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357_Magnum今回取り上げるのは超有名モデル。S&WM19コンバットマグナム。1955年に357マグナムを発射できる小型・軽量の拳銃をという要望に基づいて開発された拳銃である。当時、357マグナムを発射できる拳銃としては、Nフレームが使われていた。しかしNフレームは大型であり(44マグナムの発射にも耐えられる)、携行性に優れた357マグナム拳銃として開発されたのがM19であった。日本でも次元大介の愛銃として良く知られている(因みにルパン三世パイロット版では『コルトエグゼクティブ』を愛用しているとしているがこれは架空の銃である)。ここでまたwikipediaの記事を見てみよう。(画像はwikipediaより転載)


性能
口径 .38口径
.357口径(約9mm)
銃身長 4インチ(約102mm)
6インチ(約152mm)
使用弾薬 .38スペシャル弾
.357マグナム弾
装弾数 6発
作動方式 シングルアクション/ダブルアクション
全長 241mm
重量 1021g

開発
当時のコンバットシューティング第一人者であったビル・ジョーダンの意見を取り入れて設計され、調整可能なリアサイトを持ち、角を落としていない末広がりの長方形のスクウェアバット型グリップ、ターゲットタイプのグリップなどを備え、Kフレームサイズで「.357マグナム弾も撃てる」拳銃として完成された。

特徴
高威力の.357マグナム弾を使用する拳銃でありながら、軽量な.38スペシャル口径用のKフレームを採用することで携帯性を高めており、職務上、常に拳銃を携帯する警察用としてアメリカで広く採用されていた。
その一方、構造は.38スペシャル弾用の中型フレームである為、.357マグナム弾の強装弾を多用するとシリンダーの歪みや破損などを起こすことがあり、そのため、Kフレームよりもひと回り大きいLフレームを採用したM586という銃が1980年に開発された。また、更に大型のNフレームを採用したM27も存在する(こちらの方が先に製造されている)。 現在は熱処理技術の向上と、シリンダーの溝の位置変更のおかげでシリンダーの破損の危険は低くなっている。
(wikipediaより転載)


 ということだ。有名な割にあまりにも簡単な記事でびっくりしたが、前述のように当時、357マグナムを使用できる銃はS&WではM27、M28等があったがどちらもNフレームであり、携行性に不満が残るものだった。そこで小型軽量化したのがKフレーム、コンバットマグナムである。しかしこれもwikipediaの記事にあるようにフレームの強度が弱く、357マグナムを大量に発射するとフレームが割れるということがあったようだ。wikipediaの記事だとちょっと分りにくいが、「357マグナム弾も撃てる」拳銃というのは通常は38スペシャルを使用するが、必要な時には357マグナムも使うことができるということである。結局、強度不足からLフレームが開発されることになるが、M19はかなりの大ヒットだったようだ。ここでyoutube上のM19動画を観てみたい。
















これはM66。



 トイガンでは、M19は、古くから、それも多数のメーカーから発売されている。モデルガンだとMGC、コクサイ、そしてタナカ、ガスガンではコクサイ、タナカ、東京マルイ等々。意外と多数でも無い気がしてきたが、MGCのモデルガンは相当前に絶版になっており、コクサイは倒産。ブランド名を引き継いだコクサイが現在も生産している。タナカは昔は出していなかったと思うが最近(私の最近は90年代後半以降)、発売されたものだ。


 MGCは金属モデルで正直私は詳しくは知らない。コクサイは「リボルバーのコクサイ」と言われた位なので完成度は高い。元々は外発火式カートであったが、近年(私の近年は90年代後半以降)、フルサイズカートに代わった。内部構造もほぼ正確に再現できている。パイソンのようにリバウンドレバーが摩耗して・・・というようなことは無かった。S&Wの方が基礎設計において堅牢性が高いのだろうか。


 バリエーションは、2.5インチ、4インチ、6インチのHW、シルバー、金属のみであったと思う。かつては真鍮メッキで指の油で簡単にメッキが落ちてしまうもので、金型の劣化によってのバリや妙な凹凸があったが、近年は金メッキでバフ掛けも行って、芸術的ともいえる完成度である。モデルガン職人の技術の粋であろう。ただこのコクサイの完成度も職人の高齢化により、いづれは消えていくだろう(私の想像)。


 タナカのM19もコクサイと同様に完成度が高く、外観、内部のメカニズム共に最高傑作である。特にジュピターフィニッシュが素晴らしい。コクサイ、タナカはどちらを買っても後悔することは無い。











 次にガスガンであるが、ガスガンはかつてコクサイからカート式リボルバー、東京マルイからカートレス式リボルバー、タナカから同じくペガサス式のカートレスリボルバーがある。コクサイリボルバーは初期型の通称「貫通シリンダーモデル」と呼ばれるモデルとそれ以降のモデルがある。「貫通シリンダー」とは物騒な名称だが、別に違法な訳ではない。当初はシリンダーは実銃と同様の構造であったが、見た目が本物っぽいので(こんな理由だった気がする)、自主規制によってシリンダーにインサートを入れることにしたためそれ以降のモデルとは区別されている。


 現在でもヤフオクで高値で取引されていると言いたいが、そうでもない。ただマッチカスタムのスピードコンプは多少高値で取引されている。M19のパワー、命中精度は論外である。期待してはいけない。コクサイの話が長くなってしまったが(好きだから)、次にタナカのガスガンについて書いてみたい。タナカのガスガンはペガサスシステムという独自のシリンダーは回転するがカートは使用しないシステムを持つが、性能はあまり良くない。これは全体的にリボルバーのガスガンに共通する構造的な問題であるが、シリンダーとバレルの間の隙間がどうしてもBB弾に影響を与えてしまう。


 しかし、現在のマルイのガスリボルバーは違う。シリンダーから弾がバレルへ押し出されてから発射されるので、上記のような問題は起こらない。実射性能では断トツ一番である。ということで各社ガスガンのyoutube動画も見てみたい。

















 今回は、M19について書いてみたが、まずwikipediaの記事が薄くてびっくりしたが、まあ、私が知っていることもその程度なのであまりエラそうなことは言えない。トイガンとしてはモデルガン、ガスガンともに完成度の高いモデルが発売されているので、どれも良すぎて迷うという贅沢な悩みがあるかもしれない。





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