ステップリング加工11
ステップリング加工完成品



 現在、私が愛用しているのは、KSC製G19とG23Fだ。この2挺はオリジナルモデルではなく、それぞれスライドとフレームを相互に組み替えてHWのみのモデル、ABSのみのモデルに組み替えている。詳しくは以前のブログを参照して欲しい。






 これによってG19はオールHWとなり、実銃のフルロードした状態とほぼ同じ重量にすることに成功した。


G19ステップリング加工01
加工前。このオリジナルの姿も見納め。



 逆にG23Fはライトウェイトモデルとして軽量で取り回し易くなった。同時にスライドもフレームもABSで軽量化されたため反動もよりシャープになった。ただ、スライドがプラスチック丸出しのあまりにも安っぽい外観が気に入らなく、結構手間暇かけて塗装することになった。


 その結果、ぱっと見プラスチックのように見えつつもよーく見ると金属のような光沢のある外観に代わった。ぱっと見プラスチックというのが微妙だが。。。


G19ステップリング加工02
このフィンガーチャンネルはしっくりこないので削り落とす。



 さらにグロックシリーズ特有のグリップの滑りを防ぐためにパックマイヤーのグリップグローブを取り付け一応見た目もちょっとはカッコよくなった。私は意外と気に入っている。


 G23Gはそれで良かったのだが、今度はG19の方が気になってきた。G19、外観上は実銃そっくりで非常に満足で、HW材のマットな仕上げは実銃のグロックに非常に近い。


G19ステップリング加工03
グリップ後部の加工前。



 私はことグロックに関しては断固KSC製押しだ。東京マルイ製は性能も外観もいいのだが、HW仕様がないのだ。この重量感と外観のリアリティはマルイ製を圧倒している。


 それはそれでいいのだが、問題はグリップだ。グロックのグリップって持っている人は分かると思うけど、結構滑るんのだ。


G19ステップリング加工04
右側面



 まあ、そういう理由でG23Fにはグリップグローブを付けた訳で、グリップグローブ付けりゃ問題ないんじゃないのと思われるかもしれないが、さにあらず。


 グリップグローブを実際に購入して、装着してみるとグリップグローブのせいでグリップが太くなって握り辛い。正直買って失敗だったんだけど、勿体ないのでG23Fに使用している。


G19ステップリング加工05
加工開始。まずはフィンガーチャンネルを削る。



 グリップグローブを使用しないで滑らないようにする方法。。。そう、ステップリング加工をするしかない。実銃のカスタムもステップリング加工をしているのでリアリティも増すので好都合。


 早速、ステップリング加工にチャレンジしてみた。実は、私はステップリング加工未経験者なのだ。まずは見本をとネットでチャラく「グロック 滑り止め」等と検索するとステップリング加工を施したグロックがたくさん出てくる。


G19ステップリング加工06
おおよそは削り落とせた。



 その画像を見ながら同じような感じで仕上げていけばいい訳だ。「どーせ、ハンダで簡単にできるでしょ?」という程度の甘い認識でやってみた。


 結果はまあ、その甘い認識通りに2時間程度でステップリング加工を施すことに成功した。見た目もよくあるステップリング加工の銃と同じような感じになった。


G19ステップリング加工07
チマチマとステップリング加工を施していく。



 とはいってもいきなり私の愛銃にハンダで傷をつけるのはちょっと抵抗があるのでまずは練習。適当なプラスチックを用意してそこにステップリング加工を施していく。


 やってみると意外と綺麗に加工するのは大変だったが、それでも10分程度やれば慣れる。私のミンティアも半分だけステップリング加工を施したところで本番。練習ばかりしても仕方ないのだ。。。


G19ステップリング加工08
ステップリングがシャープすぎるものはカッターで削り落とす。



 ステップリング加工をする前にもう一つやっておかなければならないことがある。それはグリップ前部にある「フィンガーチャンネル」を削り取ることだ。


 このフィンガーチャンネルって見た目は良いけどグリップを握ると指の位置を勝手に指定してくるので若干ウザい。手のサイズは人によって違うので合う人と合わない人がいる。


G19ステップリング加工09
完成。左側グリップ部



 私は手は大きい方らしいので合うといえば合うのだが、あまり持ち味が好きになれないので取ってしまう。


 ヤスリでゴシゴシもいいですが、せっかく半田ごてがあるので半田ごてで溶かして削り取ってしまう。といっても半田ごてでは切り取れないので溶けたプラスチックをカッターで削りとる。


G19ステップリング加工10
グリップ後部。



 それを繰り返すとまあ、何となく平らになるのでそこからは仕方ない。面倒だがヤスリでゴリゴリ削る。HW材は柔らかいので意外と楽だ。変な形にならないようにここは真面目にやる。


 フィンガーチャンネルが綺麗に取れたらいよいよステップリング加工。これは何も考えず端からチマチマやっていく。私は極力加工する場所を減らしたいので必要最小限のところだけにステップリング加工を施していく。


G19ステップリング加工12
左側面。



 このステップリング加工のコツは出来るだけ浅く半田ごてを垂直にしながらやることだ。深くすると溶けたプラスチックが大量に表面に出てきてしまう。深い穴が開くので当たり前といえば当たり前だが。。。


 半田ごてを垂直にするのは半田ごてに付いたプラスチックが横に伸びて線になるのを防ぐためでもある。だが、これは後でも修正できる。


G19ステップリング加工13
右側面



 この作業は無心に音楽や動画でも聞きながらやるといい。私は意外と夢中になってしまった。必要な部分にステップリング加工を施し終わったら今度はカッターで凹凸を削り落とす。


 これをやらないと尖ったプラスチックが手に突き刺さる。もちろん怪我をするようなレベルではないが痛い。


G19ステップリング加工14
ステップリング加工済みミンティア



 なのでまずカッターを水平にして出っ張っている部分を削り取っていく。面とカッターを平行にしてスライスしていくような感じだ。


 あまりやり過ぎるとステップリング加工の意味がなくなってしまうので自分の好みでほどほどに。。。


 HWの場合、切断面が銀色になるが、そのうち酸化するので処置は不要だ。そのままでも何かリアリティがあっていい。私はHWの地肌は好きなのだ。


 一応これで完成。作業開始から2時間程度で完成した。イイ感じじゃないかな?グリップ力も抜群で外観も実銃のカスタムガンのようになりグッド。


 材料費はゼロ。家に半田ごてがない人は半田ごて代のみ。それ以外はせいぜい練習用にミンティアの箱が必要な位だろうかw。


 今回はステップリング加工をしてみた。こうやって手をかけると自分の銃に愛着が湧いてくるのでお勧めだ。



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