エドワード・ルトワック 著
文藝春秋 (2017/4/20)

 

 本書の著者は イスラエルで第四次中東戦争に参加したアメリカのシンクタンクに所属すると各社である 本当の役をしている 奥山真司氏の 師匠にあたる人のようだ。本のタイトルはかなり挑戦的だが、内容はもっと挑戦的だ。戦争には武力介入をするなという内容である。戦争に武力介入をすることによって戦争を長引かせてより多くの殺戮を産むことになると著者は指摘する。

 なぜならば戦争に介入に入ることで戦力が拮抗してしまい戦争状態が長引いてしまう。もしも仲裁に入らなければ勝敗がはっきり決まり負けた方は別のところに行く。そこでまた生活を始めて争いは終わることになる。しかし介入することによってその状況はどうすれず戦争がいつまでも長引くことになるというのが著者の主張である。本書はそれ以外にも日本の情勢についても述べており尖閣諸島に警備員を配置することや数々の提案を行っている。

 戦国時代の武田信玄と徳川家康の対比を論じているのも面白い。日本の武将にまで知識が及ぶ著者の教養の広さが見て取れる。内容的には面白い本なので一読をお勧めする。

 

 

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