ミニマム情報戦記

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 先日、九州で大地震があった。その後、災害派遣で自衛隊が出動する。これはいつものことだけど、今回は、大規模災害ということで政府は米軍にも出動要請をした。「大規模災害だからねー」と片づけてしまってはいけない。当たり前だけど日本には単独で被災地に食料その他を送り込む能力はある。日本は経済大国なのだ。


性能
全長(回転翼含む) 17.5m
全幅(回転翼含む) 25.54m
全高 6.73m
空虚重量 15,032kg
積載量 9,070kg
最大離陸重量 27,400kg
乗員数 乗員4名
乗客24-32名
最大速度 565km/h
巡航速度 446km/h
航続距離 3,590km
(wikipediaより転載)


概要
回転翼軸の角度を変更することによる垂直/水平飛行を可能としたティルトローター方式を採用した垂直離着陸機であり、固定翼機とヘリコプターの特性を併せ持った機体である。従来の方式のヘリコプターに比べ、高速かつ航続距離に勝る特性がある。
1980年代初頭より開発が開始され、技術的困難や冷戦の終結に伴う予算の削減などで開発・量産および配備計画は当初の予定より大幅に遅延したものの、2000年代よりアメリカ海兵隊を始めとして海軍や空軍へも配備が始まっており、2013年からはアメリカ合衆国大統領随行要員の搭乗機としても運用されている。日本への売却も決定しているほか、いくつかの友好国からの購入交渉も進んでいる。
(wikipediaより一部転載)
 さらに詳しい情報を知りたい方はこちら(wikipedia)


 それなのになぜ米軍に出動要請をするのか。大きな目的は被災者救済というよりも諸外国に日米同盟が堅固だということをアピールするためだ。日本が非常事態になれば米軍が出動するということを世界にアピールするというのが一番の目的である。


 国同士の関係は「ともだち」ではない。必ず利害が絡む。2013年のフィリピンの台風被害で日本政府は即座に災害派遣に護衛艦いせ、おおすみと自衛官1180人を派遣した。これは中国に対するアピール。「フィリピンに何かあったら日本は即座に空母と1000名以上の部隊を派遣することが出来るぜ!」ということだ。


 今回の災害では米軍に出動要請をした上に、オスプレイを運用するという。垂直離着陸機能だけなら通常のヘリでも大丈夫だ。そしてそのオスプレイを海上自衛隊の護衛艦から運用するという。被災地に物資を送り届けるために大型ヘリCH-47の1,6倍の航続距離を持つオスプレイを護衛艦を拠点にして活動させる意味はない。


 これは諸外国、特に中国に対するアピールだと言っていい。「もし尖閣に上陸しようものなら自衛隊と米軍はこのように即座に護衛艦にオスプレイを積んで運用できますよ」「今回は救援物資だがその時は兵士と武器弾薬が満載されているというのは想像できるよね?」ということだ。


 因みにトランプ氏が米軍基地を撤収させるというような発言をしているが、オバマがいうようにこれはアメリカの安全保障政策を全く理解していない。前述のように国同士の関係は「ともだち」ではないのだ。アメリカが日本に基地を置いているのはアメリカにとっても利益がある。アメリカから見れば地理的に日本とイギリスはアメリカ防衛の両翼なのだ。


 だから今回の災害派遣にも米軍は「ともだち」として応じる。日本は国土防衛のアピール、アメリカは国土防衛のための最前線基地防衛のアピールと両者共にメリットがある。



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