ミニマム情報戦記

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 空中機動旅団。かっこいい響きだ。空中機動旅団とは空中機動部隊の旅団版。日本では第12旅団が空中機動旅団として活動している。旅団はともかく、空中機動部隊とは何だろうか。今日は、空中機動部隊についてみてみよう。


 空中機動部隊として有名なのは映画『ハンバーガーヒル』の主人公たちが所属していた米軍第101空挺師団が有名だ。空挺師団というのは落下傘降下をする特殊な部隊のことだ。米軍では大戦中に第101空挺師団、第82空挺師団が誕生し、戦後、第173空挺旅団が誕生した。


 これらは全て落下傘を使用する空挺部隊であったが、第101空挺師団のみ、ベトナム戦争中の1968年に空中強襲師団としてヘリコプター中心の空中機動部隊に改編された。空挺部隊が高度な訓練が必要なのに対し、空中機動部隊はヘリコプターで降下するので通常の兵士でも行えるという利点があるが、低速のヘリコプターは地上から恰好のターゲットになることから危険も大きい。


 ベトナム戦争映画でヘリコプターからマシンガンを乱射しているシーンがあるが、これは地上の脅威に対しての威嚇攻撃という意味合いが大きい。それはそうと、空中機動部隊、迅速に行動が出来、ヘリコプターを使用することから戦争以外にも災害派遣では有効な部隊となる。


 前述のように日本にも2001年に第12師団が旅団化し、空中機動旅団に改編された。鬼怒川水害の際にも出動しているが、世界の空中機動部隊と比較すると航空兵力がかなり弱い。通常は旅団規模の空中機動を可能にするためにヘリコプターを100機以上装備するのが常識であるが、日本の12旅団の場合はヘリコプターはどうも16機しかないようだ。


 2007年に中央即応集団が新設された。中央即応集団には第一空挺団、中央即応連隊等、第一ヘリ団が所属している。ヘリコプターも第一ヘリ団は、CH-47とUH-60合わせて40機程を装備している。それでも他国の空中機動部隊に比べれば規模は小さいが、実質的には空中機動作戦はこちらが中心となりそうだ。


 それでも第12旅団は他の航空隊に比べ、大型航空機を多数装備していることから、これからも災害派遣等では中心的な役割を担い続けるだろう。



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