01_LCP
(画像はwikipediaより転載)

 

 スターム・ルガーLCPとは、スターム・ルガーが2008年に発表したコンシールドキャリー用のハンドガンで全長131mm、重量270gの小型自動拳銃である。小型ではあるが、ショートリコイル方式を採用、口径は380ACPで装弾数は6発である。スライドはスチール製、フレームはガラス繊維で強化されたナイロン製である。初期モデルにはスライドストップ機能は無いが、LCP兇らはスライドストップ機能が追加されている。

 

スターム・ルガーLCP(実銃)

 

 

性能

全長 131mm
重量 270g
口径 9mm
使用弾薬 380ACP
装弾数 6+1発
設計・開発 スターム・ルガー社

 

開発

02_LCP
(画像はLCP2 wikipediaより転載)

 

 2008年のショット・ショーで公開されたハンドガンである。米国スターム・ルガー社が開発したコンシールドキャリー用に特化した超小型拳銃で全長はわずか131mmである。スライドはスチール製、フレームはガラス繊維で強化されたナイロン製で内側にはアルミ合金製のサブフレームが内蔵されている。最大の特徴は小型拳銃でありながらティルトバレル方式のショートリコイル機構を採用していることである。

 この機構を採用していることで他のストレートブローバック方式の同型銃に比べて反動が非常にマイルドになっている。トリガーシステムはダブルアクションオンリーでトリガーを引くと、内蔵されているハンマーがコックされ、引き切ると落ちるようになっているが、2008年モデルではトリガープルが6.35〜6.8kgと非常に重い。小型軽量を追求しているため最終弾を発射した後のスライドストップ機能は省略されている。装弾数は6発であるが、2013年には7発の拡張型マガジンが発売されている。

 

バリエーション

03_LCP
(画像はLC9 wikipediaより転載)

 

 バリエーションとしては2013年にトリガーストロークを短縮させた上にサイトを改良した第二世代モデルが発売、2015年にはアルミ製トリガーと視認性の高いサイトを搭載したモデルが発売されたが、LCP兇糧売により生産は終了した。LCP兇2016年10月6日に発表されたモデルで価格は349ドルである。外観のデザインが改良された他、トリガープルが4kg程度に軽く変更され、最終弾を発射した後にスライドストップがかかるように改良されている。初期モデルに比べ重量こそは30g増加したものの全長、全幅は変わらない。

 

LC9

 2011年には、口径を9mmパラベラム弾仕様に変更したLC9が発売されている。9mm弾を使用するために重量は480g(LCPは270g)、全長は152mm(同131mm)、幅は23mm(同19mm)と大型化している。バリエーションには380ACP仕様のLC380、2014年6月29日には撃発機構をストライカー方式に変更したLC9sが発売されている他、LC9sの廉価版であるEC9s等がある。

 

スターム・ルガーLCP(トイガン)

 

概要

 2021年4月14日に東京マルイより固定スライドガスガンが発売されている。

 

東京マルイ スターム・ルガーLCP 固定スライドガスガン

性能

全長 131mm
重量 255g
装弾数 10発
初速 56m/s前後
定価 7,980円

 最近では珍しい固定スライドガスガンである。実銃がダブルアクションオンリーの銃であることを意識しているのかもしれないが、敢えて固定スライドとするのは面白い判断である。外観の完成度の高さは秀逸であるが、スターム・ルガーのロゴは「スターム・ルガー風」になっている。命中精度は大型ハンドガンには及ばないものの、このクラスでは驚異的な命中精度である。

 

まとめ

 

 2008年に登場したLCPは、超小型拳銃でありながらショートリコイル機構を内蔵しているという高性能な銃であった。初期型はトリガーが重く、スライドストップ機能は装備されていなかったが、LCP兇砲覆辰討海譴蕕療世浪良されている。380ACPは護身用としては十分とは言い切れないがワルサーPPKやベレッタM84に比べ非常に小型軽量であり、これらの銃がストレートブローバックであることを考えればLCPの性能の高さは秀逸といえる。

 

 


ミリタリーランキング