スタールM1858
(画像はwikipediaより転載)

 

 スタール(スター)M1858リボルバーとは、1858年に開発、翌年から製造されたダブルアクションリボルバーである。このリボルバーの特徴はダブルアクションと共にシングルアクションでの射撃も可能であるということである。モデルガンではHWSが販売している。

 

スタール M1858(実銃)

 

 

性能

重量 1.3 kg
全長 320mm
弾薬 ボールパーカッションケープ
口径 44口径、36口径
機構 パーカッション式
装弾数 6発

 

概要

 スタール社M1858は1858年開発されたダブルアクションリボルバーで、1861年から始まった南北戦争では多くが北軍により使用された。M1858は基本的にはダブルアクションで使用するが、精密射撃用にシングルアクションでの射撃もできる。ダブルアクションはトリガープルが8.16kgと非常に重いが動きはスムーズである。

 シングルアクションで発射する場合、トリガー後部のスイッチを下げ引き金を引くとハンマーコック状態になる。次にトリガー後方にある突起のような形をしたシングルアクション用トリガーを引くとハンマーが落ちるという構造になっている。ハンマーに現在のリボルバーと同じような指掛けが付いているがこれはシングルアクション用のものではない。

 M1858は、日本にも持ち込まれており、現在でも古式銃として売買されている。生産開始は1859年で、最初のモデルは36口径スタールダブルアクションネービーリボルバーであった。これは1859〜1860年までの間に3000丁が生産された。

 続いて1862〜1863年の間には、口径を44口径に変更したダブルアクションアーミーリボルバーが南北戦争での需要もあり、何と21454丁も製造された。さらに1863〜1864年までダブルアクション機能を廃したシングルアクションアーミーリボルバーが23000丁生産されている。

 スタールM1858はクリントイーストウッド主演監督『許されざる者』で使用されたことでも有名である。

 

スタール M1858(トイガン)

 

 トイガンでは2015年にHWSがモデルガンとして発売している。素材はHW製でHWS社が製作しているだけあって細部まで精密に再現されている。HWであるのでブルーイングも可能である。2020年7月再生産予定。300丁限定生産。

 


 

まとめ

 

 スタールM1858ダブルアクションリボルバーはまだダブルアクションリボルバーが珍しかった時代にダブル/シングルアクション両方の機能を持たせた独特のリボルバーである。構造があまりにも特殊であったため後の時代に継承されることはほとんどなかったが、当時としては非常に有用なリボルバーであった。

 

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