ウィルディ
(画像はwikipediaより転載)

 


 今日、紹介するのは超マイナーな銃というより、恐らく日本では太古の昔に存在し、今では忘れられてしまった銃だ。かつて銀河という小さな島宇宙の中で人類が生活していた時代のそのもっと前、まだ人類が地球という小さな惑星の表面でのみ生きていた時代、日本ではたった一社、チヨダというこれまた、忘れられたメーカーが製造していた銃。それがウェルディマグナムだ。今回はこの銃について書いてみたい。

 


ウィルディ・ピストル(実銃)



性能


全長 279 mm(5インチ)
重量 1,440 g(5インチ)
銃身長 5インチ、6インチ、7インチ、8インチ、10 インチ、12インチ、14インチ、18インチ。
使用弾薬
44オートマグ
45ウィンチェスターマグナム
41ウィルディマグナム
44ウィルディマグナム
45ウィルディマグナム
475ウィルディマグナム
装弾数 7〜8発
作動方式 ガス・オペレーテッド・システム(ダブルアクション)

 


概要


 ウィルディ・ピストルは、1973年にウィルディ・ムーアによって開発された大型自動拳銃である。44マグナムよりも大口径のカートリッジが使用できるというのが特徴の銃で重量は最も小型の5インチモデルでも1.8kgある。

 


 8種類にも及ぶカートリッジを使用することが出来る。最大のものは475ウィルディマグナムでこれはハンティング用に設計された弾丸で284ウインチェスターのボトルネックの部分を切り落とし、そこに弾頭を詰めたものと同等のもので弾丸の速度は44マグナムに匹敵する。

 


 大口径オートでは1971年にオートマグが発売されているが、ウィルディはその2年後の発売である。発射機構にショートストロークガスオペレーションを採用した結果、バレルの交換が容易であり、複数のバレルのバリエーションが存在する。

 


 各種のカートリッジモデルが存在するが、装弾数はどれも7〜8発である。発売開始年ははっきりしないが1980年には販売が開始され2011年で一時中止される。その後2016年より販売が再開され現在にいたる。

 


 ウェルディピストルは大口径マグナムオートである。オートマグ、デザートイーグルと同世代と言っていい。外観はオートマグの影響を受けているような感じもするが、あまり関係はないようだ。

 


 オートマグとデザートイーグルがこんなにも有名になったのにその間に挟まれたウェルディピストルは妙にマイナーな銃だ。このウェルディを一躍有名にしたのは1985年に公開されたチャールズ・ブロンソン主演『DEATH WISH 3』(邦題『スーパーマグナム』)であろう。

 


 実際、米国ではこの映画がケーブルテレビで放映されるたびにウィルディの販売が伸びたという。
ウィルディは、オートマグと共に実用的な銃というよりも趣味としての銃の需要の方が多いのかもしれない。

 


ウィルディ・ピストル(トイガン)


 このウェルディ・ピストルをトイガンで販売していたのはチヨダだけである。1987年にエアーコッキング式のエアガンが発売され、その3年後の1990年にガスガン化されている。

 


 エアガンではハンマーは省略されており、ブラックモデルとシルバーモデルがあった。ガスではハンマーが再現されている。バリエーションは、5インチのシルバー以外は未確認。

 


まとめ


 今回は、ウェルディマグナムを取り上げてみた。懐かしいの一言である。子供時代にワクワクしながらおもちゃ屋に通っていた時代を思い出してしまう。ただ、私と同世代じゃない人にとっては何が何だかわからないだろう。

 



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