01_レナウン級二等戦艦
(画像はwikipediaより転載)

 

 一等戦艦の開発が遅れたため急遽建造された艦であったが、ハーヴェイ鋼の使用や後に一般的となる副砲の装甲内設置等斬新な設計がされた艦であった。最高速度も公試では18.75ノットという驚異的な速度を記録した高性能戦艦である。

 

戦艦 レナウン級 〜概要〜

 

性能

 通常排水量 12350トン
 最大排水量 -トン
 全長 124.4m
 全幅 22m
 吃水 8.2m
 機関出力 1万2000馬力
 最大速力 18ノット
 航続距離 6400海里/10ノット
 乗員 674名
 武装 40口径25.4cm砲連装2基
    40口径15.2cm砲単装12基
    口径5.7cm砲単装16基
    口径4cm砲単装12基
    4.5cm水上発射管1基
    同水中発射管4門
 装甲 舷側 20.3cm
    甲板 7.6cm
    主砲 15.2cm
 同型艦 1隻

 

特徴

 30.5cm砲搭載戦艦の開発が遅れていたため急遽センチュリオン級の改良型として建造されたのが本級である。イギリス海軍の二等戦艦とは排水量12000トン以下、主砲が25.4cm砲程度のもので前級のセンチュリオン級と本級が該当する。

 本級もセンチュリオン級と同様に25.4cm砲を搭載しているが、センチュリオン級の砲身が30口径だったのに対して本級は40口径と延長されている。さらに初の試みとして副砲を全て装甲内に設置していたことで、その副砲を当時としては強力なハーヴェイ鋼の装甲で護っていた。

 本級に搭載されたエンジンは予想を超える高性能を発揮し、公試での最高速度は18.75ノットに達した。建造は1隻のみであったが、数々の新機軸が盛り込まれた艦で即席で作られた二等戦艦というような艦ではない。前述のように二等戦艦は前級のセンチュリオン級と本級で最後となった。

 

同型艦

1番艦レナウン

 

建造

 レナウンは1893年2月に起工、1897年1月に就役した。

 

戦艦レナウン級の活躍

 

1番艦レナウン

02_レナウン級二等戦艦
(画像はwikipediaより転載)

 

 レナウンは1897年に就役すると北米、西インド諸島方面の艦隊旗艦として活躍しました。1899年5月に改修を受けた後、地中海艦隊に移動、1900年2月には再び簡単な改修を行っている。度々イギリス王室の御召艦として活躍した。1906年5月に予備役に編入された。

 予備役編入後も御召艦として活躍したが、1913年退役、1914年スクラップとして売却された。

 

まとめ

 

 戦艦レナウンは二等戦艦というマイナーな艦種ではあったが、高速、高性能であったため、イギリス海軍の著名な提督であるフィッシャー提督には気に入られていたという。この高性能二等戦艦レナウンの名は後に巡洋戦艦として受け継がれる。

 

 

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