本書は速読法に関する本。速読というとみんなフォトリーディングのようなものを想像しがちだが、本書は要するに「不要な部分は読み飛ばせ」、自分自身の知識や興味をたくさん持てば字が自然と頭に入ってくるというようなことだ。


 面白かったのは、本には内容に濃淡があり、本の中にも重要な部分とそうでない部分があるというところだろうか。


 速読をしたことのない人は速読をしてみた方がいい。私も意外と速読はできるのだ。といっても私の速読はこの著者とほとんど同じ方法だ。


 まず、難解な本の速読は無理。これは中島氏もどうようのことを書いている。中島氏は難解な本を漫画化したものや解説本を読めと書いているが、私はこれには反対。


 漫画化は漫画作者が内容を正確に理解していない可能性がある。難解な本の解説本はこれまた難解である場合が多いので元の本を読んだ方がいい。これは熟読しよう。


 これは私の考えだが、本には理論や仕組み等を得るための理論書というようなもの。例えばマルクスやマックスウェーバーや哲学書等があるが、それらは熟読しなければならない。


 しかし情報を得るための本、経験、エピソード等、データとして活用したいものは速読が可能だと思う。理論書が幹ならこれらの本は枝葉だ。合わせて初めて木になる。


 私の読書論になってしまったが、本書は、目次だけ見ればあとはあなたが思っている通りのことが書いてある。



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