ミニマム情報戦記

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SIG_Sauer_P250_9mm(画像はP320の元になったP250 wikipediaより転載)


(CNN) 米陸軍は21日までに、次世代の短銃の製造元にドイツのシグ・ザウエル社を選び、新型モデルを開発させる決定を下した。現在の標準装備品であるイタリアのベレッタ社のM9型短銃の後継モデルとなる。
(cnn.co.jpより転載)


 米軍がベレッタM9からSIG社の拳銃に乗り換えるようだ。M9はそれまでのM1911A1に代わって1985年に米軍に正式採用された。採用当時は斬新なルックスにアクション映画で引っ張りだこだった。


 その当時ヒットした『ダイ・ハード』『リーサル・ウェポン』や私の好きな香港映画『男たちの挽歌』もベレッタM92Fを使用していた(M92Fは簡単にいうとM9の民間バージョン)。


 その次期正式拳銃の座を最後まで争ったのは正にSIG社のP226であった。総合性能ではSIGに軍配が上がったもののコストが高すぎるために正式採用はされなかった。


 しかし正式採用されたM9はあまり評判が良く無い。イタリアンデザインのスライドは上部を抜いてしまったために強度が弱く、そのために改良型のドルフィンやブリガ―ディアが作られたりもした。


 しかし結局、次期正式採用拳銃には残れなかったようだ。残ったのはかつてベレッタ社に敗れたSIG社のP320をベースにしたモデルだった。


SIG SAUER P320 性能
口径 9mm・.40・.357・.45
銃身長 4.7インチ(119mm)
使用弾薬 9mmパラベラム弾
.40S&W弾
.357SIG弾
.45ACP弾
.380ACP弾
装弾数 17+1発(9mmパラベラム弾)
14+1発(.40S&W弾、.357SIG)
10+1発(.45ACP弾)
作動方式 ショートリコイルティルトバレル
ダブルアクション
全長 8.0インチ (203mm)
重量 29.4 オンス (833g)
(wikipediaより転載)


SIG SAUER P320 概要
 SIG SAUER社が、2014年1月のSHOT Showで発表した自動拳銃で、同社初の撃発方式にストライカー式を採用している。フレームはポリマー、スライドにステンレス鋼を使用、ピカティニー・レールを装備している。
同社のP250が基になっており、グリップモジュール・マガジンは共用が可能、モジュラー構造による拡張性も引き継いでいる。   

サイズは、フルサイズ・キャリー・コンパクト・サブコンパクトの4サイズが存在する。使用弾薬は、当初9mmパラベラム弾・.40S&W弾・.357SIG弾で後に.45ACP弾、サブコンパクトのみ.380ACP弾も追加された。
(wikipediaより一部転載)
 さらに詳しい情報を知りたい方はこちら(wikipedia)


 SIGの銃は評判が良い。世界の資金に余裕のある特殊部隊が多く採用している。日本のいくつかの特殊部隊でも採用しているはずだ。結局、米軍も高い金を出して高性能の銃を採用するという選択をしたようだ。


 採用されるのはP320をベースにしたものになるようで、詳細は明らかにされていない。P320はポリマーフレームを採用しており、ハンマーを露出させないストライカー式の銃だ。


 ポリマーフレームの銃は耐久性に問題があると言われた時期もあったが、あまり問題にはなっていないようだ。ポリマーフレームの長所は銃が軽量化できることと冷寒地で威力を発揮する。金属と違って皮膚が付着しないからのようだ。


 口径はどの口径になるのかは分からないが、戦訓を生かすならば40S&W辺りになるだろうか。9mmは実戦での威力不足が指摘されている。『アメリカン・スナイパー』の著者クリス・カイル氏も指摘するように戦場で覚せい剤を使用した人間相手には効果があまりない。


 それに比して、45口径は威力はあるが、反動が強すぎる上に装弾数を増やせない。そこに行くと40S&Wは理想的だ。装弾数もP320の40S&Wであれば14発というM9よりも1発少ないだけだ。



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