01_戦艦ミズーリ

(画像は戦艦ミズーリ wikipediaより転載)

 

 「好きな戦艦は何ですか?」と質問されることはまずないと思うが、仮に質問されたとしたら何と答えるだろう。日本人であれば戦艦大和、武蔵、長門。。。ビスマルク、テルピッツやイギリス戦艦という人もいるかもしれない。

 私はというと実はあまりファンがいないだろうアメリカ戦艦が大好きなのだ。アメリカ戦艦といってもアイオワ級限定ではあるが。。。日本人なのに日本戦艦が一番じゃないのは不思議に思われるかもしれないが、私には日本戦艦の檣楼がどうもカッコ悪く今ひとつ熱くなりきれないのだ。

 そこにいくとアイオワ級戦艦はスマートで美しい。特に私が好きなのは近代化されたところだ。戦艦はかっこいいが現代ではやはり老兵。。。と思いきや、最新鋭のレーダー、CIWSやトマホークで武装されたアイオワ級は最先端の老兵なのだ。。。むむむ、好き!

 

02_タミヤ戦艦ニュージャージー

 

戦艦ニュージャージー近代化改修後を購入

 

建造開始

ということで戦艦ニュージャージーを購入。安定のタミヤ製。もちろん近代化改修後のもの。パッケージも戦艦の大口径砲とファランクスの組み合わせがたまらん!

 

03_タミヤ戦艦ニュージャージー

 

 中身を取り出す。ちょっとワクワクする瞬間。模型を買った時に大切なのは中身を確認すること。極稀に部品が足りないことがある。普通の販売店で購入した場合は部品の確認が済むまでレシートは捨てない方がいい。メーカーは連絡すれば部品を送ってくれるが、その際にレシートや購入した証明が必要になるのだ。因みに戦艦ニュージャージーは部品全部あった。

 

04_タミヤ戦艦ニュージャージー

 私は塗装してから作る派なのでまず塗装。マスキングテープをベタベタ貼りスプレーする。とにかくマスキングテープを貼るのが大変だった。塗装は一瞬だけどマスキングテープを貼るのに1時間以上はかかっただろう。。。(汗)

 

05_タミヤ戦艦ニュージャージー

 これが塗装済みのもの。木製甲板は最初に塗装してある。

 

06_タミヤ戦艦ニュージャージー

 綺麗にマスキングしたつもりだったけど、やはりはみ出してしまったようだ。ベテランモデラ―さんだったらもっとうまくやれるのかなぁ??

 

06_タミヤ戦艦ニュージャージー

 筆でペタペタ塗装する。こういう作業は結構好きだったりする。組み立てるよりも塗装が好き。

 

08_タミヤ戦艦ニュージャージー

 先ほどのはみだし部分も塗装完了。で、、、ここで大事件発生!何と私が模型作りに飽きてしまったのだ。ひょんなことから始めた模型作り。夢中になって軍艦を7〜8隻作ったのだが、このニュージャージーの塗装が終わったあたりで飽きてしまった。せめて完成させたかったが、生まれついてのネコ型人間。飽きたものは飽きたのだ。。。2018年暮れの出来事だった。ちーん。。。

 

建造再開

 そして時は過ぎ、2019年の暮れ。建造計画が保留された戦艦ニュージャージー。我が海軍工廠に艦体のみ係留されている状態であったが、やっと予算計画も承認され建造が再開された。。。要するに「いい加減作らないと!」と思ったのだ。

 

09_タミヤ戦艦ニュージャージー

 塗装だけはほぼパーペキに仕上げてある。あとは組み立てるだけだ(パーペキの意味はお父さんに訊いてみよう)。私は意外と神経質な性格のため部屋に作りかけのものが置きっぱなしになっているのに耐えられないのだ(←一年間放置していた人)。

 

10_タミヤ戦艦ニュージャージー

 とりあえず檣楼と煙突。中央構造物を作る。アメリカ戦艦のスマートなフォルムが浮かび上がる。こうなるとちょっとテンション上がるのだ。

 

