SIGP230
(画像はwikipediaより転載)


 シグ・ザウエルP230は、日本の警察にも採用されたことで日本では人気がある銃である。刑事ドラマに大活躍の拳銃だ。同レベルの拳銃であるワルサーPPKより若干大型の銃である。

SIGP230(実銃)







性能

口径 .32口径(7.65mm)、.38口径(9mm)
銃身長 91mm
使用弾薬 .32ACP弾(7.65mm×17).380ACP弾(9mm×17) 9mmポリス弾(9mm×18)
装弾数 8+1発(.32ACP弾)7+1発(.380ACP弾、9mmポリス弾)
作動方式 シングルアクション/ダブルアクション ストレートブローバック
全長 169mm
重量 500g
(wikipediaより転載)


概要

 P230は警察用拳銃として1977年に開発された。西ドイツ各州警察では第二次世界大戦後、当時の9mmパラベラム弾を使用する拳銃が携帯性に優れていなかったために採用せず、主に.32ACP仕様のワルサーPPやPPKを採用していたが、1970年代に活発化したドイツ赤軍等の極左組織に対抗するためにより強力な新型拳銃を求めており、新型拳銃のトライアルにP230も候補の一つとして提出された。


 結果的に西ドイツ各州の警察は、9mmパラベラム弾の使用に踏み切り、P230は選定から外れている。このトライアルではSIG SAUER P225(P6)、ワルサーP5、H&K P7が選定され、各州の判断で選択する事になった。
(wikipediaより転載)


 最新の拳銃のイメージが強いP230であるが、完成したのは1977年ともう30年近く前のものだ。伝統のストレートブローバックを採用した保守的な設計の銃。デザインが新しいが構造的には目新しいものはあまりない。1996年には改良型P232が発売されている。


 ただ、PPKに比べ装弾数は一発増えている。それと同時に大きさもちょっと大きくなっている。シンプルなデザインが魅力的な銃だが、日本警察に採用されたバージョンはマニュアルセイフティ、欄ヤードリングが新設されていたりして結構カッコいい。


 SIGP230は32ACP、380ACP、9mmポリス弾仕様の3種類のモデルが存在するが、日本警察に採用された口径は32ACPである。アメリカでは380ACPの方が若干メジャーであるのでちょっと意外である。


SIGP230(モデルガン)







 トイガンでは発売しているのはKSCのみ。モデルガンでもガスブロでも出している。当初はガスガンで発売し、のちにモデルガンで発売した。モデルガンはP230JPモデルが、ABSとHWで販売されており、通常モデルもHWとABSがあったが、現在ではABSモデルのみの販売となっている。

SIGP230(ガスガン)







 SIGP230のガスガンも販売しているのはKSCのみである。ラインナップは多彩でP230がABSとHW、シルバーモデルの3種類が販売されている。さらに初期型のP230アーリー、P230JPがABS、HW
P232もあり、バリエーションは豊富だ。


 KSCSIGP230は、KSCが初期にモデルアップしたガスガンで、細くて小さい中型拳銃のマガジンでガスを気化させるのは随分苦労したようだ。苦労の結果、発売したモデルは大ヒットとなった。



 JPモデルはあまりにも素敵な外観のために一時期、買う寸前までいったモデル。欲しくて欲しくて仕方なかった。しかし海外で実戦を経験したその道のプロに訊いたところ、9mm以上の口径でないとダメなようで、それを訊いたとたん、一気に買う気が失せたものだった。私もかなりミーハーなのである。


2014年8月15日初稿。
2019年10月23日加筆修正。



↑良かったらクリックして下さい。