不定期更新です。 更新は気分次第でーす(^_-)

300px-DA-ST-85-12848 私は自他ともに認めるミリタリーオタクである。その私は常日頃からミリタリー関係の言葉・・・。ん、あれ、文章があまり良くないな。えーとね。要するに意味不明で気になる用語がいくつかあるんだ。例えば狙撃大隊とか。大隊だと300人位だろうからじゃあ、狙撃兵が300人いるの??という具合に気になるのだ。もちろん狙撃兵が300人で大隊を組むはずがない。それじゃ狙撃兵の特徴を生かせないからね。狙撃大隊というのはロシアの昔からの伝統的な名称で実際はただの歩兵大隊だそうな。まあ、こんな感じに気になったことを調べているんだけど、最近気になったのが今回のタイトルにある「装甲擲弾兵師団」なのだ。(画像はwikipediaより転載)


 装甲擲弾兵とは何か。装甲擲弾兵総監はオフレッサーなのか?いやそれは違う。まずは擲弾兵から見てみよう。


擲弾兵(てきだんへい、Grenadier)は近世ヨーロッパの陸軍で組織されていた歩兵部隊の一種。当初は擲弾(Grenade)の投擲を主な任務としていた。19世紀中頃に本来の用兵での擲弾兵部隊は消滅した。
出典:wikipedia


ふむふむ、擲弾兵とは当初は擲弾を投げる(記事にある「擲弾の投擲」っておかしくね?まあ、いいか)歩兵の事だそうな。しかし記事がざっくりし過ぎてイマイチ分らん。ということで別の記事。


 17世紀頃の擲弾は黒色火薬が充填された球状の爆弾(漫画などによく描かれる原始的な形状)で、導火線に着火させてから投擲するため、危険な任務でもあり、黒色火薬の爆発力は弱く殺傷効果は限定されたものだった。また、擲弾兵は人力で投擲して届く距離まで敵陣に接近しなければならず、戦列歩兵方式による銃隊の運用が確立されると、接近する前に擲弾兵は射殺されてしまうようになった。
 そのため、擲弾は次第に使用されなくなったが、勇敢で体格に優れた兵士を集めた擲弾兵中隊は、歩兵連隊の精鋭中隊として戦術上重要な局面に投入され続けた。また、複数の連隊の擲弾兵中隊を集めて擲弾兵大隊を編成し、精鋭大隊として運用されることもあった。
 部隊としての擲弾兵中隊は、19世紀中頃まで歩兵連隊に置かれていたが、次第に名誉称号となっていった。
出典:wikipedia


 要するに擲弾兵とは投擲という危険な任務を遂行する勇者であったようだ。それが擲弾兵が置かれなくなった後も名誉称号として残った。では装甲擲弾兵とは何?帝国軍の陸戦部隊か?いや違う。装甲擲弾兵とは以下のもののようだ。


機械化歩兵(きかいかほへい、英: Mechanized infantry)は、軍における兵科の一つ。歩兵戦闘車などに搭乗することにより、戦車部隊に追随できる機動力、戦闘力を有する歩兵である。単に戦場間を車両で移動するだけでなく、流動的な機動戦に参加することを前提としている点が自動車化歩兵との違いである。
出典:wikipedia
実質的に自動車化歩兵もしくは機械化歩兵であるが慣例的に別の名称、日本語訳があてられることがある。代表的なものとしてドイツ国防軍の場合は装甲擲弾兵(プロイセン軍において精鋭とされた擲弾兵にちなむ)、大日本帝国陸軍の機動歩兵、ソ連軍(ロシア軍)の自動車化狙撃兵(専門兵種としての狙撃兵ではない)など。
出典:wikipedia


 要するにドイツの装甲擲弾兵とは機械化歩兵のことで装甲擲弾兵師団とは機械化歩兵師団のことなのだ。陸上自衛隊でいえば第七師団にあたる。


陸上自衛隊第七装甲擲弾兵師団


 こっちの方が何かかっこいい。名称変更すべきだ。いや、すっかり話が脱線してしまった。さすがに文章だけでは疲れるだろうからここで動画をみてみよう。













 ドイツ軍装甲擲弾兵師団について続けよう。どうも第二次世界大戦時の装甲擲弾兵師団はほとんど(もしかして全部)が親衛隊だったようだ。装備に関しては以下のようになっているらしい。

国防軍や武装親衛隊の師団編成で「装甲擲弾兵師団」というものがありますが、どのくらい装甲兵員輸送車を装備していたのでしょう?また、100%機械化されていた師団はあったのでしょうか?
あくまで定数の話で、時期によっても話は異なりますが・・

装甲師団は、装甲擲弾兵2個連隊(国防軍は4個大隊、SSは6個大隊)をもっており、そのうち1個大隊が装甲兵員輸送車を持つことになっていました。残りの3個大隊(SSの場合は5個大隊)、ほとんどがトラック輸送の自動車化でした。トラックを装備できないときは自転車化されている場合もありました。(アルデンヌ戦の第2装甲師団第304装甲擲弾兵連隊第1大隊は3/4が自転車化でした)

