01_PX4Storm
(画像はwikipediaより転載)

 

 ベレッタPX4は2004年にピエトロ・ベレッタ社が発表したハンドガンで、ローテイティング・バレルシステムを採用しているため反動が少なく、命中精度が高い。さらに人間工学を考慮して設計された各部パーツは非常に評判が良い。当初は米国でも、そのデザインの独特さから敬遠されていたようだが、卓越した性能が認知されるにつれて人気が高まった。

 

PX4(実銃)

 

 

性能

全長 192mm
重量 785g
口径 9mm、10mm、45口径
使用弾薬 9mm弾、40S&W、45ACP
装弾数 17、20発
設計・開発 ピエトロ・ベレッタ社

 

開発

 イタリアの名門、ピエトロ・ベレッタ社が2004年に開発したセミコンパクトピストルである。同社で初めてポリマーフレームを使用したモデルで、モジュラーシステム、ローテイティング・バレルを採用している。このローテイティング・バレルは、射撃時の反動をバレルを回転させるエネルギーに変換させることによって反動が軽減されると言われている。同時に45口径に代表される強力なカートリッジを使用することも可能となった。

 スライドは、ベレッタ社の伝統であるオープンスライド方式からフィスクドスライド方式に変更になっている点が特徴である。トリガーガードはそれまでの指掛けがなくなりコンシール性に優れいている。サイトは蓄光式で暗闇でも30分間は照準をすることができる(2010年には通常のホワイトドットに変更)。銃身下部にはピカテニー規格の20mmレイルが装備されており、フラッシュライトやレーザーサイトを装着することが出来る。バックストラップは大中小の3タイプがあり射手の手の大きさに合わせて交換が可能、同様にマガジンキャッチも3タイプに交換が可能である。

 

バリエーション

 PX4はタイプC、D、F、Gの4タイプ存在する。タイプCは、シングルアクションオンリーでデコッキング機能、安全装置は搭載されていない。タイプDはダブルアクションのみでデコッカー、セイフティが装備されている。タイプFはシングル、ダブルアクション可能でデコッキング機能、セイフティが装備されている。タイプGはシングル、ダブルアクション可能でデコッキング機能はあるがセイフティは装備されていない。他にもスライドがステンレス製のアイノックス、サブコンパクト、コンパクトモデルがある。

 

PX4(トイガン)

 

概要

 トイガンでは東京マルイ、WE-Techがガスブローバックガンを発売している。東京マルイはオリジナルモデルを発売しており、WE-Techはコンパクトモデルを発売している。東京マルイは安定の品質で全く問題はなく、ローテイティング・バレルも再現している等面白い製品となっている。WE-Techはメタルスライドを装備したコンパクトモデルという魅力的なチョイスをしている。

 

東京マルイ Px4 ガスブローバック

性能

全長 192mm
重量 833g
装弾数 25発

 東京マルイ製のガスガン。重量はカートリッジ無しの実銃の重量785gを上回る。但し、実銃は9mm弾を17発装填した場合には920g程度になるのでフルロードの実銃よりは軽量である。15mmのピストンを採用しているため反動は強いが命中精度は非常に高い。バックストラップは大中小が付属する。ローテイティング・バレルを再現したギミックが搭載されているのもユニークであるが、著作権の関係で刻印がベレッタではないのが残念。

 

まとめ

 

 ベレッタPX4はその独特のデザインから敬遠されることが多い銃である。しかし実銃は新方式の発射機構を採用、命中精度が高く反動がマイルドなため連射性能も高い。さらにグリップ等も人間工学を考慮した設計になっていることから扱いやすくかなり高性能なハンドガンである。個性の強いデザインも魅力の一つかもしれない。

 

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