ベレッタM9(画像はwikipediaより転載)


今日紹介するのは80年代後半にもっとも人気のあった銃、ベレッタM92Fである。この銃は、80年代前半は私の中ではぱっとしなかったが、1985年に米軍の制式拳銃となってから一気に人気が出た。


これは日本に限らずアメリカでもそうであったようだ。映画でも『リーサルウェポン』、『ダイハード』等の超有名映画の主人公の愛銃として使用されていた。それはともかく、まずwikipediaの記事から見てみよう。

性能
口径 9mm
銃身長 125mm
119mm(Vertec)
109mm(コンパクト,Centurion)
ライフリング 6条右回り
使用弾薬 9x19mmパラベラム弾
.40S&W弾
9x21mm IMI弾
装弾数 15発(92シリーズ、98シリーズ)
10発(96シリーズ)
10,13発(コンパクトL)
8発(コンパクトM)
作動方式 ダブルアクション
プロップアップ式ショートリコイル
全長 217mm
211mm(Vertec)
197mm(コンパクト,Centurion)
重量 950g(92)
970g(92S/SB/F/G)
920g(92D)
900g(コンパクト,Vertec)
銃口初速 365m/s
有効射程 50m
(wikipediaより転載)


概要
世界中の警察や軍隊で幅広く使われており、現在はコルト・ガバメントに代わりアメリカ軍の制式採用拳銃になっている。なお、米軍では「M9」のモデル名で呼ばれている。
正式名称はピエトロ・ベレッタ92。より詳細には、92S・92SB・92SB-F(92F)・92FS など複数のモデルが存在する。米軍のM9は採用当初は92SB-Fであったが、今は92FSに切り替わっている。現在最も一般的なモデルは92FSで、後述のように外見上の違いがほとんどないことから、これが92Fと呼ばれることも多い。
(wikipediaより転載)


 とまあ、wikipediaには相当詳しく書いてあるが、それだけベレッタM92Fはメジャーな拳銃だということだろう。ベレッタ92Fについて簡単に説明すると、ベレッタM92は、ベレッタ社が開発したM1951という銃の改良発展型として1975年に誕生した。


 その後、マガジンキャッチをトリガー横に移すなど一般的な拳銃のスタイルに変更されたM92SBというモデルに改良され、さらにトリガーガードに指かけを付ける等の小規模な改良を加え、M92SB-Fとなる。





 基本的なデザインはワルサーP38を踏襲しているように思える。ダブルアクション、デコッキング等、基本構造もかなり類似している。しかしワルサーに比べてスライドの強度が足りなかったようで米軍においてスライド破損事故が起こった。


 米軍では特殊部隊はトライアルに敗退したシグP226やUSP等を使用しているようだし、海兵隊遠征部隊は1911を使用していたりとあまり評判は良くないようだ。


 しかしベレッタは拳銃射撃に不慣れな隊員にはかなり撃ちやすい銃だという。米軍がベレッタを採用したのはコスト以外にもこういった面があったのかもしれない。


 このベレッタM92Fのトイガンだが、非常に多く出ている。多すぎるので全部紹介するのはやなので、私が特に気に入ったモデルだけを紹介したいと思う。まず、特に印象に残っているのはスズキのベレッタ。


 これはM92FではなくSBという大変珍しいモデルアップ。まあ、発売段階でFが存在していなかったのだろう(適当な推測)。古いファンなら分ると思うがスズキというメーカーは大変リアルな外観を再現するメーカー。マルシンとも関係があったと思うが詳しいことは分らない。


 ベレッタM92Fが流行った80年代後半はモデルガンではこのモデルしかなく、Vシネマ『クライムハンター』の主人公ジョーカーの使用しているM92FはこのSBを改造したものだ。


 モデルガンではその後、マルシンとMGCがモデルアップしている。この2挺が発売された当時は、ガスガン全盛時代でモデルガンは見向きもされなかった。この当時、かなり久しぶりに発売された新規金型のモデルガンだった。あの感動は今でも忘れられない。


マルシン





MGCのモデルガン





 ガスガンでは、WAは是非挙げなければならない。恐らく日本では唯一、ベレッタとの商標使用契約を結んでいるメーカーである。ベレッタのロゴはWAの製品での使用しか認められないということ。


 それはともかく、WAのベレッタは発売されたのは90年代中盤だったと思う(以前に固定スライドモデルはあった。)。


当時としては画期的なプレシュートシステムを装備し、ホールドオープンした際も内部が実銃のように開いているというまさに画期的な銃であった。


 今では信じられないだろうが、当時のガスガンの主流はWAだったのだ。基本スペックの良さと豊富なカスタムパーツの存在がその存在を担保していた。


しかしWAがカスタムパーツにロイヤリティを取るようになって、カスタムパーツを製作するメーカーがほとんど無くなり(WAが裁判を起こしたりしていたようだ)、次第にマルイ等自由にカスタムパーツが出せるメーカーの製品に人気が集まっていった。


 現在でも、表面処理の美しさは他の追従を許さない。ほとんど実銃である。しかし内部機構はあまり改良されていないようで旧式のエンジンを使用しているようである。


これに対して、実射性能ではトップなのが東京マルイM92Fである。こちらに関してはあまり説明する必要もないであろう。ここらへんでyoutubeのガスガン動画を観てみよう。





 マルイ製ガスガンの動画。ブラックモデルとシルバーモデルの2種類をレビューしている。





 こちらはWA製ベレッタ。現行モデル。WAは随分前からベレッタは改良していないのでシステムは若干古い。


 今日は、ベレッタM92Fという超メジャーな銃を特集してみた。私個人としては銃身がスライドより1冂飛び出ており、スライド上面がガバっと開いたデザインはあまり好きにはなれないが、スライド上面が空いているだけにホールドオープンした状態はカッコいいという感じだろうか。


2014年6月8日初稿。
2019年10月18日加筆修正。



↑良かったらクリックして下さい。