不定期更新です。 更新は気分次第でーす(^_-)

300px-Japanese_Aircraft_Carrier_Zuiho 今日、紹介するのは、航空母艦瑞鳳。世界的には軽空母に分類される日本海軍の空母だ。日本海軍の空母としてはかなり地味な存在で姉妹艦の祥鳳は太平洋戦争初期の珊瑚海海戦で撃沈され、日本で最初に撃沈された航空母艦になっている。しかしこの瑞鳳、実は戦歴が長いのだ。太平洋戦争開戦当初から最前線で活躍し続け、レイテ沖海戦で囮部隊として撃沈されている。隠れた名艦だろう。(画像はwikipediaより転載)

性能
排水量 基準:11,200トン
公試:13,100トン
全長 205.50m
全幅 水線幅:18.0m
吃水 6.64m
飛行甲板 長さ:180.0m x 幅:23.0m
(1943年に長さ195.0mに延長)
エレベーター2基
機関 主缶:ロ号艦本式重油専焼水管缶4基
補助缶:ロ号艦本式重油専焼缶2基
艦本式オール・ギヤード・タービン2基
2軸、52,000馬力
速力 28 ノット(計画)
航続距離 18ノットで7,800カイリ
燃料 重油2,320トン
乗員 792名/最終時977名
兵装
(竣工時) 40口径12.7cm連装高角砲4基
25mm機銃 連装4基
兵装
(最終時) 40口径12.7cm連装高角砲4基
25mm3連装機銃10基
12cm28連装噴進砲6基
搭載機 艦上戦闘機18機、艦上攻撃機9機
補用3機(艦戦)
着艦識別文字 づほ
(wikipediaより転載)

概要
 日本海軍はロンドン海軍軍縮条約による航空母艦の保有制限から逃れるために、戦時に航空母艦に迅速に改造できる艦船の保有計画を持っていた。その計画により建造されることになったのが、高速給油艦「高崎」(たかさき)および同型艦「剣埼」である。その後、建造途中で軍縮条約から脱退したために、より航空母艦に改造しやすい潜水母艦に計画変更され、さらに潜水母艦から航空母艦へと計画を再変更、艦名も「高崎」から「瑞鳳」へ改名された。太平洋戦争(大東亜戦争)直前に完成し、小型空母ながら常に最前線で活動した。1944年(昭和19年)10月25日、レイテ沖海戦に小沢機動部隊(囮部隊)の一艦として投入され、米軍機動部隊艦載機の攻撃で撃沈された。
(wikipediaより一部転載)
 さらに詳しい情報を知りたい方はこちら(wikipedia)


 搭載機数は27機と当時の日本海軍の軽空母の中では多い方だろう。因みに補用機というのはパーツ状態で搭載されている航空機のこと。だから実際に使用できるのは補用機以外の機体なのだ。因みにその他の改造空母(当初から航空母艦として建造されていない艦)軽空母の搭載機数は、龍鳳が24機、大鷹型が23機である。速力も龍鳳が26ノット、大鷹が21ノットであるのに対して瑞鳳は28ノットと高速なのである。


 航空母艦にとって速力というのは重要なのだ。(恐らく現代でも)空母は航空機を発着艦させる時、風上に向かって全速力で走るのだ。それによって得られた風力を合成風力という。この合成風力を得ることで航空機の発着艦が容易になるのだ。それでも小型空母からの発着艦は難しいんだけど。それはそうと、瑞鳳、小型空母の中では高速であり、搭載機数も多いということで前線では重宝されたのだろう(大鷹型なんて完全に航空機輸送艦)。





 因みに最初に載せた瑞鳳の画像、甲板に砲弾型の模様が描いてあることに気が付いただろうか。甲板上に進行方向よりちょっと斜めに向かって砲弾の先頭が向いている様に見える。これは上空から攻撃された時に攻撃側のパイロットの目を幻惑するためのものだ。要するに進行方向を見間違えるんじゃねーかという淡い期待で描いているものだ。まず幻惑される奴はいないだろう。下記のリンクは今度発売される瑞鳳のプラモ。ちょっといいかも。



1/700 特シリーズNo.87 日本海軍航空母艦 瑞鳳 昭和19年

商品の説明
特シリーズクオリティの完全新金型で瑞鳳が登場。
キットは最終時の迷彩塗装が施された昭和19年仕様です。
(amazonより転載)


 この瑞鳳、開戦当初から前線で活躍し続けたが、レイテ沖海戦でとうとう撃沈されてしまう。さすがに囮艦隊の空母といったら囮中の囮だ。生き残れる可能性は元々低かった。最初に甲板上に爆弾が一発命中、その後、魚雷が複数発命中し航行不能となる。瑞鳳には乗員977名が乗り込んでいたが、戦死216名、761が救助されたという。乗員の8割近くが救助されたという最後まで幸運艦であったといえる。



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