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 今日は、私が所有しているハンドガン、KSCのG23Fについてレビューしてみたいと思う。


最も理想的な戦闘用ハンドガンはどれか




 私がG23Fの購入を選択したのは、もし実戦で使用するとしたらどの銃が一番理想的だろうかということを考えたのだ。その結果、G23が一番理想的という結論に達したのだ。


 ハンドガンには、オートとリボルバーがある。オートは連射性能、装弾数に優れるが、同口径のリボルバーに比べ銃が大型化するというデメリットがある。以前は故障しやすいと言われていたが、現在はこの問題はオートもリボルバーも信頼性に遜色はない。


 連射性能に関しては、リボルバーの連射はダブルアクションであり、連射するのに重いトリガーを引かなければならず、自動でハンマーをコックしてくれるオートに比べると連射性能は低くなる。


 装弾数はリボルバーの物理的限界といえる。リボルバーはシリンダーにカートリッジを装填する方式のため、材料工学が発達した現在においても6〜7発が限界だ。もちろん小口径の銃であれば装弾数は増えるが、実戦用ハンドガンとしては意味を為さない。


 リボルバー唯一のメリットと言えるのが、同口径のオートに比べ小型軽量であるということだ。これは、オートは自動で排莢装填を行うため、どうしても機構が複雑になり銃が大型化してしまう。


 分かり易いのは44マグナム弾を使用するM29とデザートイーグルだが、M29の6.5インチの重量が1.4kgなのに対して、デザートイーグルの重量は1.7kgに達する。4インチモデルになると重量が1.2kg弱で全長24cmに対してデザートイーグルは27cmと大きく差が出る。


 これに関してはリボルバーの勝ちなのだが、実戦用ハンドガンと考えた場合、大口径である必要はないので大きさの違いはそれほど問題ではない。


 そうなると、オートになるのだが、ここでまた問題だ。オートといっても様々な弾薬を使用するモデルがある。どの口径がいいのだろうか。


 まず9mm未満の口径は駄目。威力が無さすぎる。これは実戦経験者から聞いたことなので間違いない。9mm以上ということになるのだが、狩猟をする訳ではないのであまりに強力な弾薬は不要だ。


 これらから考えて実戦用では9mm以上45口径以下というのが常識的なラインだろう。基本的には世界の実戦部隊が配備しているのは、9mmか45口径のどちらかだが、これらにはそれぞれ長短がある。


 9mmは小型なので装弾数を多くすることが出来るが威力がない。これに対して45口径は威力はあるが、大型で装弾数を多くすることが難しい。何かを捨てなければならないのだが、実は、この2種類の弾丸を止揚する存在として開発された10mm弾というものがあるのだ。


 45口径はメートル法で換算すると11.43mm、1982年に9mmと11.43mmの中間ということで開発されたのが、10mm弾なのだ。


 しかしいかんせん10mm弾は威力があり過ぎた。ライトな防弾チョッキを貫通してしまうことからコップキラーという有り難くない名前を付けられる始末。完全にオーバーパワーだった。


 そこで開発されたのが、10mmの火薬量を少なくした40S&W弾。名称が変わって分かりにくいが、10mmを口径に換算すると40口径。口径10mmライトロード弾だ。


 実はこのカートリッジ、威力と装弾数の関係でいうとかなりバランスがいい様だ。むしろ
現在一番理想的な弾丸といえる。そしてオートで最も評判のいい銃はというと・・・グロックである。とまあ、こんな感じで40口径仕様のG23Fになった訳だ。


G23Fの長所


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フルオート機能がある


 とはいえ、実は、このG23に「F」というモデルは存在しない。KSCの架空の銃である。この銃の最大の特徴は、な、なんとフルオート機能があるのだ。んで、またこのフルオートが面白いんだ!ぶおーって弾幕を張れる。装弾数は20数発だったと思うが(私は実銃と同じ13発しか入れないから分らない)、凄まじい快感。


 まあ、実際サバゲで使うときにはバーストで使うんだろうが。このバーストはかなり強力な武器になると思う。いい感じのパターンで広がっていく。そして2〜3発ずつの発射だからかなりの弾幕となる。相手にとってはかなりの脅威だろう。

銃自体が小型で携行性が高い


 これは重要。グロックは小型軽量であり、突起が少ないので服に引っかからない。さらに人間工学に基づいて設計されているので扱いやすい。私の知人で実銃での訓練経験のある人はほとんどがグロック信者だ。

命中精度が異常にいい



さらにセミオートでの命中精度は新型チャンバーのおかげで驚異的に良い。5mで2〜3僂砲禄犬泙襦マルイとタメを張れる。

マガジンの気化効率がいい


 これはこのモデルに限ったことではないが、ダブルカラムマガジンは気化効率が良い。ガスガンというのはマガジンに液体のガスが入っている。


 それを気化させて発射するのだが、これは空間の体積が大きいほど効率が良い。シングルカラムに比べダブルカラムは体積が大きいので気化効率がいいのだ。気化効率が良いと発射時の圧力が安定する。連射にも有利だ。


G23Fの欠点


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スライドストップによってスライドが削れてしまう



 G23Fのスライドストップは金属でできている。スライドはプラだ。実銃と同じ仕組みで作れば当然、プラのスライド部分がスライドストップによって削られてしまう。


 他社では、スライド内側に金属のノッチを装着したりして対応しているが、KSCは何もないので削れてしまう。これは痛い!

グロックG23Fはシステム7じゃない



 KSCのガスガンの多くは、確か2007年に開発されたシステム7を使用している。しかしこのG23Fには採用されていない。残念ではあるが、反動はシャープで鋭い。

これが最大の欠点かもセレクターレバーがすぐにニュートラルになってしまう



 G23Fは随分使っているが、服やホルスターにセレクターレバーがちょっと引っかかっただけでレバーがニュートラルになってしまう。ニュートラルになると発射が出来なくなる。戻すにはスライドを引いてセレクターを切り替えなければならない。


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 上掲の画像は私がおっかなびっくりスライドが削れないように一年間注意しながら使った結果。注意すれば削れないが注意しなければ削れてしまう。それともう一つの欠点は(私が気になっているだけ)、気に入ったのでずっと持ってたらグリップに塩が吹いてしまった。うーむ、グリップが別パーツじゃないとなぁ。というKSCとは全く関係ない欠点でした。

まとめ



 グロックのコンパクトモデルはKSC以外にも数社から発売されている。それらの中で私が敢えてKSC製品を選んだのは、何というか、所有感とでもいうのだろうか。KSCの銃は、持っていてワクワクするのだ。


 これは多分、重量バランスや細かな作りこみ、エッジや面の出し方というような本当に細かいこだわりの結果だろう。特にG19用マガジンを装着した時のバランスの良さは筆舌に尽くしがたい。KSCのクラフトマンシップに感激するとともにKSCが大好きになってしまったのだった。

2014年5月18日初稿。
2019年10月17日加筆修正。


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