ルガーP08
(画像はwikipediaより転載)


 今日紹介するのは、前回の記事に続きドイツ製拳銃。ルガーP08だ。映画や古いアニメだと大体、敵が使用することで有名な拳銃。私自身はあまり愛着は無いが、熱烈なファンがいるだろうことは想像できる。


 私が最初に思い出すのは大藪春彦『凶銃ルガーP08』なのだが、これは6インチモデルだった。まあ、それはそうと今日もwikipediaの記事を簡単に見てみよう。

性能

口径 9mm
銃身長 102mm
使用弾薬 9mmパラベラム弾
装弾数 8発、32発
作動方式 シングルアクション
トグルアクション式ショートリコイル
全長 220mm
重量 870g
銃口初速 350-400m/s
有効射程 50m
(wikipediaより転載)

特徴
 自動拳銃としてはきわめて初期の設計で、部品数が多く、職人の手作業による高い工作精度による削り出しで部品の多くが作られている。部品には全て同じ刻印がされており、刻印が異なるルガーどうしではパーツの互換性が無い。


 さらに高い必要工作精度は砂埃などの汚れに弱かった。また分解にねじ回しや専用工具を必要とする部分が多かった。要するに機械としての完成度は高いが、武器としての大量生産性や、劣悪な使用環境での耐久性、整備性などは考慮されていなかった。
(wikipediaより転載)


 ということのようだ。最大の特徴は9mm弾を使用することとトグルアクションだろう。この方式は現在継承している拳銃がないことからも分るように構造が複雑過ぎたようだ。


 元になった銃はボルハルトピストルとよばれる出来の悪いルガーのような銃だ(もっともオリジナルはこっちだが・・・)。装弾数は8発だが、ドラムマガジンなるものも存在したようだ。


 面白いことに東南アジア・太平洋戦争時に日本軍がオランダ軍から鹵獲したルガーP08が3000丁もあったようだ。これはイギリスで生産されたものがオランダ軍に渡ったようである。


 これらは菊紋を入れられたことから「菊紋ルガー」と呼ばれる。確かにあの時代の日本製ポンコツ拳銃しかないところにドイツ製の精密拳銃が登場したらみんな欲しいだろう。





 なんだかんだ言ってもルガーのトグルアクションは味がある。最近の拳銃は昔試行錯誤した結果、淘汰され残った最も効率がよく、作動が確実なメカニズムがさらに洗練されたものだろうから結局同じようなメカニズムになっていくのだろう。


 私はメカニズムにはあまり詳しくないのでここらへんで閑話休題。トイガンでルガーP08をモデルアップしているメーカーはモデルガンではMGC、マルシンが有名。私が記憶しているのはこのくらい。昔はもっといろんなメーカーからモデルアップされていたと思うが、よく分らない・・・。







 やはりMGCとマルシンくらいしか動画がない。相変わらず金属モデルを発火させる人の勇気には感動する。私は貧乏性でもったいなくて発火させられなかった。動画を撮影してくれたことで金属でもしっかりと作動するということがよく分る。


 続いてエアーガン、ガスガンだが、東京マルイのエアコキ、マルゼンがカート式等も出していたようだ(エアガンもあまり詳しくない・・・)。あとファルコントーイというメーカーが作っていた。


 因みにファルコントーイは80年代は安いエアコキを作る3流メーカーだったが(私の主観)、90年代になりイスラエル製小銃ガリルSAR、続けてガリルARM、56式小銃等を製作した。


 そのクオリティーの高さにファンは驚愕したというメーカー。この会社はトイガンの新製品は製作していないようだが、メーカー自体はまだあるようだ。


 このご時世、生き残ってくれて本当に良かった。それはそうと、最近のモデルで特に完成度が高いのはタナカのガスガンであろう。





 貴重なマルゼン製カート式ルガー。80年代にはマルゼンのカート式ハンドガンが一世を風靡した。KG9等が有名だがハンドガンもマルゼン製は強かった。





 珍しいタナカ製ルガーP08のクリアモデル。作動の様子が良く分かり貴重な動画。


 最後の動画は珍しいクリアーバージョンだね。独特のトグルアクションの動きが素敵だ。この記事を書いていて何か、ルガーP08に魅力を感じるようになってきた。この記事を執筆していると昔のことで今は忘れていることを思い出すことが多い。書いていると私も楽しいのだ。


2014年8月4日初稿。
2019年10月19日レイアウト修正。



ミリタリー(模型・プラモデル) ブログランキングへ
↑良かったらクリックして下さい。