ミニマム情報戦記

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 大学、大学院で史学を学んだ私は今でも歴史が好きだ。専攻は日本史だったが、もちろん中国史も大好きなのだ。その中国史の中でも特に好きなのが、三国志だ。知らない人もいるかもしれないが、三国志とは物語ではない。司馬氏が興した晋国の公式記録だ。


 あまり知られていないが通称『魏志倭人伝』も三国志の一部だ。正確には三国志魏書東夷伝という。この三国志をモチーフに物語にしたのが羅貫中の『三国志演義』で、三国志の成立から1000年以上後のものだ。私がはまっているのはこの三国志演義だ。


 『三国志演義』は名作で中国の四大奇書の一つに数えられる。奇書の「奇」とは「素晴らしい」という意味である。因みに四大奇書の他の三つは『水滸伝』『西遊記』『金瓶梅』だ。この三国志演義、漢文のものから小説、漫画に至るまで様々な形態で触れることができる。


 硬派な私が興味を持っているのはもちろんマンガではない。小説なども軟派なものだ。私が今、夢中になっているのはそう、


人形劇三国志なのだ!


概要
 『三国志演義』をモチーフに魏、呉、蜀三国の興亡を描いた作品で、美しい人形は人形美術家・川本喜八郎が担当した。番組開始時および人形劇本編の合間には、司会兼ストーリーテラーとして漫才師の紳助・竜介が出演した。
 ストーリーは劉備(その死後は諸葛亮)を巡る説話が中心であり、呂布の弟として登場する海賊首領「呂王」などのオリジナルキャラクターやオリジナルストーリーを取り入れつつ、桃園の誓いから五丈原の戦いまでを描く。セリフや展開は子供が見ても楽しめるよう分かりやすさに重点を置いており、『演義』よりも荒唐無稽・勧善懲悪の要素がより強調される。
(wikipediaより一部転載)
 さらに詳しい情報を知りたい方はこちら(wikipedia)


 この人形劇三国志とはNHKが1980年代前半に放映していた子供向け人形劇で、人形は川本喜八郎という著名な人形作家が製作した。物語を進める進行役としては今は亡き松本竜介、別の意味で今はいない島田紳助という当時の人気漫才コンビが担当した。


 内容は極端なまでの勧善懲悪もの。主役は劉備で曹操は悪という大変分かり易い構図。私でも理解できるレベルだ。人形劇の割には1話が1時間近くにもなる結構本格的な人形劇だった。人望の劉備、世紀の天才として描かれる諸葛孔明等、三国志演義のキャラクターが極端に描かれている。


 ただ、あまりにも勧善懲悪過ぎて、関羽を殺した呂蒙が極悪人として描かれている等、問題点も多い。しかし何も考えずに思考力ゼロで観るにはこれ以上のものはないのだ。劉備はただの頭の弱いおっさんなんじゃないかと思える程に人柄が良く情に厚い。


 それを補佐する諸葛孔明は「それは無理だろ」というくらい、先の先、さらにその先まで読んで全てを己の手の内で躍らせる天才振り。その上、三国志演義には登場しないオリジナルキャラの淑玲や美芳がそれぞれ劉備と張飛の奥さんになってしまうというとてもフリーダムな人形劇なのだ。


 まあ、難しいことを考えないでみればこれは面白いのだ。子供の頃面白かったものというのは大人になって観ると大したことはないのが大半だが、この人形劇三国志は大人になってみてもやっぱり面白い。私の友人はDVDを全巻コンプリートしていたがその気持ちは分かる。私も欲しいもん。



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