ミニマム情報戦記

軍事レポートは軍事ニュースだけ。に移転しました。興味のある人は見てみてくださいね!

クイーンエリザベス
(画像はwikipediaより転載)


 何となくですが、各国の建造中の空母の比較をしてみようと思い立ち書いてみました。前置きは面倒なので早速。。。



イギリス



クイーン・エリザベス級空母
(画像はwikipediaより転載)


クイーン・エリザベス級航空母艦
排水量 基準:45,000 t
満載:70,650 t
全長 284 m
全幅 39.0 m
速力 最大26ノット
搭載機 F-35B約30機 各種ヘリコプター 約10機
(wikipediaより転載)


 まずはイギリスのクイーンエリザベス級航空母艦の1番艦クイーンエリザベス。排水量6万5000トンという戦艦大和と同レベルの排水量を誇る。


 2番艦としてプリンス・オブ・ウェールズが計画されているが、財政難のために同型艦2隻の内、1隻は予備として1隻のみ運用するという可能性もある。


 このクイーンエリザベス級を巡ってはロシアと悪口の応酬となっている。


 ロシア国防省に「英国の空母はただ巨大なだけで海上の手頃な標的にすぎない」と嘲笑された(「英国の新空母は「手頃な標的」、ロシア国防省が嘲笑で反撃」)。


 これは以前、英国の国防相がロシア空母アドミラル・クズネツォフを「おんぼろ」と表現したことに対するカウンターであったようだ。


 さらにロシアのスプートニクではクイーンエリザベスの画像内の画面に映っているオペレーティングシステムが「windowsXP」であったことを指摘した。


 windowsXPといえばサポートが終了した上に最近、大掛かりなサイバー攻撃を受けたOSであり、クイーンエリザベスはサイバー攻撃に弱いのではないかと推測している(「英国艦隊最大の空母はサイバー攻撃に弱い」)。



ロシア



アドミラル・クズネツォフ級空母
(画像はアドミラル・クズネツォフ wikipediaより転載)

 そのロシアも新型空母を計画中のようだ。ロシアは現在空母アドミラル・クズネツォフを1隻だけ保有している。

 アドミラル・クズネツォフは今年シリアで初の作戦行動を行った空母であり、中国初の空母遼寧の姉妹艦だ。


 計画の詳細は不明だが、アドミラル・クズネツォフも近代化改修を受けて今後も使用されるようだ。ロシアは空母2隻体制となる(「露海軍 新たな空母建造へ」)。



インド



INS_Vikrant

ヴィクラント(画像は建造中のヴィクラント wikipediaより転載)


満載排水量 40,862t
全長 262.5m
全幅 60.84m(飛行甲板)
最大速力 28ノット
搭載機 固定翼機×30機 回転翼機×10機
(wikipediaより転載)

 日本人にとって、あまり海洋のイメージがないインドもヴィクラマーディティヤという空母を保有している。


 これは旧ソビエト海軍のキエフ級空母4番艦バクーをインドが購入したものだ。起工が1978年と大変古い。


 中国が海洋に進出してきたことに対する海防の一環だと思われるが、インドも新型空母を建造している。


 それが空母ヴィクラントである。


 インド初の国産空母である。排水量4万トンは空母の中でもかなり大型の部類に入る。この空母もスキージャンプ式だ。



中国



1280px-Kusnzov2
(画像は遼寧 wikipediaより転載)

001A型航空母艦
排水量は約70,000トン程
速力 31ノット(推定)
搭載機 J-15:32〜36機(推定)
(wikipediaより転載)

 中国の海洋進出に対抗したものと推測される。最近海洋進出がめざましい中国も新型空母を計画している。


 詳細は不明であるが、恐らく山東と命名されるだろう。排水量は7万トンといわれており、アメリカの空母に次ぐ排水量である。


 推定で速力が31ノットであるということは機関部の技術を入手したのだろうか。中国の地理的な弱点は北京を始め主要都市が海洋に面していることだ。


 海洋を防御するために中国は海軍を増強している(宮家邦彦『語られざる中国の結末』)。空母建造もその一環である。


 ただ、東シナ海、南シナ海を防衛するために空母が必要かというとあまり必要はないと思う。空母が一番威力を発揮するのは陸地から離れた海洋だ。


 空母は陸上からの攻撃に弱い。アメリカ軍がよく空母から陸上基地を攻撃しているが、あれは圧倒的な戦力差があって初めてできるものだ。


 基本的に同兵力で陸上基地と空母が戦ったら空母は負ける。陸上基地は沈まないからだ。中国空母は発展途上国相手か若しくは威圧や象徴としては十分に効果がある。



韓国



独島級揚陸艦
(画像は独島級1番艦独島 wikipediaより転載)

独島級揚陸艦
排水量 基準:14,300t
満載:18,800t
全長 199m
全幅 31m
最大速力: 23ノット
(wikipediaより転載)


 強襲揚陸艦なので空母とは言えないが一応、韓国軍は機動戦団(日本でいう機動部隊)を組むという構想なので空母扱いとしてみた。


 排水量2万トン弱なので各国の新型空母の中では最も小型である。速力も23ノットとかなりの低速だ。独島級は欠陥や故障も多いので現在のところ戦力としては頼りない。


 一応、2番艦が2020年に就役予定である。(「2隻目の大型輸送艦建造開始 20年に戦力化=韓国」)



アメリカ



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(画像はジェラルド・R・フォード wikipediaより転載)

ジェラルド・R・フォード級航空母艦
排水量 満載:101,600 t
全長 333 m
全幅 41 m
速力 最大30+ノット(56+ km/h)
CTOL機 + ヘリコプター 75機
(wikipediaより転載)


 最後は史上最強の海軍を持つアメリカの新鋭空母ジェラルド・R・フォード級航空母艦だ。今月中に就役する予定だ。


 排水量は10万トンと桁違いだ。アメリカは国防上、太平洋、大西洋という広大な海域を防衛しなければならない。


 2番艦ジョン・F・ケネディも2020年には就役する予定。これによってニミッツ級空母1番艦ニミッツが退役することになる。


 今後就役する空母はアメリカを除き、全てスキージャンプ式を採用したようだ。カタパルト技術というのは実は結構持っている国は少ない。


 とまあ、新鋭空母を調べてみた。偶然にも2020年にはインド空母ヴィクラント、中国空母001A型、イギリス空母プリンス・オブ・ウェールズ、韓国独島級2番艦、アメリカ空母ジョン・F・ケネディと4隻の空母が就役する。


 2020年は空母ラッシュになりそうだ。因みに日本の護衛艦いずも、かがは外国ではヘリ空母に分類されている。実は日本も空母保有国なのだ。



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