ミニマム情報戦記

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300px-DA-ST-85-12848 今日は本筋のミリタリー記事はいったんお休みして、私が前々から思っているというより、私が結構くらった人間関係の問題について考えてみたいと思うのだ。実は私は意外にも非常に性格が良いので、人に結構好かれる人間なのだ。


 その性格が良い私のような人が直面する問題について考えてみたい。ということでまずは大御所(どこの?)、オーベルシュタイン・・・じゃなかった、マキャベリの名言からスタートしてみたい。(画像は愛情をかけてくれる人を救出するために駆け出す兵士達 wikipediaより転載)


「人間は、恐れている人より、愛情をかけてくれる人を容赦なく傷つけるものである。」



君主論 (岩波文庫)


 マキャベリの名言だ。人間の本質について正鵠を射ていると言える。どういうことか。例えば上司が二人いる。一人は親切で優しい人、もう一人は圧迫感のある恐ろしい人。この二人から同時に急ぎの仕事を頼まれたとする。どちらを優先させるだろうか。


 大体の人は恐ろしい人を優先させる。優しい人には後で謝っておけばいいのだ。どうせ許してくれる。だって優しいんだから。でも恐ろしい人はそうはいかない。下手をしたら殴られるかもしれない。怒鳴られるかもしれない、後回しにでもしようものなら何をされるか分らない。そう、恐ろしい人に逆らうことは自分の身に危険が及ぶ。それに対して優しい人に応えるのは倫理的な義務に過ぎない。



君主論 (講談社学術文庫)


 これは人間の本質だと思う。特に世間的に「良い人」と言われている人ほどこの傾向が強いように思う。何故なら「良い人」と言われている人は本来的に良い人とは別に人から批判されることを恐れるあまり「良い人」になっている人もいるからだ。この偽「良い人」、本来的に良い人と分けるために、仮に「良い人もどき」としよう。この「良い人もどき」、基本的な行動原理は恐怖心である。


 さて、この「良い人もどき」、世の中にはけっこー多い。本当に良い人は周りを幸せにするが「もどき」は周りを不幸にする。ここは良い人と「もどき」を区別したいところだがそう簡単にはいかない。誰が本当に良い人で誰が「良い人もどき」なのか区別するのは非常に難しいのだ。見分けるのに一定の基準はない。見分ける方法は個人の人生経験でしかない。



よいこの君主論 (ちくま文庫)


 ではどうしたらいいのか。これは単純な話である。自分が変わればいいのだ。要するにこの「良い人もどき」の被害を受けるのは親切で優しい人なのだ。恐ろしい人にとって「良い人もどき」は無害である。自分自身が親切で優しい「だけ」の人にならなければいいのだ。何故「」を付けたかというと社会人として社会でうまく生活するためには優しくなくてはいけない。


 しかし優しすぎてはいけないのだ。良い人過ぎてもいけない。絶えず恐れられ、嫌われていることが大切である。「40歳過ぎの良い人はどうでもいい人」であり(東茂由)、「いい人いい人、どうでもいい人」(佐藤優)なのである。



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