MAC10
(画像はwikipediaより転載)

 

 イングラムM10/11は1960年代に開発されたサブマシンガンであまりにも小型軽量なためマシンピストルに分類されることもある。シンプルな構造で連射速度が速く、特殊部隊用の武器としてベトナム戦争でも実戦投入された特殊なサブマシンガンである。

 

M10/11(実銃)

 

性能

口径 9mm、45口径
全長 548/269mm
銃身長 146mm
重量 2850g
装弾数 32発
発射速度 1090発/分

 

概要

 イングラムM10はゴードンイングラムにより設計された小型サブマシンガンの先駆となった製品だ。1969年、ソニック社の設計者であったゴードンイングラムは以前設計したM9にサプレッサーを付けた特殊部隊用の小型サブマシンガンを開発した。多くの部品はスチール板のプレス加工でボルトも鋳造で製作されており生産性は高い。軍用として9mm弾仕様、45口径仕様が存在する。さらに口径を380ACPにした一回り小型のM11も生産されたが、ボルトも小型化されてボルトの後退距離が短くなったために連射速度が1200m発/秒と高速化して作動不良の原因ともなった。

 

構造

 シンプルなブローバック、オープンボルトであり、セミオート、フルオート射撃が可能だ。操作は左側面のセレクターレバーで行う。45ACPモデルの弾倉は米軍制式採用短機関銃であったM3グリースガンのマガジンと互換性がある。

 

バリエーション

 M10が9mm、45口径バージョンがあり、M11と呼ばれる380ACPのものがある。軍用モデルと民間用モデルがあり、民間用モデルはセミオートのみである。さらに1979年、こM11を改良しレシーバー後方を延長し全長をやや長くしたコブライSMGが存在する。

 

M10/11(トイガン)

 

 モデルガンはMGCがM11を発売していたのが唯一だろう。オープンデトネーター方式で発売されたがその後CP方式に変更された。CAWが再生産している。ガスガンではかつてはファルコントーイやJAC、WA等が発売していたが現在は販売していない。現在では、東京マルイの電動ガン、マルゼン、KSCがガスブロ製のものが発売されている。海外製ではHFC等があるが製品の品質上おススメはしない。

 

 

東京マルイ No.6 マック10 本体セット 18歳以上電動コンパクトマシンガン

 トイガンの老舗東京マルイ製の電動ガン。東京マルイ製なので性能は折り紙付き。命中精度も高く作動も良い。ハイサイクルではないため発射速度はそれほど早くないが電動ガンでは唯一の製品。

 

イングラム M11 マシンピストル ヘヴィウェイト ブラック モデルガン完成品

 現在販売されている唯一のモデルガン。旧MGCの系統を受け継ぐ製品。ガスガンや電動ガンも楽しいがモデルガンのフルオートは快感以外の何物でもない。おまけに音以外では誰にも迷惑をかけることもない安全なもの。フルオートを本当に楽しみたいのならモデルガンがおすすめ。

 

 

KSC M11A1 HW 18歳以上ガスブローバック

 KSC製のガスガン。システム7採用、マグネシウムボルトで作動、命中精度ともに究極的に良い。外観のリアリティもKSCなので問題ない。安定のKSC。

 

 

イングラム M11 エムイレブン 18歳以上ガスブローバック・サブマシンガン

 KSCと同様、ガスブロM11。命中精度はKSCには若干負けるが作動は良好。昔からイングラムを作っているメーカーマルゼンの名銃。リーズナブルなガスブロが欲しいという方にはイチオシ。

 

まとめ

 

 イングラムM10は現在の小型サブマシンガンの先駆けとなったモデルである。構造はいたってシンプルで連射速度は早いというまさに特殊部隊向けのサブマシンガンだ。現在ではさらに高性能のサブマシンガンが登場したため目立たない存在となってしまったがサブマシンガンのマスターピースである。

 

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