ミニマム情報戦記

軍事レポートは軍事ニュースだけ。に移転しました。興味のある人は見てみてくださいね!

H&KUSP
(画像はwikipediaより転載)


 どうもしばらくお休みしましたが、別にさぼっていた訳ではないです。


 いろいろブログ関係の作業をしていたのですが、記事をアップするというのは時間が無くて出来ませんでした。


1.手にしっくりくるぅ〜!

 今日は前から気になっていた東京マルイUSPコンパクトについて書いてみたい。そもそも私は鋼鉄銃(命名私、モリブデン鋼またはステンレス製の銃)しか興味が無かったのだ。


 そんな私がふとしたきっかけでKSC製の昔のUSPを持たせてもらったことがある。その時のあまりの質感の良さに感動してそれ以来、何とUSP自体が好きになってしまったのだ。


 で、結局、USPは購入しなかったものの、KSC製のG23Fは購入してしまった。あの質感の良さはたまらないものだ。購入してすでに数年経つが質感の良さは変わらない。


2.H&K社のハンドガンってB級?

 そのUSPとはどんな銃かというと、言わずと知れたH&K社製のハンドガンだ。実銃は結構大ヒットしたようだ。


 H&K社というのはドイツの老舗ガンメーカーと思いきや、実は設立されたのは戦後である。銃器の製造では世界屈指のメーカー、ワルサーと比べると後発メーカーとなる。


 ただ後発メーカーといってもH&K社は1950年にモーゼル社の技師3人が設立した会社なので技術的には当初から高い水準だったようだ。


H&KMP5-2
 世界の金のある特殊部隊御用達のMP5や、やたらスタイルがカッコいいG3ライフル等の大ヒット作を次々と発表して大手銃器メーカーとなっていった。


 ハンドガンにしても大ヒット作を次々と発表。。。実は違うのだ。長物ファンには意外かもしれないが、H&K社はハンドガン市場では昔は今一つだった。


 ただ新機能や新素材を使用した意欲作を昔から出すメーカーではあった。H&K社が初めて発売した9mm銃はH&KP9であったはずだ。


 この銃は世界で初めてグリップ以外でプラスチックを使用したハンドガンである。そして世界初のポリマーフレームを使用したハンドガンVP70もH&K社製だ。


 VP70は70年代に登場した大型拳銃でストックを使用することで3バースト射撃ができた。機能的にも素材も革新的な銃だった。


 これはビンボーだけどマシンガンが欲しい国向けに作ったようだが残念ながら商業的には失敗した。


HK_P7M8
 H&K社のハンドガンでも比較的成功したのが、H&KP7である。これはストライカー式の撃鉄にスクイズコッカーという独特の機能を付けたものだ。


 スクイズコッカーとは要するに強く握ると撃鉄が発射位置に移動するというもので、安全性と機能性を両立させた上にスライドストップの機能も発揮するという優れたものだった。


 しかし今までの銃と全く違う操作法、スクイズコッカーのせいでグリップは前後に平べったく長くなりシングルスタックマガジンでも結構持ちづらい


 その後P7M13というダブルスタックマガジンのものも登場したがビックリするほど握りずらい。ただ、シングルスタックモデルのM8は結構熱狂的な愛用者がいたようだ。


 まあ、このようにH&K社のハンドガンというのは斬新なアイデアを導入するが、どうも華が無かったのだ。まあ、トイガン界のマルシンのようなものである。


3.USP登場!

 そこに登場したのがUSPである。1993年に発売されたこの銃は結構なヒット作となったようだ。ドイツ連邦軍の正式拳銃として採用されたのを始め世界各国の公的機関で正式採用されている。


 日本でも陸上自衛隊の特殊作戦群やSATで採用されている。このUSPの特徴は何とH&K社が斬新な技術や独創的はアイデアを使用せずに普通に作ったことだ。


 元々品質は高いし値段も高いメーカーが普通の銃を作ればヒットするに決まっている。スライドを交換することで口径を変えられるようになった。


 特徴は、ポリマーフレームを使用していること。ポリマー製マガジンを使用することが挙げられる。


 さらにヨーロピアンオートでありながら、コルトM1911と同じサムセイフティを装備している。これ以外と珍しい。


 これによって撃鉄を上げて安全装置を掛けて携行する状態、いわゆるコック&ロック(コンディション1)ができるようになった


 まあ、細かく書くとキリが無いが、ともかく扱いやすいスタンダードな銃なのだ。


4.東京マルイUSPコンパクト


 すっかり実銃の話が長くなってしまったが、東京マルイが2015年に発売したUSPコンパクト。「そういえばあの子は今」的な感覚で調べてみた。


 機能、性能はやはり東京マルイクオリティで全く問題は出ていないようだ。命中精度に関してはマルイ製は全く問題ない。これは自信を持って断言できる。


 5m位の距離だったら恐らく命中精度は実銃と変わらないだろう。実際のハンドガンの使用距離は確か5m以内であることが大半なので実銃の練習用としても十分だ。


 その他、実射性能に関しては15mmのシリンダーを採用していることからキックはそれなりに強くなっているだろうが正直大して興味ない。


 何故なら現在のトイガンは内部構造はどのモデルも大して違いはない。このコンパクトも特に内部構造上の新機能というのは聞いていない。


 むしろUPS自体の操作性などが問題となってくるだろう。USPの中でも東京マルイが選んだのは最もバランスがいいと言われているコンパクトだ。


 この銃はオリジナルの銃身長とグリップを少し短くしたものだ。ドイツ連邦軍に採用されているのもコンパクトモデルだ。


 グリップは使い辛くならないようにマガジンバンパーがちょっと延長されている。これは使ってみると分るがかなり使いやすい。


 その他はオリジナルUSPと同じだ。ハンマーは横から見るとコックされた状態では少しだけ見えるが、基本的にはスライドの内側に入っている。


 これはハンマーが服や装備に引っ掛からないように配慮したためだ。トカレフとかもこのような撃鉄になっている。


 サムセイフティは上げてロック、水平にしてニュートラル、下げてデコッキングとなる。東京マルイのUSPはデコッキング機能もちゃんと再現しているので大丈夫だ。


 マガジンキャッチは1911に慣れていると最初は戸惑うかもしれないが慣れれば平気だ。スライドストップは長いので使いやすい。


5.ココが弱点だ!

 トータルではかなりバランスの良い銃となっている。ウィークポイントとしては人間工学を生かしたとはいえグリップが太いことがまず一点。


 コック&ロックをした状態でセイフティを解除する時、あまり力いっぱいやるとデコッキングされてしまうというのも指摘されている。

 
 これは実銃の欠点でもあるのでUPSが好きであれば気にならないだろう。実銃は実戦でも使用されていてそれなりに評価されているのだ。


 トイガン自体のウィークポイントとしては東京マルイ製は飛躍的に向上したとはいえ、同じコンパクトを発売しているKSCと比べてやはり外観のリアリティは落ちる


 特に東京マルイはダミーファイアリングピンがないのでリアル志向の人にはちょっと物足りないだろう。そういう方はKSCのUSPを購入するのがよいと思う。


 逆にKSCは外観のリアリティは抜群で命中精度もマルイに比肩するが、スライドストップでスライドのノッチが削れてしまうという結構手痛い欠陥がある。

6.まとめ〜!

 外観はKSCと比較すると分が悪いが、酷いという訳ではない。「超一流ではない」ということだ。バンバン外で撃って遊ぶのであれば私は東京マルイ製をお勧めする


 資金的に余裕のある人であれば、東京マルイ製を外使い用にKSC製を室内用にということもできる。どちらも楽しい銃だ。



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