不定期更新です。 更新は気分次第でーす(^_-)

220px-Mauser_C96_M1916_Red_4今回は敢て私が全く興味の無い銃を選んでみた。最近、このパターンが気に入っているのだ。興味が無くても記事を書く際に調べて新しい発見をすることが多いことに気が付いたからだ。前回も書いたようにファイブセブン等は私は全く興味が無かった。新素材の銃は愛着が湧かないし、興味が無い故に性能等は全く知らなかった。しかし、調べてみるとファイブセブンはかなり特殊な拳銃であり、44マグナム並の必殺武器であった。記事を書くことで新しい魅力を知ることができたのだ。


 今回紹介するモーゼルC96もまた、私は全く関心のない銃だ。どれくらい無いかと言うと、モーゼルC96という銃とモーゼルM712という銃が同じ銃の改良型だということも知らない位興味が無かった。そう、私は本当はモーゼルM712の記事を書こうとしていたのだ。(画像はwikipediaより転載)

性能

口径 7.63mm
銃身長 140mm
使用弾薬 7.63x25mmマウザー弾
装弾数 10発、20発
作動方式 シングルアクション
ショートリコイル
全長 308mm(ストック装着時630mm)
重量 1,100g(ストック装着時1,750g)
銃口初速 430m/s
(wikipediaより転載)

概要

 モーゼル社のフェデル兄弟(フィデル、フリードリヒ、ヨゼフ)が基本設計を行い、1895年に特許を取得、1896年よりC96すなわち「96年設計型」(Construction 96)として生産が開始された。その最大の特徴となっているトリガーの前にマガジンハウジングを持つスタイルは、当時グリップがマガジンハウジングを兼ねる方式が特許取得済みだったためとも言われている。このデザインは重心が前にある為に射撃競技銃のように正確な射撃が可能であり、ストックを併用すると代用カービンとして使用できた。「箒の柄(ブルームハンドル)」とあだ名された独特の形状をしたグリップは、掌の小さな小柄な民族でも関係なく使用できる利点があり、そのまま採用され続けた。

設計

 使用する.30モーゼル弾(7.63x25ないし、7.62x25。資料によって表記が異なる)は、ルガーP08の原型となったボーチャードピストルでボーチャードが開発したボトルネックリムレスカートリッジがベースになっている。この弾は、初速が高く、口径の割に高威力である反面、銃身が過熱しやすいという特徴がある。
マガジンへの装弾方法は当時のボルトアクションライフルに似ており、マガジンが空か最終弾を撃ち尽くしコッキングピース(一般的な自動拳銃のスライドに相当)が後退したホールド・オープン状態から弾丸が10発まとめられたクリップを排莢口に差込み、指でマガジンに押し込む。マガジンにはダブル・カラム方式で収納される。その後クリップを抜き取るとボルトが前進してチャンバーに第一弾が送り込まれるようになっている。コッキングピースをホールドするパーツはないためクリップなしでの装弾は事実上できない。また、ホールド・オープンしているモーゼルをクローズするのにも最低限クリップが必要である。最終弾を打ち出すまで弾丸の補給ができない。ただし、片方の手でスライドを後退させたまま、同じ手で工夫して固定させておけばクリップ無しでも1発ずつの装弾は可能である。

 セーフティレバーはハーフコックおよびフルコックでかけられる。前期型はセーフティを上に押し上げるとOFF、後期型は下に押し下げるとOFFなのでこれで前期型と後期型の区別がつく。また、ボルトとファイアリングピンの長さは同じなので静かにハンマーを戻せば暴発しない。M1930でセーフティレバーに改良が加えられ、ロック状態ではトリガーを引いて、ハンマーを落としても、ファイアリングピンを打たないようになっている。このため、M1896(前期型)とM1930(後期型)の二つのカテゴリーに大別する事が多い。構造は全て金属パーツとスプリングの噛み合せでできており、ネジはグリップで使用している一本だけである。付属のクリーニングロッド一本で、分解清掃可能となっている。
距離を調整できるタンジェントサイトを装備しているモデルが多いが、これはストックを取り付けたときを前提としたサイトになっているのでストックを付けずに撃つ場合は標的が20m先の場合、20-30cmぐらい下を狙う必要がある。
(wikipediaより転載)


