ミニマム情報戦記

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 最近、『アメリカン・スナイパー』を読んだ関係上、今回はクリス・カイルの愛銃について書いてみたい。愛銃といえばM4CQB-Rが有名。しかし、今回はハンドガンについて語ってみよう。ハンドガンについてはあまり知られていないと勝手に考えている。





 クリスは当初、支給されていた(?)SIGP226を使用していた。しかし、マンストッピングパワーが不足していたために45口径に変更する。SEALは個人装備についてはかなり自由だったようだ。





 そのクリスが使用していた45口径とはSFAのTRPオペレーターだった。フレーム前方にレイルを装備したもので銃身を太くしていたと書いていることからビーバーテイルバレルを使用していたようだ。





 因みに45口径に代えた理由というのは、以下の通り。


現実的に考えると、戦闘で拳銃を使うときは、すでに窮地に立っているはずだ。狙って撃つ時間はないかもしれない。大口径なら敵を殺せなくても、命中すれば排除できる可能性が高い。
(クリス・カイル『アメリカンスナイパー』


 要するにとっさに撃つことを想定しているようだ。その結果、使用していた私物の銃、SFA社TRPオペレーターというのは、コルト以上の高品質で有名なSFAの拳銃である。


 見ると至る所がカスタムされているマッチガンのような仕様だ。ビーバーテイルバレルに大型マグウェル、同じく大型のサムセイフティ、デルタハンマーに調整可能なリアサイト等、かなり豪華なカスタムだ。


 実際にイラクで使用したが、手りゅう弾の破片が命中し、TRPオペレーターは負傷してしまった。修理することも考えたようだが、やはりそこは実戦、どんなに小さなリスクも排除するべきとの結論に至ったのだろう。


 結局、SIG社P220の45口径モデルに変更することになった。この変更であるが、どうもクリスはイラクで変更したようだ。もしもアメリカ本土であれば、同じ銃を購入することもできたし、完全に修理をすることも可能であったはずだ。



 しかし「安全性を優先して」銃を代えたと書いていることから現地で銃を変更した可能性が高い。となると推測に推測を重ねることになるが、現地にはSIGP220があったということになる。


 アメリカ軍の正式装備でもないP220が何故あり、クリスが使用することができるのかはアメリカ軍の兵站関係に暗い私にはよくわからない。


 んで、結局、P220を使用することになった。それでも45口径を使用するというのはよほど45口径を信頼していたのだろう。さらに『アメリカンスナイパー』中に、イラク人が覚せい剤を使用しているという記述が散見される。





 覚せい剤を使用しているとM4の5.56mm弾でも射殺をすることは難しいという。その経験から9mmよりも45口径ということになったのだろう。


 デルタフォースでも隊員に45口径を2丁支給されるという。LAビッカーズカスタムや私も所有するデルタフォースカスタムなどデルタの隊員でも45口径を使用していた人も多い。逆にいえば9mm弾はやはり命を賭けるには威力が弱いのだろう。


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