北芝健 著
扶桑社 (2008/11/30)

 

 最近、北芝健著『ニッポン非合法地帯』を読んだ。久しぶりに書評を書いてみようと思う。内容は、著者が警察官時代も含めた半生に見聞きした裏社会について書いている。人身売買で売られていく女性やそれを食い物にするヤクザ等々。さらに警察内部の犯罪等についても記している。

 内容はかなり衝撃的だが、恐らく事実であろう。日本が人身売買大国だという話は良く知られているし、外国で誘拐された日本人が売られたり、見世物にされたりしているということもあるらしい。内容的にはあまり人に薦められるようなものではないがヤクザ映画を見る感覚で読むといいかもしれない。

 しかし、この北芝健という人物が直接見聞きしたものであるかというと大いに疑問が残る。北芝健という人物自体、ネットで検索してみたが、どうも胡散臭い。まず年齢、プロフィールが明らかにされていない。極端な話、本当に警察官だったのかということすら分らない。

 警察官であったという証拠もない上、事件の内容に具体性が無さすぎる。事件の関係者の実名が出せないのは仕方が無いとしても、年月日、場所、事件名等の特定できるようなことが一切書かれていないのでは信用しろと言っても無理だ。内容も実体験とは思えないくらいリアリティが無い。

 

 今後、北芝健氏の著作を読むことは無いだろう。

 

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