 ということのようだ。簡単に説明するとモーゼルC96は1895年に完成し、翌年から生産された。弾倉がグリップ前方にあることから反動に対するバランスが良く、7.63mmボトルネック弾は高速で射程距離が長い上に当時としては多弾数である10発を装填できることから何と1936年まで製造されたそうだ。独特の形状からくる存在感から一種のステータスシンボルとなっていたようだ。私は中国の馬賊が使用しているイメージが強かったが実際、使用していたという。


 wikipediaにもあるように当初は脱着式弾倉を持たず、M1ガーランドのようにクリップを使用していたようだ。1931年製造のモデルからフルオート機能が追加され、弾の消費に対応するため脱着式弾倉が採用されたようだ。しかしこれは構造上の欠点が多く、短期間で製造中止となった。そして翌年、改良が加えられ、世に言うM712となったようだ。これがかなり大雑把な歴史であり、実際には細かい派生モデル、改良型があり、判別するのも一苦労らしい。まあ、それはそうとまた動画を観てみよう。















 

 さすがにアメリカでもフルオートは禁止されている州が多いので、動画は無いと思ったが一つだけM712の動画を発見。発射シーンが画面から外れているのは残念だが、M712の貴重な発射シーンだ。左手で弾倉を保持しながら撃つシーンにちょっとぐっと来てしまった。フルオート射撃をする際、射手が結構ビビっているのが伝わってきて面白い。まあ、私だったらビビりはこんなものではないが・・・。ここでモデルガンの話。モーゼルM712は東京マルイの作るモデルガンシリーズ、マルシンから発売されているが、なんとM1916がかつてMGCから発売されていたのだ。M1916とはC96を9mm弾仕様に改良したものらしい。これはかなり完成度が高かったようで今となっては相当なレアアイテムであろう。


 現在でも入手が可能なのはマルシン製である。これは金属製で完成度はかなり高いようだ。マルシンというのは不思議なメーカーでガスガンに関してはかなりデフォルメされているが、モデルガンに関しては妙に再現性が高いのだ。さすがにMGCの動画は無かったが、東京マルイの作るモデルガンシリーズ、マルシンのものも発火シーンがある動画を見つけたので見てみたい。















 なるほど。さすがにモデルガンのフルオートは迫力がある。動画を観ているだけでもワクワクしてくる。実際は、カートリッジの弾込めや使用後の洗浄を考えるとうんざりするが、動画を観ている分には関係ないので楽しめる。ここでエアガスガンについて書いてみる。モーゼルはさすがに80年代のエアガン全盛期には人気が低迷しており、あまりモデルアップされていた記憶がない。モデルアップしたのはスーパー9でおなじみのマルコシとガスガン黎明期にフジミというメーカーがフルオートガスガンを販売していたこと位だろうか。


 マルコシ製はカート式コッキングエアガンでかなり古いものだ。バレルもプラスティックであったと思う。今から考えると信じられないが80年代前半〜中盤位までは結構プラバレルというものはあった。フジミはガスガンが流行りだしたころのもので私の記憶では製品はモーゼルのみだったと思う。もちろんブローバックはせずにガスもガスタンクと外部ソースの2ウェイだった。現在入手できるガスガンとしてはマルシン製8mmのガスブローバックがある。これは撃って遊ぶ分には面白いがフルオートで8mmとなるとコストが・・・。まあ、ここで動画を観てみよう。















 フジミ製、マルコシ製等まさかの動画があるのがyoutubeの面白いところだ。あるとは思わなかった。しかし、アンティークといっていい銃のトイガンを現在でも製造し続けているのが大体マルシンというのが妙に面白い。それはそうと、記事を執筆してみての感想だが、モーゼルという銃が好きになってきた。古風で無骨な鋼鉄製の銃であり(19世紀の銃だからね)、かなりの存在感がある。部屋に飾っておいて時々作動させたりすれば豊かな時間が過ごせるのではないかと妄想中。


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