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グロッグのグリップ

 

G19

 現在、私が愛用しているのは、KSC製G19とG23Fだ。この2挺はオリジナルモデルではなく、それぞれスライドとフレームを相互に組み替えてHWのみのモデル、ABSのみのモデルに組み替えている。詳しくは以前のブログを参照して欲しい(「KSC G19 オールヘビーウェイト」)。これによってG19はオールHWとなり、実銃のフルロードした状態とほぼ同じ重量にすることに成功した。

 

 

G23F

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 逆にG23Fはライトウェイトモデルとして軽量で取り回し易くなった。同時にスライドもフレームもABSで軽量化されたため反動もよりシャープになった。ただ、スライドがプラスチック丸出しのあまりにも安っぽい外観が気に入らなく、結構手間暇かけて塗装することになった。

 その結果、ぱっと見プラスチックのように見えつつもよーく見ると金属のような光沢のある外観に代わった。ぱっと見プラスチックというのが微妙だが。。。さらにグロックシリーズ特有のグリップの滑りを防ぐためにパックマイヤーのグリップグローブを取り付け一応見た目もちょっとはカッコよくなった。私は意外と気に入っている。

 

HW材のグリップは滑る

 

 G23Gはそれで良かったのだが、今度はG19の方が気になってきた。G19、外観上は実銃そっくりで非常に満足で、HW材のマットな仕上げは実銃のグロックに非常に近い。外観上、重量とHW材は100点満点なのだが、唯一問題がある。それはグリップだ。

 何が問題なのかというと、ABSでもそうだが、特にHW材のグリップは非常に「滑る」のだ。HW材は表面が滑らかであり柔らかい。逆にこれはエッジが効いていないということも意味する。これは材質の個性なのだが、ことグリップに関しては困りものだ。グリップする時にとにかく滑るのだ。

 まあ、そういう理由でG23Fにはグリップグローブを付けた訳で、グリップグローブ付けりゃ問題ないんじゃないのと思われるかもしれないが、さにあらず。グリップグローブを実際に購入して、装着してみるとグリップグローブのせいでグリップが太くなって握り辛い。実はG23Fにグリップグローブを装着しているのは、買って失敗だったので二軍的な扱いのG23Fに装着したのだ。

 グリップグローブを使用しないで滑らないようにする方法として一番手っ取り早いのはステッピング加工をすることだ。ステッピング加工とは、簡単に書くとグリップに直接滑り止め加工をすることで、具体的には半田ごてを使用してグリップに小さな窪みを付けていく。これをグリップ全体にすることによって滑り止めになるというものだ。これは非常に有効だし、実銃のカスタムもステップリング加工をしているのでリアリティも増すので好都合だ。

 

作業開始

 

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 ステッピング加工をする前の愛銃G19。オールヘビーウェイトのオリジナルの姿もこれで見納めだ。

 

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 それでは早速開始。。。と、いきなり私の愛銃にハンダで傷をつけるのはちょっと抵抗があるのでまずは練習。適当なプラスチックを用意してそこにステップリング加工を施していく。やってみると意外と綺麗に加工するのは大変だったが、それでも10分程度やれば慣れる。私のミンティアも半分だけステップリング加工を施したところで本番。練習ばかりしても仕方ないのだ。。。

 

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 ステップリング加工をする前にもう一つやっておかなければならないことがある。それはグリップ前部にある「フィンガーチャンネル」を削り取ることだ。フィンガーチャンネルとは正しくグリッピングできるように指の隙間に合わせて凸型に整形されている部分のことであるが、このフィンガーチャンネルって見た目は良いけどグリップを握ると指の位置を勝手に指定してくるので若干ウザい。これは全く好みの問題なので残しておいても問題は無い。

 

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 手のサイズは人によって違うので合う人と合わない人がいる。私は手は大きい方らしいので合うといえば合うのだが、あまり持ち味が好きになれないので取ってしまう。ヤスリでゴシゴシもいいですが、せっかく半田ごてがあるので半田ごてで溶かして削り取ってしまう。といっても半田ごてでは切り取れないので溶けたプラスチックをカッターで削りとる。

 

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 それを繰り返すとまあ、何となく平らになるのでそこからは仕方ない。面倒だがヤスリでゴリゴリ削る。HW材は柔らかいので意外と楽だ。変な形にならないようにここは真面目にやる。

 

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 作業開始。ひたすら地味に半田ごてで窪みを作り続ける。コツというほどのものでもないが、出来るだけ穴の大きさを均一にする。大きさに差が出来るとグリップした時に違和感が出てしまう可能性がある。出たとしても大したことではないが無いに越したことはない。

 

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 フィンガーチャンネルが綺麗に取れたらいよいよステップリング加工。これは何も考えず端からチマチマやっていく。私は極力加工する場所を減らしたいので必要最小限のところだけにステップリング加工を施していく。

 2時間ほどでステッピング加工終了。作業はそれほど難しくもないし、特別な器用さを必要とするものでもない。時々休みながらチマチマとやっていく。敢えて必要なことといえば「根気」位だろう。

 

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 一応完成したステッピングカスタムであるが、握ってみるとエッジが効き過ぎてしまった。あまりにエッジが効き過ぎてしまっているので表面の尖がっている部分のみをカッターで削り落とす。こういう時は柔らかいHW材はありがたい。そして、エッジを取って完成したステッピングカスタムの左側面。まあいい感じに仕上がった。

 

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 同様にグリップ後部も丹念にエッジを削り落とす。削り落としはカッターを水平にして出っ張っている部分を削り取っていく。面とカッターを平行にしてスライスしていくような感じだ。あまりやり過ぎるとステップリング加工の意味がなくなってしまうので自分の好みでほどほどに。。。HWの場合、切断面が銀色になるが、そのうち酸化するので処置は不要だ。因みに下記の画像が加工前のもの。

 

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完成

 

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 加工前。

 

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 加工後。

 

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 このステップリング加工、ほとんどテクニックは必要ない。ただ、敢えてコツというようなものがあるとすれば、できるだけ浅く半田ごてを垂直にしながらやることだ。深くすると溶けたプラスチックが大量に表面に出てきてしまう。深い穴が開くので当たり前といえば当たり前だが。。。

 実際にやってみると分かるが、穴を開けると半田ごてにプラスチックがくっ付き糸を引く。垂直にするのはこれを防ぐためでもある。これは後でも修正できる。

 

まとめ

 

 このステッピング加工は根気が必要なだけで特に技術は必要ない。作業は無心に音楽や動画でも聞きながらやるといい。私は意外と夢中になってしまった。作業時間は2時間程度。初心者でもこの程度の時間で上記のクオリティのものが出来てしまう。イイ感じじゃないかな?グリップ力も抜群で外観も実銃のカスタムガンのようになりグッド。

 材料費はゼロ。家に半田ごてがない人は半田ごて代のみ。それ以外はせいぜい練習用にミンティアの箱が必要な位だろうか。こうやって手をかけると自分の銃に愛着が湧いてくるのでお勧めだ。

 

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