装甲擲弾兵師団は、装甲擲弾兵2個連隊(国防軍は4個大隊、SSは6個大隊)をもっており、すべてがトラック輸送の自動車化でした。とうぜん、トラックをかき集めないといけないわけで、第17SS装甲擲弾兵師団は編成時に、フランス製の自動車で自動車化をはかるなど、師団ごとに涙ぐましい努力をしたようです。おそらく、上記のような「自転車化」された装甲擲弾兵部隊も時期のよってはあったはずです。逆に、SS装甲師団は、時期によっては、装甲擲弾兵師団を名乗っており、装甲師団のような編成をしていた時期もありました。

ちなみに、装甲教導師団は、装甲擲弾兵連隊は、編成時は完全機械化でした。ただこの状態は、ノルマンディー戦が始まるまでで、戦闘が激化してくると、全ての装甲兵員輸送車が引き上げられた、と記録にあります。防御戦一辺倒になった結果、必要なしとなって取り上げられたようです。

余談ですが、砲兵連隊は装甲化されたおらず、すべてが自動車牽引の砲兵部隊でした。おまけに155ミリ砲に至ってはロシア製・・(フンメル・ヴェスペの混成1個大隊をもつのがふつうですが・・)
(yahoo!知恵袋より一部転載)


 やはり日本もそうだけどどこの国でも機械化師団はなかなか予算の都合で難しいのだろう。ただそこはドイツ。貧乏な日本とは全然違う。装甲擲弾兵師団にも傾翔遊眄鐚屬配備されていたようだ。amazonでいろいろ検索してみると装甲擲弾兵師団仕様の兵器がいっぱい出てくる。



1/72 WW.II ドイツ軍 III号突撃砲 G型 装甲擲弾兵師団グロースドイッチュラント 東部戦線 1943 (塗装済完成品)
商品の説明
歩兵支援用に開発され、第2次世界大戦におけるドイツの主力戦闘装甲車両として活躍したIII号突撃砲。1942年末に生産開始されたG型はIII号突撃砲のバリエーション中最も多く生産。史上最大の戦車戦として知られるクルスクの戦いで活躍した、エリート師団「グロースドイッチュラント」所属のIII号突撃砲G型をリアルに立体化。サンドイエローとブラウンの二色迷彩塗装や、グロースドイッチュラントの師団マークも忠実に再現。
(amazonより転載)

1/72 WW.II ドイツ軍 III号戦車 M型 装甲擲弾兵師団 トーテンコップフ ハリコフ 1943 (塗装済完成品)
商品の説明
III号戦車は支援戦車であるIV号戦車とともに運用する構想で製造された、第二次世界大戦中盤のドイツ戦車隊の主力戦車です。M型は、水中を走行できるよう密閉した吸排気機構、深徒渉装置が取り付けられ、徒渉能力が大きく向上しました。しかし、突撃砲への転用や、7.5cm 24口径戦車砲付きのN型として完成させるという命令、III号戦車の砲塔に火炎放射器を搭載する案が出されました。この為、M型戦車として完成したのは250輌のみでした。III号戦車M型の特徴を的確に捉えた塗装済み完成品です。フォルム、ディテールなど、実車を忠実にスケールダウンしています。エリート師団としても知られる、装甲擲弾兵師団 “トーテンコップフ“のマーキングを再現。1943年7月のクルスク攻勢時、1943年2月の東部戦線第3の戦いにも参加しました。車体はジャーマングレーベースにホワイトで冬季迷彩が施され、雪の中を突き進むIII号戦車M型を見事に再現しています。
(amazonより転載)

1/72 WW.II ドイツ軍 Sd.Kfz.251 C型 & 3.7cm砲 Pak35/36 第4装甲擲弾兵師団 カーランド 1944 (塗装済完成品)
商品の説明
III号戦車は支援戦車であるIV号戦車とともに運用する構想で製造された、第二次世界大戦中盤のドイツ戦車隊の主力戦車です。M型は、水中を走行できるよう密閉した吸排気機構、深徒渉装置が取り付けられ、徒渉能力が大きく向上しました。しかし、突撃砲への転用や、7.5cm 24口径戦車砲付きのN型として完成させるという命令、III号戦車の砲塔に火炎放射器を搭載する案が出されました。この為、M型戦車として完成したのは250輌のみでした。III号戦車M型の特徴を的確に捉えた塗装済み完成品です。フォルム、ディテールなど、実車を忠実にスケールダウンしています。エリート師団としても知られる、装甲擲弾兵師団 “トーテンコップフ“のマーキングを再現。1943年7月のクルスク攻勢時、1943年2月の東部戦線第3の戦いにも参加しました。車体はジャーマングレーベースにホワイトで冬季迷彩が施され、雪の中を突き進むIII号戦車M型を見事に再現しています。
(amazonより転載)

1/35 冬季装甲擲弾兵 バイキング師団 (東部戦線 1943-45)
商品の説明
ドラゴン社製プラモデル。
(amazonより転載)

1/35 ドイツ 装甲擲弾兵 戦車教導師団 (クルスク 1943)
商品の説明
ドラゴン社製プラモデル。
(amazonより転載)


 ということで今回は私の疑問解決記事になってしまったが楽しんで頂けたでしょうか。因みにドイツでは装甲擲弾兵と言い、ロシアでは自動車化狙撃師団というようだ。何か昔からの名称を残しているハイテク部隊って結構カッコいい。アメリカの第一騎兵師団とかフランスの竜騎兵連隊とか。日本も作ればいいのにねー。第一御徒師団とか第一旗本連隊等々・・・。それではまた明日。



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