01_起重機船さんこう
(画像はwikipediaより転載)

 

 起重機船とはクレーン船のことで基本的には自走能力の無い浮桟橋のようなものにクレーンが付いている船のことだ。起重機船さんこうは大正時代に日本に輸入され、戦艦大和の建造、戦艦伊勢の航空戦艦化などに活躍した。2020年現在も現役で活躍している。

 

起重機船 さんこう 〜概要〜

 

性能

 通常排水量 5011トン
 最大排水量 -トン
 全長 82m
 全幅 5.5m
 全高 28.8m
 同型艦 1隻

 

同型艦

さんこう(起工1921年5月、進水1922年12月、竣工1923年7月)

 

起重機船 さんこう 〜経歴〜

02_起重機船さんこう
(画像はwikipediaより転載)

 

 起重機船さんこうは、1921年にイギリスのコーワンズ・シャルドン社で製造された建造当時では世界最大の起重機船であった。部品として日本に輸入され、三菱重工神戸造船所で起工、1923年に竣工する。1937年には水中速力21ノットという当時としてはケタ違いに高速であった71号艦(潜水艦)の進水作業を行い、戦艦大和の建造にも活躍した。太平洋戦争開戦後の1943年には戦艦伊勢の航空戦艦化改装作業や水上機母艦千歳艦橋部取付を行う。

 終戦後の1946年には航空戦艦伊勢、日向、巡洋戦艦榛名の解体作業、1947年には日露戦争以来の殊勲艦である巡洋艦出雲の解体作業、1948年には呂27号潜水艦の解体作業を行う。1974年には沖縄国際海洋博覧会の海上実験都市アクアポリスの建造にも携わった。近年では岩国基地拡張工事、2015年には新笠岡港での大型変圧器揚陸に活躍した。現在は日興産業株式会社(広島県)所有のクレーン船として活躍している。

 

起重機船 さんこう(模型)

 

トミーテック 1/700 技MIX KC03 300t 海上起重機船 公称3324号

 伝説の起重機船さんこうが模型化しているのはあまり知られていない。発売しているのはトミーテックで艦船模型の一般的なサイズである1/700スケール。同スケールの艦船は多いので色々遊べそうだ。

 

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