11_タミヤ戦艦ニュージャージー

 戦艦ニュージャージー近代化の特徴であるCIWSとトマホーク、さらにレーダーやアンテナを取り付ける。ハイテク戦艦が徐々に出来上がっていく。副砲も二連装が6基。大戦中はもう少しあったはずだが、トマホーク等を設置するために撤去されたようだ。

 戦艦大和も戦争末期には対空兵器を設置するために左右の副砲が撤去された。戦艦で最も存在意義がないのは副砲なのかな。いやしかし戦艦ニュージャージーのこれは副砲といえるのだろうか。。。

 

12_タミヤ戦艦ニュージャージー

 艤装は完全に終わり、汚し塗装も完了。あとはデカールを貼るだけ。バランスの取れた美しいフォルム。太平洋戦争から朝鮮戦争、ベトナム戦争から中東まで派遣された最強の砲撃力を持つ戦艦ニュージャージー、ほぼ完成!

 

戦艦ニュージャージー完成

13_タミヤ戦艦ニュージャージー

 じゃじゃーん!最後の最後でデカールを貼るのに失敗してしまった。。。(汗)この無様な飛行甲板よ(涙)。きっとうまく貼る方法はどこかになるのだろう。模型というのは完成するとまた作りたくなるのが不思議だ。

 

14_タミヤ戦艦ニュージャージー

 まあ、大失敗すわ。。。

 

15_タミヤ戦艦ニュージャージー

 上から見たところ。飛行甲板のデカール以外はまあそれなりに見れる状態ではある(決してうまくはないが。。。)。

 

16_タミヤ戦艦ニュージャージー

 中央構造物のドアップ。因みにドアップの「ド」は、ドレットノート級戦艦の頭文字。ドレットノート級戦艦の登場が時代を変えたのでこの戦艦の登場以来、スケールの大きいもののことを「ド級」というようになったというウンチクは誰でも知っているか。。。_| ̄|○

 しかし私みたいな素人でも説明書通りに塗装して組み立てて汚し塗装をするとまあ、それなりに見られる姿にはなるものだ。

 

17_タミヤ戦艦ニュージャージー

 

タミヤ 1/700 ウォーターラインシリーズ No.614 アメリカ海軍 戦艦 ニュージャージー プラモデル

 

 

まとめ

 

 製作期間1年。といえばすごい大作を作った気になるのだが、実際の作業日数は1週間程度か。途中で製作するのに飽きてしまったのが痛すぎる。ただ、完成してみると圧倒的な存在感。以前作った航空戦艦伊勢、客船改造空母隼鷹、工作艦明石等と比べても圧倒的に大きい。やはり太平洋戦争中の最新鋭戦艦は違う。

 特に私が好きなのは近代化後のもの。戦艦の栄光の時代が過去のものになり予備艦として眠っていた戦艦ニュージャージー。80年代に最新の技術で近代化された戦艦は多くの実戦にその大口径砲の威力を発揮した。何でも「最新」「最先端」の国であるアメリカが行った改修というアンバランスさもも魅力的だ。

 しかし近代装備が追加されたといっても太平洋戦争中に就役した戦艦。中身は数十年前のものだ。すでに操作が分からなくなってしまっており、エンジンや大砲の操作法を学ぶために当時の戦艦の乗組員達が招集されたという。最後の戦艦に老兵達が乗り込んだのだ。

 戦艦アイオワ級は朝鮮戦争、ベトナム戦争、そして湾岸戦争にまで参加しイラク軍陣地に自慢の大口径砲を撃ち込んだのだが、如何せんソナーも持たず水面下は無防備であった。そして運用するためには膨大な人員が必要なこと、運用コストが高すぎ老齢化のためマイナートラブルが多発したこと等により湾岸戦争を最後に引退することとなった。

 現在、同型艦4隻共に記念館として保存されている。半世紀戦った老兵は静かに眠るのだった。。。