定で発売されているレール付きの最新型デルタエリートは性能はこの記事のものと全く異なる。WAの現行ガバは固定ホップのため、弾を遠距離まで飛ばすことはできないが、5m〜10m程度ではかなり命中精度は高い。WAは、5m先の500円玉に充てられる命中精度を保障している。本記事の結論としてマルイ製ガバをカスタムした方がいいとしているが、現在の私は、マルイ製に比べ、命中精度は若干劣るかもしれないが、強烈な反動と重量感を持つWA製品の方が優れていると思っている。

 


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